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Yamareco

記録ID: 7636798
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

西穂高〜奥穂高決死縦走

2024年09月13日(金) 〜 2024年09月15日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
47:09
距離
18.9km
登り
1,884m
下り
2,832m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:01
休憩
0:01
合計
1:02
距離 1.8km 登り 253m 下り 34m
13:56
21
スタート地点
14:17
14:18
40
14:58
2日目
山行
9:24
休憩
3:50
合計
13:14
距離 5.9km 登り 1,358m 下り 726m
3:10
13
3:23
3:24
48
4:12
4:24
21
5:51
6:11
9
6:20
6:21
32
6:53
7:08
28
7:36
7:46
15
8:01
4
8:05
8:22
14
8:36
8:42
17
8:59
9:24
55
10:19
10:21
27
10:48
10:57
7
11:04
11:57
43
12:40
12:56
25
13:21
13:30
38
14:08
14:25
74
15:39
17
15:56
16:07
17
3日目
山行
5:55
休憩
0:46
合計
6:41
距離 11.2km 登り 260m 下り 2,051m
6:25
149
8:54
8:58
26
9:24
9:44
13
9:57
10:07
59
11:06
11:15
28
11:43
26
12:09
12:10
11
12:21
5
12:26
12:28
38
13:06
ゴール地点
天候 曇り・晴れ・雨
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高ロープウェイ利用
コース状況/
危険箇所等
西穂高〜奥穂高
日本最難関ルート
破線ルート(バリエーションルート)
エキスパートのみが立ち入るべきルート
※岩場斜度、鎖場難易度は妙義山塊の方が勝る
その他周辺情報 ひらゆの森(平湯温泉)
前日に新穂高ロープウェイを使い西穂山荘泊。前夜から出発まで降雨あり。雲海の中の雨で高度を上げれば雨はあがると信じ、2時スタートの予定を1時間遅らせて、3時に山荘を決心して出発。ヘッドライトをつけて、どうにか西穂高まで来た。
2024年09月14日 05:46撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 5:46
前日に新穂高ロープウェイを使い西穂山荘泊。前夜から出発まで降雨あり。雲海の中の雨で高度を上げれば雨はあがると信じ、2時スタートの予定を1時間遅らせて、3時に山荘を決心して出発。ヘッドライトをつけて、どうにか西穂高まで来た。
P1からは、バリエーションルート(破線)!
あとは覚悟を決めて進むのみだ!
2024年09月14日 06:13撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 6:13
P1からは、バリエーションルート(破線)!
あとは覚悟を決めて進むのみだ!
赤岩岳手前の垂直下降。滑落死者が出た難所!最下部の最後の一歩の足の置き場がないので、左右に瞬時に足をついて、どうにか降りた!
そのあとは、危険な水平トラバースあり!
2024年09月14日 06:33撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 6:33
赤岩岳手前の垂直下降。滑落死者が出た難所!最下部の最後の一歩の足の置き場がないので、左右に瞬時に足をついて、どうにか降りた!
そのあとは、危険な水平トラバースあり!
赤岩岳と後ろには奥穂高方面の山並み。
先月、8月3日に西穂高まで下見に来たときに、先ほどの下降鎖場にて滑落死者あり。お線香をあげて黙祷した。
2024年09月14日 06:49撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 6:49
赤岩岳と後ろには奥穂高方面の山並み。
先月、8月3日に西穂高まで下見に来たときに、先ほどの下降鎖場にて滑落死者あり。お線香をあげて黙祷した。
間ノ岳へのザレ場の登り!
スライド者がいなくてよかった。
2024年09月14日 07:17撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 7:17
間ノ岳へのザレ場の登り!
スライド者がいなくてよかった。
逆層スラブの急角度の鎖場
2024年09月14日 08:08撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 8:08
逆層スラブの急角度の鎖場
天狗ノ頭
※どうにか中間点くらいまできた!
2024年09月14日 08:28撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 8:28
天狗ノ頭
※どうにか中間点くらいまできた!
天狗のコル
※岳沢エスケープ分岐
ここからは体力勝負の登りが続くが、ところどころ、足場が無く強引に登るような箇所あり。また、ロストにも注意する箇所あり。登り切るとジャンまで、あと少しだ!
