槍ヶ岳


- GPS
- 17:53
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 1,559m
コースタイム
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 12:00
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:20
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:03
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7月の大雨により登山道崩壊しており梓川沿いを迂回する必要があった。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
個人装備 |
デジカメ
三脚
ポタ赤
モバイルバッテリー大
出目金レンズ
自由雲台
レンズヒーター
|
---|---|
備考 | アルミマグカップは必要 |
感想
初めての上高地、北アルプスでなぜ槍ヶ岳を選んだのか…
3年ぶりの富士登山を7月10日にして筋肉痛が収まった5日後くらいからほぼ毎日早朝ウォーキング&ジョギングで5-10kmのトレーニングを始めた。
当初15日に槍沢ロッヂを予約しており15日-17日の予定だったが台風の影響を考慮して延期し無謀にも1日で上高地から槍ヶ岳山荘まで登る計画に変更。
星景タイムラプス撮影機材約8kgと水3Lを含む24kgの荷物を携行するため前泊で沢渡駐車場入りする日にモンベルで80Lザックを購入。40Lザックに入る荷物でやめておくべきだった…
槍沢ロッヂで昼飯を食べて休憩してから再出発して10分ほどで撮影機材と防寒着上を岩陰にデポ。悔しかったけど日没前までに山荘到着しないと方々に迷惑をかけてしまうから苦渋の決断。
ババ平を過ぎてから徐々に勾配が大きくなっていき2000mを超えてからは呼吸も徐々に苦しくなり機材デポするまでにかなり下半身を疲労させてしまったので2500mすぎてからは気力で僅かに残った体力を使って登り続け、残り1500m地点からは岩にペイントされている100m毎の標示の度に呼吸を整え山荘を目指した。
ガスに覆われていた穂先と山荘が時々見る事ができ元気が少し出たけど身体は言う事を聞かない。最期の力を振り絞って登り続けて階段状の登山道の最上部を見ると待ち構えている人が。
山荘のスタッフと思っていたら登山者カップルで、テラスのカウンターで下方を見ていたらこんな時間に登ってきてる人がいるけど足取りが重く辛そうでずっと見守って応援してくれていたとの事。どこから登ってきたのか聞かれたが疲労で上高地って言葉が思い浮かばず会話が成立しづらい。チェックインして休んで下さいと言葉を掛けられチェックインして18時半過ぎに夕食を用意してもらってベッドで力尽きた。その後お会いできませんでしたがありがとうございました。あの時はずっと応援してくれていたと聞いて涙を堪えるのに必死だったのはナイショだ。
23時頃に目が覚めてテラスに出て空を見ると星が見える!スマホで撮影しまくり
また少し睡眠を摂ってから5時に食堂で朝飯を食べて日の出の写真を撮ってから穂先アタック開始。ヘルメットと手袋だけの装備なので前日とは天国と地獄の違いで楽々と穂先に到着。晴れていて遠くに見える下界は雲海に覆われてはいたが天気に恵まれて良かった。
肩に戻ってカウンターでコーヒーとタバコを飲みながら景色を見て計画より大幅に遅れて下山開始。ルート変更して東鎌尾根コースで水俣から槍沢コースへ下りてデポした荷物を回収し、またしても槍沢ロッヂで昼食。
横尾まで頑張って下りた、標準CTだと17時半上高地発の最終バスに間に合わない計算だったので横尾山荘に宿泊。
翌朝5時半に朝飯を食べて出発し8時40分頃上高地BTに無事到着して下山終了。
色々と自分の準備不足や認識の甘さが露呈した登山になったので、今後はこの失敗を教訓にして改善しなければ。
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