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Yamareco

記録ID: 724633
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

※シルバーウィークの紅葉を求めて【初めてのテント泊(3泊4日)】上高地〜涸沢(北穂高〜涸沢岳縦走チャレンジ)

2015年09月20日(日) 〜 2015年09月23日(水)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
70:20
距離
42.0km
登り
2,873m
下り
2,873m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:32
休憩
0:27
合計
2:59
距離 11.2km 登り 333m 下り 224m
2日目
山行
8:26
休憩
1:08
合計
9:34
距離 9.4km 登り 1,371m 下り 670m
8:12
8:16
213
11:49
12:37
142
14:59
15:00
87
ザイテングラート(白出のコル20分手前)
16:27
16:42
3
3日目
山行
9:18
休憩
2:31
合計
11:49
距離 11.3km 登り 1,074m 下り 1,740m
6:04
7
6:11
6:25
173
9:44
10:18
117
12:15
30
12:45
13:17
88
14:45
15:46
67
16:53
17:03
50
4日目
山行
2:25
休憩
0:12
合計
2:37
距離 10.0km 登り 89m 下り 201m
9:20
9:21
33
10:13
10:24
37
11:01
5
11:06
上高地バスターミナル
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路電車】
・JR新幹線はくたか551号
東京06:28発〜長野08:08着
・JR信越本線・甲府行
長野08:18発〜松本09:33着
【往路バス】
アルピコ交通路線バス(松本〜新島々〜上高地)
松本発10:10〜上高地バスターミナル12:00
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/

