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Yamareco

記録ID: 722865
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

ジャンダルム(上高地〜西穂〜ジャンダルム〜奥穂〜涸沢〜上高地)

2015年09月19日(土) 〜 2015年09月21日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
mk9138 その他2人
GPS
56:00
距離
24.8km
登り
2,011m
下り
2,006m

コースタイム

1日目
山行
3:20
休憩
0:00
合計
3:20
2日目
山行
13:29
休憩
1:11
合計
14:40
4:00
90
5:30
30
7:00
205
10:25
10:45
29
11:14
11:30
130
天狗のコル
13:40
14:10
100
ジャンダルム
15:50
25
馬の背
16:15
16:20
40
奥穂高
17:00
100
奥穂山荘
18:40
涸沢ヒュッテ
3日目
山行
4:50
休憩
0:30
合計
5:20
9:40
90
涸沢ヒュッテ
11:10
60
12:10
50
13:00
13:30
0
15:00
0
15:00
ゴール地点
天候 1日目 晴れ後霧雨
2日目 晴れ
3日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
沢渡P
コース状況/
危険箇所等
西穂〜奥穂までは、岩稜で、ほぼ全ての場所で滑落と落石に注意が必要です。
天気が少しでも不安定であれば、西穂〜奥穂間は歩かない方がいいと思います。
西穂〜奥穂に入る方は、ある程度の危険の覚悟を決めて入ってた方が、良いと思いますす。
天気・体力・気力・ルートファイディング等すべてが揃って登るルートだと思いました。
予約できる山小屋
横尾山荘
西穂岳 登山口
焼岳分岐
西穂山荘
西穂テント場
西穂テント場より
1
西穂テント場より
西穂テント場より
西穂テント場より
西穂テント場より
西穂テント場より
西穂高 独標
西穂高 独標
西穂高 独標
ピラミッドピーク
ピラミッドピーク
西穂高山頂
西穂山頂より
西穂山頂より
西穂山頂
天狗ノコル
コブ尾根よりジャンダルムを望む
コブ尾根よりジャンダルムを望む
ジャンダルム
ジャンダルム
馬ノ背付近よりジャンダルム
1
馬ノ背付近よりジャンダルム
馬ノ背付近よりジャンダルム
馬ノ背付近よりジャンダルム
ロバの耳付近より馬ノ背・奥穂
1
ロバの耳付近より馬ノ背・奥穂
ロバの耳付近より馬ノ背
ロバの耳付近より馬ノ背
奥穂岳山頂
奥穂岳山頂より
穂高山荘
ザイテン登山道より
ザイテン登山道より
ザイテン登山道より
ザイテン登山道より
涸沢テント場
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
2
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
1
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
1
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
2
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
3
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
1
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
1
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
涸沢テント場より朝
白馬松川橋より白馬三山
1
白馬松川橋より白馬三山

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル カメラ テント シェラフ ヘルメット

感想

行くことはまず無いと思っていましたが、8月後半から何故か?ジャンダルムに行きたくなり、行くなら、西穂〜奥穂まで行きたいと強く思い2年前大キレットで知り合った川崎のWさん、新潟のMさんを誘い同行しました。

<1日目>
上高地から西穂山荘までは、比較的軽快に歩けましたが、歩きながら西穂から先は、本当に行っては良いのか?と自問自答しながら歩いていたら、あっけなく山荘まで着きました。
テント場が午前中に一杯になるとのことで、10時には山荘に着きのんびり過ごしました。ただ、まだ不安で、酒を飲んで勢いをつけるしか無く、結構飲んでしまいました。不安から寝たり起きたりの繰り返しでした。

