双六岳から笠ヶ岳まで



- GPS
- 28:11
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 3,373m
- 下り
- 3,424m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 3:34
- 合計
- 11:16
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 11:34
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 8:36
天候 | 1日目 晴れ午後一時雨。 2日目 晴れ時々曇り。 3日目 ピーカン。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良い。 |
その他周辺情報 | 荒神の湯(共同浴場で入浴料は募金方式) |
写真
感想
新穂高温泉から歩き始める。夜が明けると急に暑くなってきた。日焼けが気になったが半袖で歩く。
秩父沢には橋がありまずここで休む。水が冷たい。このあたりからもうバテはじめる。腰が重い。吐き気もする。鏡平山荘でかき氷を食べる。おいし〜い。たっぷり休憩をとってまた歩く。やはり苦しい。
弓折乗越を花見平のあたりで雨になる。ウインドブレーカでしのごうと思っていたがかっぱを出す羽目に。雨が冷たい。しかしかえってスピードが出るようになってきた。熱中症だったのか?夕べは名神の工事で遠回りして僕は寝落ちしてしまったが、OさんとIくんは君はずっと起きてたよね。この二人のスタミナはすごい。ありがとうございます。テン場につく頃だんだん快調になった。ザックの底からビールを出して乾杯。なだらかな双六を眺めながら至福のひととき。
双六小屋のテン場はきれいに整地されていて張りやすい。今回は軽量化を図ってツェルト泊だ。テン場の境界杭を利用して立てる。
食事の前に樅沢岳に上がってくる。小一時間で戻れた。双六周辺のおだやかでまったりした景色を楽しめた。雷鳥さんにも会えた。おりて晩飯。ツェルトは狭いので外に出て食べる。結構冷えてきた。
翌朝は双六、丸山まで行ってくる。アタックザックも持ってこなかった。水と合羽だけをメインに詰め込み出発。双六の上からは薬師、鷲羽、槍、穂高、黒部五郎、剣、立山全部見えた。丸山からの帰りは天空の滑走路がよくわかった。
双六から笠の道はきれいな道だ。今度は道の左を槍穂高がずっと伴走し(双六から花見平までログが取れてません。すみません。)てくれる。贅沢!距離があるので最後の方の登りはバテ気味だったが、だんだん晴れてきて最後は笠がよく拝めた。登頂は明朝に回す。小屋に手続きに行ったが小屋までゴーロ帯で15分くらいかかると言われていたけれど全くそのとおり。夜登る気にはなれないのでトイレもしっかりすます。昨夜はツェルトが垂れ下がってきて中が狭かったので今日はOさんのテントに飛び込んで寝ることにする。Oさんごめんね。飯を食って、腰を伸ばしたくてツェルトに入ると焼酎もそこそこにふたりとも寝てしまった。
翌朝は晴れ。日の出は少し雲に隠れていたが笠からの眺望はバッチリ。なんと富士まで見えた。昨日も今日もほんとによく見える。山は天気だね。朝の稜線歩きは最高。抜戸岳からはまた素晴らしくいろんな山が見えた。火打妙高まではわからなかったが中央アルプス、南アルプスがバッチリ。笠はしんどいがいい山だ。
いよいよ笠新道を下る。これはなかなかの難路。急な上にとにかく長い。しかし登ってくる人もたくさんいる。みんな偉いね。後悔はさせないよ!あの景色を見ると必ず満足するだろう。汗もかかずに若い女性が上がってきた。すごいね、というと今日は槍まで行って、明日帰ってくるとのこと。恐れ入りやした。こちらはそれからはひたすら耐えて降りました。いい加減歩くのが嫌になった頃、笠慎吾道入口につきました。林道からはずいぶん遠くなってすました笠が見えました。蒲田川の石が強い日差しを浴びて真っ白でした。流紋岩だな、これも濃飛流紋岩に入るのかな?今回も山に降りてくると行きたい山が増える山行でした。
荒神の湯に浸かり、帰りは白鳥IC、中部縦貫、北陸道、舞鶴、若狭道、阪神淡路大橋で高松に帰ったよ。行きより3時間弱早かった。
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