【復路バス】
アルピコ交通路線バス(上高地〜新島々)
上高地バスターミナル12:00〜新島々バスターミナル13:05
※行きの往復券にて新島々〜松本への上高地線へ振替え
【復路電車】
・上高地線
新島々13:26〜松本13:55
・特急あずさ76号
松本14:18発
コース状況/
危険箇所等
北穂高から涸沢岳へ至る縦走路は、涸沢岳ピークに至る岩稜が長い垂直に近いところを、岩のくぼみの足がかりや、クサリ、時には、杭を駆使して、登攀するのに代表されるように、2時間弱ほぼ全般的に集中力を要される危険地帯であり、つい先月も若い女性の単独行で死に至る滑落事故を起こしている場所なので、岩場の経験が少ない初級者は、このルートの選択には慎重な判断が必要。
予約できる山小屋
横尾山荘
ピンボケだが今回の装備。(一部入りきらないので、装備から外した。)
2015年09月19日 00:32撮影 by  SH-03G, SHARP
2
9/19 0:32
ピンボケだが今回の装備。(一部入りきらないので、装備から外した。)
テント泊用に新調したMILLET MARKHAM 60+20。
こちらのさきほどの装備が入ってパンパンに。
スタビライザーのポケットやセンターポケット、サイドポケットなど、収納性が充実していたのが、購入の決め手。
背負って体重計に乗ると18kg。
2015年09月19日 01:10撮影 by  SH-03G, SHARP
4
9/19 1:10
テント泊用に新調したMILLET MARKHAM 60+20。
こちらのさきほどの装備が入ってパンパンに。
スタビライザーのポケットやセンターポケット、サイドポケットなど、収納性が充実していたのが、購入の決め手。
背負って体重計に乗ると18kg。
上高地バスターミナルから出発。シーズンなので様々な人で賑わう。
2015年09月20日 12:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 12:22
上高地バスターミナルから出発。シーズンなので様々な人で賑わう。
河童橋付近の眺め。雲に隠れた奥穂高岳が見える。
2015年09月20日 12:54撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 12:54
河童橋付近の眺め。雲に隠れた奥穂高岳が見える。
梓川左手には青空に映える明神岳。この明神岳を1日かけて、涸沢カールを0時の方向に、6時の方向から反時計回りに半周することになる。
2015年09月20日 13:28撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/20 13:28
梓川左手には青空に映える明神岳。この明神岳を1日かけて、涸沢カールを0時の方向に、6時の方向から反時計回りに半周することになる。
明神館到着。
2015年09月20日 13:39撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 13:39
明神館到着。
徳澤手前で、綺麗だったので、梓川上流を撮る。
奥に見える山の連なりは、位置的に見て、西岳〜大天井岳なのだろうか?
2015年09月20日 14:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 14:22
徳澤手前で、綺麗だったので、梓川上流を撮る。
奥に見える山の連なりは、位置的に見て、西岳〜大天井岳なのだろうか?
徳澤園着。
2015年09月20日 14:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 14:36
徳澤園着。
恒例のソフトクリームを食し、エネルギー補給。
2015年09月20日 14:48撮影 by  SH-03G, SHARP
2
9/20 14:48
恒例のソフトクリームを食し、エネルギー補給。
バスターミナルから梓川沿いの気持ちの良いハイキングコースを3時間ほど歩き本日のキャンプ地、横尾キャンプ場に到着。
2015年09月20日 15:49撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 15:49
バスターミナルから梓川沿いの気持ちの良いハイキングコースを3時間ほど歩き本日のキャンプ地、横尾キャンプ場に到着。
以前の槍ヶ岳山行で見た同じ光景だが、明日は、ついにこの横尾大橋を超えることになる。
2015年09月20日 15:51撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/20 15:51
以前の槍ヶ岳山行で見た同じ光景だが、明日は、ついにこの横尾大橋を超えることになる。
横尾大橋から見たテン場の様子。
2015年09月20日 16:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 16:03
横尾大橋から見たテン場の様子。
取り急ぎ、幕営に必要なものをすべて出す。家を出る前図ったところ、ザック含めて総重量18kgの重さ。
2015年09月20日 16:09撮影 by  SH-03G, SHARP
1
9/20 16:09
取り急ぎ、幕営に必要なものをすべて出す。家を出る前図ったところ、ザック含めて総重量18kgの重さ。
幕営完了!!700円で場所だけ借りられるので、シーズン時には1か月前から予約必須で、寝るスペースも布団1人に2人と聞いている山荘に泊まるより、よっぽど快適!
2015年09月20日 16:42撮影 by  SH-03G, SHARP
3
9/20 16:42
幕営完了!!700円で場所だけ借りられるので、シーズン時には1か月前から予約必須で、寝るスペースも布団1人に2人と聞いている山荘に泊まるより、よっぽど快適!
自分だけのスペース。
2015年09月20日 16:42撮影 by  SH-03G, SHARP
1
9/20 16:42
自分だけのスペース。
今日の夕食。黄色いアウターのフライシートのチャックを閉めれば、外気の流入もなく、暖かく過ごせる。
2015年09月20日 17:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/20 17:16
今日の夕食。黄色いアウターのフライシートのチャックを閉めれば、外気の流入もなく、暖かく過ごせる。
2日目の朝も快晴!写真は撮り逃したが、6時ごろには、明神岳が赤く染まるモルゲンロートが見られた!
2015年09月21日 07:04撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 7:04
2日目の朝も快晴!写真は撮り逃したが、6時ごろには、明神岳が赤く染まるモルゲンロートが見られた!
いよいよ道の山行へ。
2015年09月21日 07:12撮影 by  SH-03G, SHARP
2
9/21 7:12
いよいよ道の山行へ。
明神岳を右に巻いてしばらく進むと見えてくる屏風岩。
2015年09月21日 07:35撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 7:35
明神岳を右に巻いてしばらく進むと見えてくる屏風岩。
本谷橋着。清流が気持ちよく、小休止には持って来いの場所なので、人でにぎわっていた。
2015年09月21日 08:22撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 8:22
本谷橋着。清流が気持ちよく、小休止には持って来いの場所なので、人でにぎわっていた。
見上げると、おそらく北穂高の表正面の一部が見える。
2015年09月21日 08:15撮影 by  SH-03G, SHARP
1
9/21 8:15
見上げると、おそらく北穂高の表正面の一部が見える。
あと半分の道のりで待望の涸沢カール。