<2日目>
夜12時は完全に目が覚め、天気も良さそうなので、予定どうり4時に出発しました。
暗い中の出発だったので、西穂迄行き、少しでも天気が曇りがちであれば、1人だけでも引き返そうと思っていましたが、良いのか悪いのか晴れてしまった・・・。
当初は単独でも行く予定でしたが、1人だったら進んでいないかも?と思います。
西穂から歩き始めた時、もう行くしかないと初めて腹をくくれました。
Wさん先頭で私は、最後を歩きました。
西穂から先は、滑落と落石の緊張感で、コブ尾根あたりまでどこが山のピークかも分からず、ひたすら歩くだけでした・・・あまり記憶がありません。
途中、歩いている最中に岩がミシミシと音を立てているのには、初めての体験で、驚きと緊張感が倍増しました・・・それだけ岩がもろいと、いうことだったのでしょう。
コブ尾根の頭あたりで、ようやくジャンダルムが目の前にそびえ、やっとここまで来たんだな・・・と少し安堵感が出ましたが、近くに救助ヘリコブターが飛んでおり、改めて気を引き締め、ジャンダルムに登頂しました。
ジャンダルムでは感激より、何ぜか今までの山歩きを思い出し、感慨深い気持ちになりました。
その後、奥穂までも岩場の連続で、ロバの耳、馬ノ背が今回一番緊張感を強いられた気がしました。
奥穂に着いたら、一気に緊張感がなくなりました。
穂高山荘でテントを張る予定でしたが、昨年同様、予想通りテント場が一杯で、涸沢まで途中からヘッデンを付けて下りました。涸沢につくも、真っ暗でテント場も一杯で、良い場所を探す元気もなく、適当なところにテントを張りましたが、石で体が痛く殆ど寝れませんでした。
西穂から奥穂迄は緊張感で以外と疲れは無かったが、奥穂山荘から涸沢までの間が、体力より足裏の痛みと、ヘッデンをつけながらの神経を使う歩きで、今回で一番きつかったです。

<3日目>
天気も良く、朝の涸沢は最高の景色で、上高地までのんびり歩いて下山しました。
ただ、前日の疲れと、全身筋肉痛で、以外と思っていたよりきつかったです。
上高地では、河童橋からバスの行列ができ、乗合タクシーも約1時間半待ちで人の多さでビックリしました。
その後、白馬の宿で1泊しました。

<総括>
絶対にジャンダルムには行くことは無いと思っていましたが、なぜか8月終わりから西穂から縦走したくなり、1人でも行くと思っていましたが、恐らく1人で行っていれば、自身の実力でしたら無理なコースでした・・・恐らく9割の確率で落ちていたと思います。
当初は1人でも何とかなるだろう?と甘い考えでしたが、下山して、改めて自身の山に対する甘さを痛感しました。
ルートファイディング、岩場の歩き方、すべて、他の2人に教えていただき、連れて行っていただいたような山歩きでした。
出発当日まで本当に行って良いのか?悩みましたが・・・。
出発当日、60Lのザックから荷物を真剣に削ぎ落とし40Lのザックに変更して、本当に良かったです。何を持っていくかではなく、何を持っていかなくても良いのか?の究極の削ぎ落としでした。また、それが前日の21kgから真剣になったらテント、水含め11キロになりました。
本気で山で死にたく無いと思えば、ここまで、削ぎおとせるとは、自身でもビックリしました。
ようやく、登山の軽量化が、いかに必要かを知りました。

ただ、天気、仲間、体力、気力全てが合致して登れた山歩きでした…感謝です。
終わってみれば、2年前、大キレットで齢も生活環境も違う3人が、偶然知り合い、一緒に歩き、その後、3年連続で北アルプスを、年1回ですが合流できたことに、山での出合いは良いものだなと、改めて実感しました。

当初は登り終えれば達成感、感激は凄いだろうな?と思っていましたが、不思議と少なく、普通に無事、家に帰れたことにが一番ホッとし、良かったです。

ただ、このヤマレコ記録を書きながら、今回の縦走の達成感がようやく湧いてきました。

もう2度と、このルートは歩くことは無いと思います・・・。


<今回の荷物>
40Lザック
約11KG (水2L・パン・テント装備)※銀マット・コンロ・着替えなし

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訪問者数:1248人

コメント

縦走おめでとうございます
先週、私も西穂〜奥穂を縦走しました。
当日は生憎のガス&雨で展望が効かず、
また、集中度MAX だったのか、縦走した記憶が残っていません。
今、 mk9138さんの写真を見させて頂き、あそこを縦走したんだな〜と
感慨にふけております。
最後になりますが、縦走おめでとうございます!
2015/9/23 14:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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