前穂高岳～奥穂高岳（岳沢↑涸沢↓）
長野県
岐阜県
tan1957
体力度について
- GPS
- 18:27
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,996m
- 下り
- 1,999m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:10
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:21
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:49
| 天候 | 1日目 晴～薄曇り 2日目 晴～雨（雷も）～晴 3日目 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
上高地から岳沢ヒュッテの間で，1ヶ所崩落個所を避ける回り道ができていた。 重太郎新道で1ヶ所，上りと下りが別ルートだった。 吊尾根，ザイテングラート共にペンキマークを見落とさないよう注意が必要。 全体によく整備された一般道だが，いずれも手ごわかった。 |
| その他周辺情報 | 上高地で温泉と思っていたがバス時間の関係で温泉は断念。インフォメーションセンターで20分500円でシャワーを使用。シャワーブースが少ないので待ち時間が必要。平日だからか20分ほどの待ち時間で順番が来た。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
やっと紀美子平到着。地図のコースタイムは小屋から3時間だけど3時間半近く掛かった💦ザックを置いて，ウエストバッグとストックもって山頂へ。
ザックを置いて，ウエストバッグとストックもって山頂へ。
地図のコースタイムは紀美子平から30分だけど，疲れ＋難路で47分かかった〜💦💦でも山頂に立てて嬉しい(^^)/先行ハイカーさんにシャッターをお願いしました。
1
先行ハイカーさんにシャッターをお願いしました。
岳沢小屋でお客さん二人と南陵を登るというガイドさんがいました。もうとっくに登り終えてるかな。
到着〜(^^)/でも歩き回る元気もなく，方位盤を背に座ったまま祠を撮影。
地図のコースタイムだと紀美子平1時間半だけどたっぷり2時間半かかった〜💦💦💦
でも歩き回る元気もなく，方位盤を背に座ったまま祠を撮影。
地図のコースタイムだと紀美子平1時間半だけどたっぷり2時間半かかった〜💦💦💦
下山開始してまもなく雨がポツポツ。高山なので念のため雨具（上のみ）着用。しばらくすると雨が強まり，雷も聞こえる。ズボンは濡れてきたけどもうすぐ小屋だからそのまま下りる。強雨下の鎖場は緊張した〜💦💦💦💦
予定では涸沢小屋泊りだけど，疲労＋強雨で迷わず穂高岳山荘泊に変更。宿泊手続き，涸沢小屋へのキャンセル電話，濡れた衣服を着替えて乾燥室へ，ようやく落ち着いて缶ビール。その頃には雨も上がっていました。
下から見るとハイマツの末端の下は崖になっていて，うっかり踏み込むと転落の危険もありそうですね。昨日，ヘトヘトのままザイテングラートに突入しないで良かった。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ（半袖・長袖）
ズボン
半ズボン
雨具
着替え
ヘルメット
日よけ帽子
行動食
飲料
ペットボトルワイン
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
保険証
スマホ(GPS
地図
カメラ)
モバイルバッテリー
時計
タオル
ストック
ココヘリ発信機
|
|---|
感想
8月に観光旅行でスイスに行き，アイガー北壁などの高山に囲まれたグリンデルワルトの景色に感激しました。日本でも高山に囲まれた場所に行ってみたいと考えて，人生で初めて涸沢に行くことにしました。せっかくなら電車とバスを乗り継いで上高地までの道も楽しもう。ただ，朝，東京発だと上高地到着が12時頃。その日の適当な時刻に涸沢まで行くのは無理そう。朝着の夜行バスは寝られそうもない。と言うわけで，初日は岳沢小屋に泊まり，2日目に重太郎新道〜前穂高〜吊尾根〜奥穂〜ザイテングラートで涸沢に泊まり，3日目は涸沢でゆっくりしてから上高地に下山というプランを立てました。
ところが甘かった。重太郎新道から前穂高は，思いのほか手強い。吊尾根は「尾根」と言っても稜線上を楽しく歩くというものでは全然なく，ペンキでのルート確認やたびたび出てくる岩場で疲労も倍増。完全に予習不足でした。元々脚力が不十分な上に，ほとんど電車とバスで移動する観光旅行とそれに続く先週の台風がらみの大雨で運動不足の追い打ち。紀美子平から吊尾根をのろのろ歩いてようやくたどり着いた奥穂高山頂では歩き回って写真を撮る元気もなし。空模様も怪しい。この時点で，このまま涸沢小屋まで下りるのはかなり厳しいなと言う気持ちになりました。下山開始時点で振り出した雨も急に強くなり，雨具の上着を着用。土砂降りの中を階段とクサリ場を慎重に下りたときには，迷うことなく穂高岳山荘泊に変更の気持ちが固まりました。
3日目に快晴のもとザイテングラートを下降して，ここもやはりかなり簡単に考えていたことに気付きました。昨日のようなよたよた状態で雨の中を強行に下降しないで正解でした。
最初の予定通りにはいきませんでしたが，涸沢からの周りの高山の絶景を楽しみ，涸沢・上高地の間の長さ（！）も経験できたので，全体としては満足できました。次はやはり早い時間に上高地スタートして涸沢に上がってみたいと思います。
自分の体力・技量に見合った山行計画，今後の山歩きの方針 ー 去年の剱岳や今回の前穂高などの高くて尖っている岩山は，今後は近くから眺めるだけにしておくか ー など，すでに2日目の夜の布団の中であれこれ考えさせられた初めての穂高でした。
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