2015年09月21日 08:14撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 8:14
あと半分の道のりで待望の涸沢カール。
山の合間から、奥穂と北穂高への稜線が見えてきた!上部の一部には早紅葉も見て取れる!気分も高揚する。
2015年09月21日 08:52撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 8:52
山の合間から、奥穂と北穂高への稜線が見えてきた!上部の一部には早紅葉も見て取れる!気分も高揚する。
涸沢ヒュッテ手前、色づき始める穂高連峰のその全貌が見えかけてきた!
2015年09月21日 10:19撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 10:19
涸沢ヒュッテ手前、色づき始める穂高連峰のその全貌が見えかけてきた!
道中色づき始めるナナカマドに囲まれた道を通る。
2015年09月21日 10:23撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/21 10:23
道中色づき始めるナナカマドに囲まれた道を通る。
2015年09月21日 10:24撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 10:24
涸沢ヒュッテ手前を振り返る。
2015年09月21日 10:40撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 10:40
涸沢ヒュッテ手前を振り返る。
濃い青空と色づき始めた樹々、山容上部の峻険さを思わせる白い岩場のコントラストが美しい。
2015年09月21日 10:40撮影 by  SH-03G, SHARP
1
9/21 10:40
濃い青空と色づき始めた樹々、山容上部の峻険さを思わせる白い岩場のコントラストが美しい。
11時前ようやく涸沢ヒュッテ到着!
2015年09月21日 10:47撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 10:47
11時前ようやく涸沢ヒュッテ到着!
紅葉の始まりかけではあるが、それはそれで素晴らしい涸沢カールからの眺め。
2015年09月21日 10:48撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
9/21 10:48
紅葉の始まりかけではあるが、それはそれで素晴らしい涸沢カールからの眺め。
ヒュッテから北穂高をバックに涸沢小屋とテント場をパチリ。
2015年09月21日 10:49撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/21 10:49
ヒュッテから北穂高をバックに涸沢小屋とテント場をパチリ。
これが憧れた残雪の残る涸沢カールかと感動もひとしお。写真で見るのとは違い思った以上に急な斜度。
2015年09月21日 10:49撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
9/21 10:49
これが憧れた残雪の残る涸沢カールかと感動もひとしお。写真で見るのとは違い思った以上に急な斜度。
涸沢ヒュッテで恒例のおでんと、昼食にカレーをいただく。
おでんは言わずもがなだが、カレーも好みの濃厚欧風タイプで激うま!
2015年09月21日 11:19撮影 by  SH-03G, SHARP
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9/21 11:19
涸沢ヒュッテで恒例のおでんと、昼食にカレーをいただく。
おでんは言わずもがなだが、カレーも好みの濃厚欧風タイプで激うま!
目の前に広がる涸沢カールと穂高連邦の険しい稜線のダイナミックな迫力に息をのむ。
2015年09月21日 11:26撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 11:26
目の前に広がる涸沢カールと穂高連邦の険しい稜線のダイナミックな迫力に息をのむ。
撤収のことも考えて、テント場中ほど、道のすぐそばに陣取る。
2015年09月21日 11:52撮影 by  SH-03G, SHARP
2
9/21 11:52
撤収のことも考えて、テント場中ほど、道のすぐそばに陣取る。
シリバーウィーク3日目の昼なのですでに無数のテントが張られている。
2015年09月21日 11:52撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 11:52
シリバーウィーク3日目の昼なのですでに無数のテントが張られている。
拙宅近影。それにしても、手に入りやすい手軽さと、オーソドックスさからかモンベルが多い。目印をつけないと別宅に不法侵入しそうになる。
2015年09月21日 12:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
9/21 12:31
拙宅近影。それにしても、手に入りやすい手軽さと、オーソドックスさからかモンベルが多い。目印をつけないと別宅に不法侵入しそうになる。
カールの中心部より、北穂高を望む。
2015年09月21日 12:42撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 12:42
カールの中心部より、北穂高を望む。
カールの中心部より、奥穂高を望む。
中央部に、奥穂高までの岩場の急登を強いられるちょっとした難所「ザイテングラート」とその上部に小さく穂高岳山荘が見て取ることができる。
2015年09月21日 12:42撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/21 12:42
カールの中心部より、奥穂高を望む。
中央部に、奥穂高までの岩場の急登を強いられるちょっとした難所「ザイテングラート」とその上部に小さく穂高岳山荘が見て取ることができる。
ザイテングラートへ至る道の途中にて、紅葉と北穂高。
2015年09月21日 12:42撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 12:42
ザイテングラートへ至る道の途中にて、紅葉と北穂高。
間近に見えるザイテングラートと涸沢岳。横に涸沢槍が聳え立つ。
2015年09月21日 12:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
9/21 12:43
間近に見えるザイテングラートと涸沢岳。横に涸沢槍が聳え立つ。
カール上部より左手を見ると、ひときわ尖った山容が見て取れる。おそらく前穂高だろうか。
2015年09月21日 12:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 12:57
カール上部より左手を見ると、ひときわ尖った山容が見て取れる。おそらく前穂高だろうか。
カールもかなり上部まで登ってきて、北穂高の頂きも間近に見える。
2015年09月21日 13:06撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 13:06
カールもかなり上部まで登ってきて、北穂高の頂きも間近に見える。
2015年09月21日 13:06撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 13:06
「山と高原地図」上の一か所の名前でしかなかったザイテングラートが目の前に!
2015年09月21日 13:10撮影 by  SH-03G, SHARP
9/21 13:10
「山と高原地図」上の一か所の名前でしかなかったザイテングラートが目の前に!