2024年09月14日 08:58撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 8:58
天狗のコル
※岳沢エスケープ分岐
ここからは体力勝負の登りが続くが、ところどころ、足場が無く強引に登るような箇所あり。また、ロストにも注意する箇所あり。登り切るとジャンまで、あと少しだ!
ジャンダルム 3,163m 無事登頂!
天使👼に遭遇!涙がでるほど嬉しかった!
2024年09月14日 11:08撮影 by  F-51B, FCNT
9/14 11:08
ジャンダルム 3,163m 無事登頂!
天使👼に遭遇!涙がでるほど嬉しかった!
ジャンダルムを過ぎ信州側をトラバースしたあと、ここに来る手前で、先行者の女性が飛騨側に滑落。救援対応に時間を要した。そのあとにあるこのロバの耳の下降はこのルートでの最大の難所。ロバの耳の上部1段目下降、上部2段目下降は鎖無しで手足の置き場が小さく少なく、危険困難であった。無事に降りることができてよかった。
2024年09月14日 12:45撮影 by  F-51B, FCNT
9/14 12:45
ジャンダルムを過ぎ信州側をトラバースしたあと、ここに来る手前で、先行者の女性が飛騨側に滑落。救援対応に時間を要した。そのあとにあるこのロバの耳の下降はこのルートでの最大の難所。ロバの耳の上部1段目下降、上部2段目下降は鎖無しで手足の置き場が小さく少なく、危険困難であった。無事に降りることができてよかった。
ロバの耳からジャンダルムを望む
2024年09月14日 12:45撮影 by  F-51B, FCNT
9/14 12:45
ロバの耳からジャンダルムを望む
難所の馬の背
上りということもあり、思っていたより、怖くなく通過することができたが、事前に足の置き場の確認は必要。信州側に身体を移し、靴半分以下の幅しかないところをトラバースぎみに歩く部分は注意必要。また、反対側から来る人にも注意してスライドした。
2024年09月14日 13:32撮影 by  F-51B, FCNT
9/14 13:32
難所の馬の背
上りということもあり、思っていたより、怖くなく通過することができたが、事前に足の置き場の確認は必要。信州側に身体を移し、靴半分以下の幅しかないところをトラバースぎみに歩く部分は注意必要。また、反対側から来る人にも注意してスライドした。
奥穂高岳 3,190m 無事登頂!
団体の方々で写真渋滞となり30分くらい滞在したが高揚感で良い時間であった!
2024年09月14日 14:20撮影 by  F-51B, FCNT
9/14 14:20
奥穂高岳 3,190m 無事登頂!
団体の方々で写真渋滞となり30分くらい滞在したが高揚感で良い時間であった!
穂高岳山荘に宿泊の受付をして荷物を置いてから、一気に涸沢岳3,110mにも登頂!
翌日天気がよければ北穂高まで行くことも考えていたが、このあと、天候が悪化して雨となる。でも、この涸沢岳を踏んでおいたおかげで、翌週に上高地〜北穂高岳ピストンをして、日本十高山達成に繋げることができた。
2024年09月14日 15:58撮影 by  DSC-W830, SONY
9/14 15:58
穂高岳山荘に宿泊の受付をして荷物を置いてから、一気に涸沢岳3,110mにも登頂!
翌日天気がよければ北穂高まで行くことも考えていたが、このあと、天候が悪化して雨となる。でも、この涸沢岳を踏んでおいたおかげで、翌週に上高地〜北穂高岳ピストンをして、日本十高山達成に繋げることができた。
白出沢のガレ場を経て危険な沢沿いの下り。どうにか新穂高まで無事下山。実力無き者がこのジャンダルムルートを通過することができたのは、運がよかったのだろう。同じことを、ふたたび出来るかと言われれば、わからない。この白出沢上部のガレ場でも数回転倒して靴の留め具がまがってしまうほどであった。足りないものだらけの山行であった。ただ、どうにか、ここを突破できたのは、ここを突破したいという気持ちと情念があったからだろうと思う。命があり、無事帰って来れたことに感謝!
2024年09月15日 09:36撮影 by  F-51B, FCNT
9/15 9:36
白出沢のガレ場を経て危険な沢沿いの下り。どうにか新穂高まで無事下山。実力無き者がこのジャンダルムルートを通過することができたのは、運がよかったのだろう。同じことを、ふたたび出来るかと言われれば、わからない。この白出沢上部のガレ場でも数回転倒して靴の留め具がまがってしまうほどであった。足りないものだらけの山行であった。ただ、どうにか、ここを突破できたのは、ここを突破したいという気持ちと情念があったからだろうと思う。命があり、無事帰って来れたことに感謝!
撮影機器:

装備

個人装備
補助ロープ等
共同装備
単独行
備考 重量12kg(ジャンダルム手前で10kg以下)

感想

妙義山縦走路とよく比較される西穂高〜奥穂高への縦走路。前月の下見で西穂高先のP1までまで来た際は赤岩岳手前の下降鎖場で滑落死者有り。山力の低い私ですが決死覚悟の上で挑戦。途中、ジャンダルムからロバの耳に向かう途中で前を歩く女性が滑落。確保無しで崖を降りて救助支援対応。命あり怪我のみ。県警への救援要請確認後に先へ。ロバの耳、馬の背を前に緊張とアドレナリン最高潮。どうにか難所を突破して奥穂高岳。穂高岳山荘を経由して涸沢岳登頂。翌日は雨の為、北穂高行きを断念して難所の白出沢より新穂高へ。精根尽き果て無事下山帰宅。難ルートを突破できたことに感謝。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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