八峰キレットにチャレンジ！キレットより難路の五竜の登り

2024年09月27日(金) 〜 2024年09月28日(土)

• GPS: 31:37
• 距離: 24.7km
• 登り: 2,908m
• 下り: 2,770m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:13
• 合計: 8:51

距離 13.7km 登り 2,080m 下り 997m

4:48 扇沢市営無料駐車場
4:53 5:01 扇沢駅
5:13 5:14 柏原新道登山口
6:03 ケルン（柏原新道）
6:17 6:23 駅見岬
6:53 水平岬
7:18 富士見坂
7:40 種池山荘
8:42 8:43 爺ヶ岳南峰
8:54 8:55 爺ヶ岳中峰
9:11 爺ヶ岳北峰
9:31 9:32 冷乗越
10:04 冷池山荘
10:14 冷池山荘テント場
10:50 11:01 布引山
11:45 12:09 鹿島槍ヶ岳
12:37 12:50 鹿島槍ヶ岳北峰
13:23 13:30 八峰キレット
13:39 八峰キレット小屋

2日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:39
• 合計: 8:12

距離 11.0km 登り 832m 下り 1,773m

4:14 八峰キレット小屋
5:18 5:24 口ノ沢のコル
5:59 6:06 北尾根ノ頭
8:09 8:11 五竜岳
9:05 9:16 五竜山荘
9:22 9:23 遠見尾根分岐
9:25 白岳
9:56 西遠見山
10:27 10:28 大遠見山
11:06 11:07 中遠見山
11:25 11:34 小遠見山
12:14 12:15 地蔵の頭
12:19 アルプス第1ペアリフト終点
12:25 白馬五竜アルプス平
12:26 ゴール地点

天候

1日目　曇り時々晴れ
2日目　晴れのち曇り、下山後小雨　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場
扇沢駐車場
登山センター的な建物あり。
トイレは大きいです。

コース状況／危険箇所等

柏原新道　　登山口から、水平道（危険個所は、登山道にある、表記通り。）
　トラバースが始まると、時々道が細くなるのですが、その辺りで、1回滑落してしまいました。樹林帯なので、2m以内、けがなしですが、注意不足にならないようにしましょう。晴れていても、充分岩は湿っていて、滑りやすいです。登山道の淵に注意。縦走では、ナイトハイクが必至ですが、注意不足になりやすいですね。
　特に危険と感じた場所はありませんでした。しかしながら、端を歩くとかなり危険な急峻です。道が細くなる時注意。
水平道から種池小屋
少し登りますが、なんてことはないです。
種池小屋〜爺が岳
きれいに白い道が見えますが、ざれ感はありません。整えられた道です。
爺が岳（注意個所は、北峰立ち入り禁止）
今は南峰と中峰が登れるピークで、北峰は高山植物の保護で登れません。
2024年9月28日現在
ピークは狭いです。
爺が岳から冷池山荘（特に危険は感じませんでしたが、大谷原への分岐あり）
穏やかな下りで剣山がみえます。赤岩尾根（大谷原登山口）からの道の合流点過ぎるとすぐ、冷池山荘
冷池山荘〜鹿島槍が岳南峰（特に危険なし）
緩く登っていくと、沢と剣山が見えて眺望がいい尾根筋。そこを過ぎ急登りをすると布引山少し下り、また緩やかに上ると鹿島槍南峰は山頂が広く、休憩する人も多い。霧が晴れれば、眺望もいいのだと思いますが、今回は雲の中。
鹿島槍南峰~北峰（特に危険なしだが、南峰の下りは急）
急下りの岩場が始まり、いよいよキレット近い感じがします。落石注意
北峰は分岐があり、急登りしますが、細い道で、ざれ石だらけですので、要注意
北峰~八峰キレット~キレット小屋（危険個所全体的　落石注意）
細いトラバース的な所が終わり、切れた岩を廻ったりしながら、鉄の橋を渡ったり、鉄の梯子を下り、細いトラバースそして階段を登り、また信州側のキレットらしい
岩の細いトラバース鎖場伝い、そこが終わると、10分ぐらいでキレット小屋に到着しますが、小屋の見える最後の木の階段のところの鎖の足場が荒れていて、落石しそうでした。危険です。最後まで気を抜かずに。

キレット小屋（2024年は9月29日までで終了）
今年は、9/29で終了ということです。
売店値上がり
ビール500ml￥1000ワイン250ml￥1100山バッチ\800お湯500ml￥500お水￥300
紙コップのホットコーヒーやココア￥300
ということでした。夕食は、キャベツこんもり山崩れしそうな添え物ハンバーグ。と、前菜の小皿、とおみおつけ。ご飯も高所で炊いた割にはおいしいです。

　3階建で立派に見えても、天井は薄いみたいで、食堂でお話しようとしても、「上にもう休んでいる人がいるから、もう少し小声で。」と注意されてしまいます。おそらく、私の想像では、山岳救助隊の詰め所があることが理由だと思います。早番とか遅番とかで詰めているのでしょう。15:00位で寝に入ると、8時間睡眠としても、23：00だもんね。
　食事時に、何やら、色々諸注意がありますが、よく聞いておかないと…。
きれいに、清掃が行き渡り、消毒もしっかりされているようですが、ホスピタリティーは思ったより良くないです。寝ても、筋の一部が固まっている感じが取れなかったです。ストレッチいつもより多めがいいです。時間3倍でという感じ。
　あんな場所に小屋があるだけでスゴイので、こんなものでしょうね。　
　早出するときは、玄関脇、自炊室で、ご飯を頂きます。食堂は使えないです。（このような注意事項を夕食時にされます。）

