五竜岳〜白馬岳（回想記録）

2008年09月09日(火) 〜 2008年09月12日(金)

• GPS: 80:00
• 距離: 41.6km
• 登り: 4,145m
• 下り: 4,384m

写真

遠見尾根のゴンドラ始発まで時間があったので、八方尾根麓の諏訪神社の大杉を見学

8：15　ゴンドラ始発　￥860

終点のアルプス平という園地にまだコマクサが咲いていた

五竜岳

白馬岳方面　手前の尾根が八方尾根かな

小遠見山付近から見た鹿島槍ヶ岳とカクネ里雪渓

大遠見山の池付近から

まさに武田菱だ、と感心した

白岳付近から

13：00　五竜山荘　

13：50　五竜岳　
鹿島槍へ向かう男性が一人　彼の後姿がかっこよかった

唐松岳、白馬岳方面

五竜山荘で宿泊　￥9000
18：15　日没

翌朝　富士山が見えた　両脇は八ヶ岳と南アかな

5：20　日の出　右端の浅間山から噴煙が真横に長くたなびいていた

6：00　出発

唐松岳（左）右手前のピークは大黒岳...でいいのかな

左側にはずっと剱岳が見えている

北側から見てもやっぱり五竜岳は美しい

唐松山荘

8：30　唐松岳

大天狗ノ頭

不帰嶮を下ってるところ

険しいところを過ぎたあたりで振り返る　
この途中ちょっと一息つける細尾根（たぶん写真の真ん中あたり）で浮石を踏んでしまい仰向けに転び、危うく崖下に転落するところだった　助かったのはほんとうに奇跡的としか思えない

不帰沢

11：35　鞍部に下って見上げた不帰嶮

大天狗への登り

12：20　登り終えた

14：30　天狗山荘で宿泊　良い雰囲気の宿だった
翌日は6：00出発

ウサギギク？

鑓ヶ岳の登り

6：50　鑓ヶ岳　白馬岳はもう間近

振り返った風景

白馬岳の前に旭岳に登ることにした

10：30　旭岳から眺めた白馬岳

12：00　白馬岳

大池へ下る

なぜここだけ地質が違う？

白馬岳を振り返る

イワギキョウ

15：10　大池

途中で出会ったお二方とベンチで祝杯　勝手に載せちゃマナー違反かもしれないの写真は小さめに

夕食のカレーライスはすごく旨かった　そしてこのお二人のおかげで就寝まで楽しく過ごせた

6：00　大池小屋出発

丘のような乗鞍岳を越えて天狗原へ下る

天狗原から栂池へ下る

ロープウェイ乗り場付近から

2本乗り継いで栂池へ
白馬大池駅から神城駅まで電車
10：30遠見尾根P

時間が早いの城跡と巨木を何か所か立ち寄りながら帰った　これはどこだったか、山中の神社の杉巨木　圧倒されるこの太さ

感想

kenichi-w

この年から、社員管理がわりと緩く、さらに曜日に関係ないローテーション勤務の会社に転職（再就職）したので、今までよりずいぶん気軽に山に行けるようになった。しかしその反面、収入は激減したが。
もう扶養家族はいないし、妻の収入もあるので何とかなるだろうと考えたそのときの判断は、いまかなり厳しい状況にある。
でも残業が月平均150時間なんて会社で30年働いてきたので（何度か労基局の査察が入り前年ついに会社解散となった-倒産じゃなかったことが救いい）、この先はのんびり貧乏生活を楽しもう、なんて考えたのもやむを得ないこととだった気がする。
不帰嶮で転落を免れたのは、体が落ちかけてるとき無意識に出た右手が木の枝（たぶんハイマツ）を掴んでいたから。もしそこに枝がなかったら転落していたので少なくとも大けがはしていたと思う。私は信心深くないので神様仏さまが助けてくれたとは考えられないが、こんな奇跡的なことが前にも一度あったので、もしかすると見えざる手が差し伸べられていた...と思っていればまたいつか救われるときがあるかもしれない。いま貧乏でも、それはありがたく受け入れるべきと考えておこう。山に登る体力があるなら働け、という一部からの指摘は耳が痛いが聞き流している。