いよいよ、ザイテングラート取り付きに。取り付く前の広場で一休み。
2015年09月21日 13:54撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 13:54
いよいよ、ザイテングラート取り付きに。取り付く前の広場で一休み。
岩に書かれた”ザイテン”の文字が、いよいよな感じを醸し出す。
2015年09月21日 13:54撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/21 13:54
岩に書かれた”ザイテン”の文字が、いよいよな感じを醸し出す。
ザイテンよりカールを見下ろす。テント場のテントも米粒ほどに。
2015年09月21日 14:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 14:03
ザイテンよりカールを見下ろす。テント場のテントも米粒ほどに。
本格的な岩場到来。
2015年09月21日 14:06撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 14:06
本格的な岩場到来。
登攀に夢中で上ばかり見ていながら、ひと休憩に見下ろすと、カールのなだらかなカーブが美しい。
2015年09月21日 14:42撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 14:42
登攀に夢中で上ばかり見ていながら、ひと休憩に見下ろすと、カールのなだらかなカーブが美しい。
山荘まで後20分ほどのところで、タイムリミット。穂高の飛騨側からも流れの早い雲が湧き出てきたので、テントまで折り返すことに。
2015年09月21日 14:59撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 14:59
山荘まで後20分ほどのところで、タイムリミット。穂高の飛騨側からも流れの早い雲が湧き出てきたので、テントまで折り返すことに。
2015年09月21日 15:54撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/21 15:54
2015年09月21日 15:59撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/21 15:59
1日の苦労のごほうび、至福の夕食。
2015年09月21日 17:48撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
9/21 17:48
1日の苦労のごほうび、至福の夕食。
ヒュッテからの夜のテント場。
2015年09月21日 18:39撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
9/21 18:39
ヒュッテからの夜のテント場。
2015年09月21日 18:47撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
9/21 18:47
3日目の朝が来た!今日も快晴!憧れのモルゲンロートを見ることができた!(残念ながら、写真はピンボケ。。。)
2015年09月22日 05:39撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
9/22 5:39
3日目の朝が来た!今日も快晴!憧れのモルゲンロートを見ることができた!(残念ながら、写真はピンボケ。。。)
同じくAF操作がうまくいかず、ピンボケ。
本日は、早朝より、北穂高を目指す。
2015年09月22日 06:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 6:03
同じくAF操作がうまくいかず、ピンボケ。
本日は、早朝より、北穂高を目指す。
北穂高山行中、遠くに富士も見えた!
2015年09月22日 08:21撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 8:21
北穂高山行中、遠くに富士も見えた!
北穂高登頂成功!
2015年09月22日 09:39撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
9/22 9:39
北穂高登頂成功!
山頂はまったくもってこれ以上ないほどの快晴。槍もくっきり見える。
2015年09月22日 10:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
9/22 10:05
山頂はまったくもってこれ以上ないほどの快晴。槍もくっきり見える。
2015年09月22日 10:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 10:05
涸沢岳への縦走を決断。
2015年09月22日 10:44撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 10:44
涸沢岳への縦走を決断。
北穂高〜涸沢岳の中間あたりの最低コルまで無事これた。
2015年09月22日 11:18撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 11:18
北穂高〜涸沢岳の中間あたりの最低コルまで無事これた。
いよいよ涸沢岳への厳しい道のりが。
2015年09月22日 11:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 11:22
いよいよ涸沢岳への厳しい道のりが。
長い垂直のクサリ場。
2015年09月22日 11:31撮影 by  SH-03G, SHARP
3
9/22 11:31
長い垂直のクサリ場。
嶮しいピークに何度も騙され、ついに夢にも登ると思っていなかった涸沢岳の登頂部へ!遥か彼方に槍も見える。
2015年09月22日 12:20撮影 by  SH-03G, SHARP
9/22 12:20
嶮しいピークに何度も騙され、ついに夢にも登ると思っていなかった涸沢岳の登頂部へ!遥か彼方に槍も見える。
涸沢岳頂上部から見下ろすカール。
2015年09月22日 12:11撮影 by  SH-03G, SHARP
4
9/22 12:11
涸沢岳頂上部から見下ろすカール。
山頂の看板と穂高岳山荘。奥は、奥穂高。
2015年09月22日 12:21撮影 by  SH-03G, SHARP
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9/22 12:21
山頂の看板と穂高岳山荘。奥は、奥穂高。
山荘で朝食を採る。奥穂高は時間の関係で割愛。
来年またチャレンジすると心に決めて。
2015年09月22日 13:12撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 13:12
山荘で朝食を採る。奥穂高は時間の関係で割愛。
来年またチャレンジすると心に決めて。
昨日予行演習をしたザイテンも難なく下り、取り付き部に。
2015年09月22日 14:04撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 14:04
昨日予行演習をしたザイテンも難なく下り、取り付き部に。
2015年09月22日 14:04撮影 by  Canon EOS M2, Canon
9/22 14:04
3日目は、テント場に着くなり、幕営撤収。涸沢を後に横尾に下り一泊。
2015年09月22日 15:49撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
9/22 15:49
3日目は、テント場に着くなり、幕営撤収。涸沢を後に横尾に下り一泊。
撮影機器:

装備

備考 【持って行って良かったもの】
・CANON一眼ミラーレスカメラEOS M2(EF-M18-55):せっかくの紅葉の時期、期待の涸沢カールの眺めやテン場の夜景、星空など、露光の関係から一眼でなくては撮れない写真を撮りたいと思っていた。初のテント泊ということもあり、普段の一眼は重くて邪魔なので、思案していたところ、丁度このモデルが型落ちして、不人気の赤ボディーが非常に安く買えた。本体重量274gと、タブレット並の軽さながら、メインで使用しているEOS KISSに劣らぬ性能。行動中もキットのEF-M18-55 IS STMレンズをつけたまま、肩にたすき掛けで、まったく重さや違和感を感じなく、撮りたい時に即レンズキャップを外して写真を撮れた。
・Tabio トレイルラン五本指ショートソックス:日帰りならぬ長期の登山で、特に急な斜面を長時間下山しなければならないケースの場合、フィッティングしてもらった登山靴でもどうしても、足先に負荷がかかり、指と指の間が擦れて靴づれをおこすことがままあった。今回こちらの五本指ショートソックスで手袋のように足の指を独立して履けるので、普段のソックスに二重履きしたところ、靴づれもなく帰宅まで快適に過ごせた。
・イスカ(ISUKA) ウルトラライトコンプレッションバッグ M:初めてのテント泊で、テント、シュラフ等必要最低限のものを、MILLET MARKHAM 60+20に詰めたのだが、予めこれを買っておかなかったら、どうパッキングしても収まらなかった。
マイシュラフ、モンベル ダウンハガー800 #2も苦も無く半分近くの容積に圧縮できて非常に重宝した。

【反省点】
・装備上のあれがあればよかったなどは特になかったものの、計画上不測の事態を見越していないスケジュールだったので、あわやという事態があった。3日目北穂高〜涸沢岳の縦走を達成した後、涸沢ヒュッテに下山するまでのタイムスタンプは予定通りだったものの、デポしたザック等を片付け、テントをしまう撤収作業が見込んでいなく、1時間ぐらいのロス。慌てて横尾まで下ったが、慣れない18kgのザックを担いだままのハイペースな下山に、本谷出会到達前に足をくじく失態をおかす。
幸い歩けなくなるほどのものではなかったが、ペースがかなり落ち、日没までに横尾キャンプ場に到着できるか怪しい雰囲気に。横尾手前は沢沿いの平坦な道なので、ヘッドランプがあれば問題ないのではあるが、テン場の受付が終わるのではないかといいうことと、受け付けてもらえても、日没後の暗闇で慣れないテントを張らなければならないことに思い至り、不安に焦りながらギリギリ薄暗くなる頃合いに到着してひと安堵した。
普段は慎重に2〜3時間は余裕を持たせたスケジュールを組むのであるが、槍ヶ岳山行で見知ったコースを通ることに慢心した結果の半生である。

