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Yamareco

記録ID: 733165
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

紅葉絶景の裏剱(室堂〜仙人池〜欅平)

2015年09月29日(火) 〜 2015年10月02日(金)
 - 拍手
yamatake01 その他1人
GPS
--:--
距離
29.7km
登り
2,324m
下り
4,119m

コースタイム

1日目
山行
3:02
休憩
1:03
合計
4:05
11:10
0
室堂
11:10
11:50
35
みくりが池温泉
12:25
12:30
27
雷鳥沢キャンプ場
12:57
13:05
75
新室堂乗越
14:20
14:30
45
剱御前小舎
15:15
剱沢小屋
2日目
山行
6:50
休憩
2:40
合計
9:30
6:00
107
剱沢小屋
7:47
8:00
70
真砂沢ロッジ
9:10
9:25
40
二股
10:05
10:20
63
仙人新道中間ベンチ
11:23
11:30
33
仙人峠
12:03
12:45
20
池の平小屋(昼食)
13:05
13:15
22
展望台分岐
13:37
14:35
30
池池の平小屋(平の池散策)
15:05
25
仙人峠
15:30
仙人池ヒュッテ
3日目
山行
5:50
休憩
0:35
合計
6:25
6:45
120
仙人池ヒュッテ
8:45
8:55
45
仙人温泉小屋
9:40
9:45
125
1628mピーク
11:50
12:10
60
仙人谷ダム(昼食)
13:10
阿曽原温泉小屋
4日目
山行
6:00
休憩
1:30
合計
7:30
7:00
170
阿曽原温泉小屋
9:50
30
大太鼓
10:20
85
トンネル
11:45
12:05
45
鉄塔
12:50
13:15
15
欅平駅
13:30
14:15
15
名剣温泉(入浴)
14:30
欅平駅
天候 1日目:晴れのちガス
2日目:晴れ
3日目:晴れのち曇りのち雨
4日目:雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
雪渓は日々状況が変わるため、剣沢小屋、仙人池ヒュッテでルート、注意点、危険場所教えてくれるので聞いてかから出発すること。
以下は当日の状況で注意個所
・剣沢小屋〜剣沢雪渓:雪渓中央部を進み、ナムの滝の少し上で左岸の夏道に出る。(10本歯アイゼンで快適に下る)
・真砂沢ロッジの下の三ノ沢雪渓:ハシゴ谷乗越ルートを使う迂回ルートがあるが通らずに、剣沢小屋で教えてもらったとおり、左から三ノ沢雪渓が剣沢雪渓に合流する地点に、雪渓の割れ目がありそこに下りて水の流れる沢を渡渉する。
・仙人池ヒュッテから下ると雪渓に入るが70m程下った後に左岸の夏道に出る。ここで9/29行き過ぎて雪渓を踏み抜き落下して骨折、ヘリ輸送された方あり。(アイゼン不要)
・この後、再び雪渓に下り立ち30mほど雪渓を下る。(アイゼン不要)
・仙人温泉小屋から雲切新道へのルートが雪渓崩れのため通行できず、仮登山道が表示されている。雪渓左岸をロープ表示に沿って下り、土道で沢に下って渡渉(増水時注意)。ここから白い煙が上がる源泉まで登って正規ルートに復帰する。