キレット小屋〜口沢のコル（危険個所注意箇所、梯子、急勾配のザレ、細いとラバース）
小屋前のトラバースを行くと、急登りの岩登りが始まり、下り梯子鎖、降りたところの岩の段差が大きかったりしました。気を抜かずに）ザレ場など下りが落石しやすいです。そして、高度感のある細いトラバースを登り気味に進んだ後、また、急下りの危険個所があり、最低鞍部の口沢のコルへ。結構緊張します。
口沢のコル~吊り尾根
口沢のコルからの急登がつらく感じました。北尾根の頭迄登ると、疲れが吹き飛ぶような、鹿島槍の峰が見えます。
吊り尾根~五竜岳（身に関わる危険個所あり）
吊り尾根で、少しリラックスして歩くと、五竜岳の崩れのような斜面が見えます。そこが、なんと、登山道です！人がとりついているのが見えます。もちろんざれていて、ザレたこじゃりに浮石がのっかつている。という風が結構あります。急勾配でかなり危険。下りでこの道を使うということは、私のレベルではは信じられない！
　超怖い、【想像最悪の場合】ざれ石を踏んだあげく、一緒に、蟻疑獄の巣みたいなところまで崩落、滑落したら、命ないかも。かなり注意が必要です。
　という場所を経て、山頂分岐迄進みます。ここで、ザックデポ南下するといいでしょう。ごつごつ岩の隙間を通りながら、五竜岳山頂へ。山頂は狭いです。
五竜岳〜五竜山荘
高度感のあるトラバースで、岩を廻るとき少し危険な感じのする個所が1ヵ所あります。ほかは、今までの危険個所とおんなじ、油断せずに進みましょう。
五竜山荘
コーラ350ml缶￥600
アクエリアス350ml￥800
他清涼飲料水　350ml￥700
という感じで、後立山連邦は、割高なのかな？
五竜山荘〜西遠見
白岳少し上ると、下りは岩、鎖場を下ると、トラバースになります。
西遠見~小遠見
トラバースは左側がキレています。細かくUP/DOWNがあったり、沼があります。小遠見にはゴンドラの最終時刻が書いてあります。小さくもうひと頑張！

小遠見~アルプス平駅
心配やストレスのない、公園内に入ったという感じ。ゴンドラ~小遠見のお客さんもいて、ひとけがおおいです。植物園はもう晩秋イメージで、お花は少なかったです。

その他周辺情報

五竜ゴンドラ　
白馬五竜テレキャビン
遠見駅ーアルプス平駅片道￥1400　往復￥2200

日帰り入浴、食事、土産
エスカルプラザ
　ゴンドラの建物からみえます。入口は、ゴンドラ側と、道路側にあります。入口入ると、エントランスホールの中心に受け付けがあり、1F温泉は受付で支払いをし、脇を入ります。案内あり。PayPay払い、各種クレジット決済できます。
2Fに食券制のレストランあり。冷やし山菜そば\800円など。リーズナブルもちろん,pay払いできます。

https://www.hakubaescal.com/

写真

10/1 20:55

早朝スタート

9/28 6:01

扇沢駐車場が見えます。

10/1 19:59

さりげなく危険な柏原新道。滑落
例えばこんな風に落ちる。という感じ山側に避けてある大きな石をよけるとき、谷側に引き寄せられてしまう…。かなり注意したいです。
「この先150mは…滑落事故多発…」の黄色い注意標識がありましたが、その先にも似たところがあり、無傷2m滑落を経験しました。もう経験したくないです。

9/28 6:48

小屋岳

9/28 7:03

立山

9/28 8:15

種池小屋からの爺が岳

9/28 8:22

冷池山荘が見える布引山への稜線

9/28 8:41

9/28 8:53

10/1 20:06

雷鳥さん

9/28 9:18

剣山と棒小屋の沢

9/28 9:45

冷池山荘

9/28 10:51

布引山

9/28 10:53

鹿島槍ヶ岳、南峰が見えます。

9/28 11:40

雲隠れであまり景色は見えないけど、暑くならずに快適な温度でした。

9/28 11:40

縦走路は雲に覆われてしまう。

10/2 17:07

北峰分岐〜北峰は細いトラバースと急な大岩の多い登り、落石注意.
分岐からの、ザレ場と山頂

ここからが、危険個所

9/28 13:26

八峰キレットの1部。ここを過ぎれば、10分弱で小屋です。

9/28 17:56

小屋にある、縦走路の略図

9/29 5:22

朝の剣山

9/29 5:44

9/29 5:50

10/2 21:25

吊り尾根から見える。五竜岳水色が道で黄色が落石蟻地獄のボーダーライン。赤紫色のベクトルに引き込まれると死ぬ！⚠️☠️
もう引き返せないよ。

9/29 8:09

何とか五竜岳

9/29 8:09

山頂から
唐松岳、旭岳、白馬岳の稜線。

撮影機器：

moto g53y 5G motorola

感想

zxpakn

油断大敵山行が連続していますが、とうとう、小滑落。
ステージは、回数やるほど悪くなるのだから、注意どころか、保険会社を変えるというレベルのものに…。
そこまでやるのか？という感じの保険会社のアラウンド経済があるなー多分引き受け保険の裏金融は外資がらみだなーという感じ。
悪い人がいるという噂の取り仕切りも、薄っすらベールをはがした感じ。まそうなんでしょう。遭難、避難案件続出だし…。
気を付けるべきは、体調管理以外にもあるのだ…。考えなくては…。
同行のみなさま、いろいろとありがとうございました。