感想



【動機】
・今年初め、知人に誘われて初めて北アルプスの槍ヶ岳を目指し、勢いでテントも買ってから、見聞きするようになった涸沢カール。紅葉時期の目覚ましいばかりの景色や、並び立つテントと雄大で荘厳な穂高連峰の美しい景色の写真をいろいろ調べて見るにつけ、次第に練度が上がったら絶対行ってみたい憧れの場所となっていた。

・6月の初北アルプス燕岳に始まり、今年の目標だった槍ヶ岳も無事登頂。いままで未経験だった3,000m級の山の魅力に取りつかれ、コンスタントに月一で経験値を増やしていた自分は、予定では来年と決めていた涸沢カールを、9月になり、シルバーウィークの登山を考えていたところに具体的に計画するようになっていた。

【感想全般】
・4日間快晴に恵まれ、特に北穂高〜涸沢岳の縦走を決行した3日目は、今年一番の澄み渡ったこれ以上にない好天。初めてのテント泊に、素晴らしい絶景を堪能でき、3日目の朝にはモルゲンロートも見ることができ、感動もひとしお。

【北穂高〜涸沢岳縦走について】
・当初、力量から考えて、北穂高〜涸沢ヒュッテの往復を基本に計画し、現地で状況判断して問題なさそうであれば、北穂高〜涸沢岳縦走することをなんとなく考えていた。(登山計画上は、コースタイム等も縦走をシミュレーション)
・涸沢に着いたのが2日目のお昼頃と中途半端な時間だったので、翌日の穂高アタックの予行演習として、ザイテングラートを登攀することに決める。時間的に穂高稜線上の穂高岳山荘までは無理であることが予想されたので、途中15:00には折り返すことを念頭に入れて涸沢を出発する。
・その名前から登るのも躊躇していたものだが、慎重に行動すれば翌日のザイテンの下りも問題ないことを確かめ、穂高山荘手前20分地点、岩場が終了したあたりで予測通りの15:00になったので、テントへ引き返す。
・北穂高から涸沢岳へ至る縦走路は、「山と高原地図」上でも、ハシゴと長いクサリ浮石・落石注意とある危険個所であり、難所とされている部分なので、自分の力量で可能かどうか涸沢ヒュッテの山岳相談所に事前相談したところ、「まずは、ザイテングラードから奥穂、もしくは、北穂高への岩場、クサリ場を経験したうえで、難なくこなせるならば」というアドバイスをいただいた。
 その上で、前日のザイテンの途中までの体験と、槍ヶ岳、赤岳〜横岳間の少々トリッキーな岩場を経験した中で、「まずそうと思ったらすぐ引き返す」判断で、いよいよ当日の状況で決行してみる踏ん切りがついた。
・3日目は、30ℓのサブザックに必要最低限の防寒装備と水、行動食を携えた軽装で北穂高登頂。途中の岩場、クサリ場もなんなくクリアして、時間もペースどおり、天候・体調ともに申し分なかったので、北穂高の帰路、涸沢ヒュッテと涸沢岳の分岐点で涸沢岳の道を選ぶ。
・北穂高から縦走路への分岐点の岩場を登り切ると、後は飛騨側に大きく切れ込んだ急斜面を、乏しい足場に浮石に最新の注意をしつつ、長い垂直下降に近いクサリ場や、スラブ状の急斜面にわずかな足がかりがある峻険岩場のトラバース等の登降を経て最低コルに至る。
・涸沢岳まではWebなどの情報や下から見上げて想像した以上に非常に不安定で細いルートが続き、始終緊張が途切れなかったが、一歩一歩、足の裏、手に神経を集中させてなんとかクリアした。
・涸沢岳手前のほぼ垂直の岩場登攀は、何度も偽ピークがあり、ルートも見分けが困難であったが、先行者のルートを見つつ、気持ちを落ち着かせて乗り越えた。
・事前に逆ルートの奥穂高からの下りは、難易度が違うことを情報として得ていたが、まさに取り付いている岩場の垂直下降は、登りと違って、足場を見つけるのも困難なので、自分の力量では不可能であったと思い知る。

無事縦走を終えて思い返すと、始終ひやひやしながらも、飛騨側の鋭く落ち込んだ斜面からの眺めや、涸沢側の景色は、このルートでなければ、得られないまさに絶景で、慎重に検討を重ねたうえで涸沢岳登頂部へたどり着いた時の感動はなにものにも代えがたいものがあった。

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