なお、10/2の爆弾低気圧の風雨の影響で、仙人ダムに下りる直前の仙人沢にかかる橋が流出して通行不可。10/3以降復旧作業予定。
この他にも暴風雨の影響がでているかも知れないので、よく山小屋等へ情報収集の事。
その他周辺情報 欅平へ下山後は徒歩約15分の名剣温泉にて入浴。
日本秘湯を守る会加盟の温泉で川の流れを見ながらの露天でゆったり。
予約できる山小屋
剱澤小屋
お馴染み・みくりが池からの立山
2
お馴染み・みくりが池からの立山
みくりが池からの立山(左)と浄土山(右)
3
みくりが池からの立山(左)と浄土山(右)
地獄谷と奥大日岳
1
地獄谷と奥大日岳
雷鳥沢のテン場は静か
雷鳥沢のテン場は静か
これから登る稜線
1
これから登る稜線
紅葉と立山
気持良く登っていきます
1
気持良く登っていきます
新室堂乗越から剱御前へ
新室堂乗越から剱御前へ
奥大日岳
奥大日岳と紅葉
輝く紅葉
地獄谷と室堂平
もうすぐ剱御前小舎
もうすぐ剱御前小舎
剱御前小舎に到着
剱御前小舎に到着
剣沢へのルートを見下ろす
剣沢へのルートを見下ろす
光輝く谷の斜面
登山研修所付近の見事な紅葉
登山研修所付近の見事な紅葉
剱沢小屋に到着
夕食はエビフライ・コロッケとシチューで最高
夕食はエビフライ・コロッケとシチューで最高
朝食もしっかりいただきます
朝食もしっかりいただきます
「点の記」撮影隊の寄せ書き
「点の記」撮影隊の寄せ書き
夜明け前の月
朝の赤く燃える剱岳
2
朝の赤く燃える剱岳
岩峰も美しい
剣沢雪渓を下ります
1
剣沢雪渓を下ります
何ともビューティフル
2
何ともビューティフル
雪と紅葉
平蔵谷雪渓
岩峰と紅葉
真砂沢ロッジが見えてきました
真砂沢ロッジが見えてきました
剣沢を振返る
雪渓が悪くなっています
1
雪渓が悪くなっています
真砂沢ロッジは今日で小屋締め
真砂沢ロッジは今日で小屋締め
三の沢は雪渓の割れ目から渡渉
三の沢は雪渓の割れ目から渡渉
へつります
迂回路の内蔵助方面への丸太橋・・・10/2流失
迂回路の内蔵助方面への丸太橋・・・10/2流失
二股橋で小休止
氷河に認定された三ノ窓雪渓
2
氷河に認定された三ノ窓雪渓
上部をアップで
三ノ窓雪渓(左)と小窓雪渓(右)
2
三ノ窓雪渓(左)と小窓雪渓(右)
真赤なナナカマドと小窓雪渓
6
真赤なナナカマドと小窓雪渓
ナナカマドと鹿島槍ヶ岳
3
ナナカマドと鹿島槍ヶ岳
小窓雪渓と紅葉
白馬岳〜唐松岳
手描きの美しい道しるべ
2
手描きの美しい道しるべ
八峰の鋭い岩峰
紅葉と相まって美しい
紅葉と相まって美しい
仙人池ヒュッテは紅葉に囲まれたユートピア
3
仙人池ヒュッテは紅葉に囲まれたユートピア
雪渓からの長い滝
1
雪渓からの長い滝
池の平小屋
モンローの唇は下唇のみ
3
モンローの唇は下唇のみ
展望台へは左ですがここと勘違い
展望台へは左ですがここと勘違い
池の平山はモリブデンの鉱山でした
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池の平山はモリブデンの鉱山でした
仙人山の紅葉
何とチングルマが今でも
何とチングルマが今でも
平の池を見下ろす
3
平の池を見下ろす
針の木岳
平の池は湿原
輝くチングルマの草紅葉
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輝くチングルマの草紅葉
雄大な五竜岳(左)と鹿島槍ヶ岳(右)そして手前に仙人池ヒュッテ
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雄大な五竜岳(左)と鹿島槍ヶ岳(右)そして手前に仙人池ヒュッテ
仙人池ヒュッテの奥には五竜岳
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仙人池ヒュッテの奥には五竜岳
仙人池ヒュッテに到着
1
仙人池ヒュッテに到着
仙人池の逆さ剱
仙人池からのパノラマ
3
仙人池からのパノラマ
ここで帆立とはびっくり!
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ここで帆立とはびっくり!
朝の逆さ剱
朝陽を浴びる岩峰の先端
4
朝陽を浴びる岩峰の先端
先端が燃えています
5
先端が燃えています
立山(富士の折立/左)・真砂山(中央奥左)・別山(中央奥)
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立山(富士の折立/左)・真砂山(中央奥左)・別山(中央奥)
素晴らしい景色です
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素晴らしい景色です
仙人池ヒュッテの皆様お世話になりました
3
仙人池ヒュッテの皆様お世話になりました
下山開始で最後の剱
2
下山開始で最後の剱
白馬岳を見ながら下ります
白馬岳を見ながら下ります
紅葉の山ともおさらば
紅葉の山ともおさらば
雪渓を下る先行者
1
雪渓を下る先行者
ここで夏道に
仙人温泉小屋
巨大なスノーブリッジ
1
巨大なスノーブリッジ
けっこう危ない雪渓(ここは通りませんが)
けっこう危ない雪渓(ここは通りませんが)
仙人温泉小屋下の仮登山道の説明版
仙人温泉小屋下の仮登山道の説明版
左側のロープ沿いに雪渓を下り、沢に出ます
左側のロープ沿いに雪渓を下り、沢に出ます
危うい雪渓の左岸端を歩くツアーの皆様
1
危うい雪渓の左岸端を歩くツアーの皆様
崩壊した雪渓の下を渡渉
崩壊した雪渓の下を渡渉
下ってきた雪渓(中央奥)と仙人温泉小屋(右下)
1
下ってきた雪渓(中央奥)と仙人温泉小屋(右下)
仙人温泉の源泉
雲切新道はハシゴやロープで激下り
雲切新道はハシゴやロープで激下り
仙人谷にかかるこの橋は10/2流失
仙人谷にかかるこの橋は10/2流失
仙人谷ダムの青い水
仙人谷ダムの青い水
仙人谷ダムの放流とトロッコ軌道屋根
1
仙人谷ダムの放流とトロッコ軌道屋根
ダム内の通路
トロッコ電車が通過
トロッコ電車が通過
阿曽原温泉小屋に到着
阿曽原温泉小屋に到着
ここの露天は最高
1
ここの露天は最高
夕食は豚汁がうまい
夕食は豚汁がうまい
今朝の雨で水量が凄い
今朝の雨で水量が凄い
トンネルで雪渓の下をくぐります
トンネルで雪渓の下をくぐります
大きな木がひっかかっています
1
大きな木がひっかかっています
ようやく雨が上がり
1
ようやく雨が上がり
欅平のメインストリートの橋
欅平のメインストリートの橋
名剣温泉
ここもいい露天です
ここもいい露天です

感想

今年の紅葉は早い。
週間天気予報の秋の晴天予想を見て出発を急遽早め9月29日スタート。
北陸新幹線が出来て立山方面はアクセスが非常に便利となり、東京始発06:16に乗れば立山室堂に10:40到着。
ゆうゆうと当日15時過ぎに剱沢小屋に入れる。

裏剱、特に仙人池からの剱岳八峰と池に映る逆さ剱に憧れ、遂に秘境とも云われる黒部の奥に行き、丁度紅葉がジャスト見頃の絶景を目にすることができた。

剣沢の雪渓を下りながら岩峰に広がる赤や黄色の紅葉が雪渓の白さに映えて大変美しい。
二股までくると三ノ窓雪渓が眼前に現れ、氷河と認定された万年雪と鋭い岩峰に圧倒される。
仙人新道で尾根に上がると、これも氷河に認定された小窓雪渓、右手には白馬岳から鹿島槍ヶ岳に連なる後立山連峰が美しい。
池の平小屋からモンローの唇を見、仙人池ヒュッテでは朝日に光る逆さ剱である。
下山では阿曽原温泉で心地よい野趣豊かな露天風呂を満喫。
何とも贅沢な紅葉と岩峰展望の山旅だった。

なお、阿曽原温泉小屋では夜中中爆弾低気圧による強風雨が吹き荒れた。
その影響で雲切新道の最終下山地の仙人谷ダムに下る橋が流失して10月2日から阿曽原への下山が不可能となったようである。

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体力レベル
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