記録ID: 7835541
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ハイキング
丹沢
丹沢主脈大縦走(+鍋割山)
2025年02月22日(土) 〜
2025年02月23日(日)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 15:07
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,204m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:41
距離 11.6km
登り 1,653m
下り 277m
14:25
2日目
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:05
距離 17.0km
登り 544m
下り 1,927m
15:50
ゴール地点
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
特に月夜野行きのバスは土日の朝は0700オンリーなので逆算して出発しましょう。 ※https://tabinavitappy.blog.fc2.com/blog-entry-552.html ※こちらのブログが詳しいです。 大倉:大倉バス停から、小田急電鉄の渋沢駅までバスが運行しています。 行きも帰りもなかなか大変でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大きな危険箇所はないものの、所々で山崩れ「かけ」の箇所が散見されました。大雨の際には注意が必要でしょう。また、蛭ヶ岳〜丹沢の間で、山場の鎖場があります。私は高いところはそんなに得意じゃないので、恐怖で足がすくんだ箇所がありました。 |
その他周辺情報 | 橋本駅では、ファミリーマートがありました。補給点らしい補給点はここしか見当たりませんでした。焼山登山口の神社の裏手にトイレがあり、ここで山行に備えていくと良いでしょう。山に入ると、蛭ヶ岳山荘やみやま山荘など、要所に各山小屋があるので、緊急時は物資を購入すると良いでしょう。 |
写真
橋本駅からバスを乗り継いで焼山登山口で下車したところ。降車した登山客は8組くらいだったでしょうか。すぐ目の前に諏訪神社があります。登山の安全祈願のついでに裏手にある公衆トイレで山に入る準備をします。
私は普段軽装で「寒くない?」とよく言われるのですが、尋常じゃない寒さに保温着用のモンベルの股引きを急遽、追加装備、結果的にこれが功を奏します。
私は普段軽装で「寒くない?」とよく言われるのですが、尋常じゃない寒さに保温着用のモンベルの股引きを急遽、追加装備、結果的にこれが功を奏します。
すっかり陽も登って気持ちの良い朝の登山って感じでしょうか。蛭ヶ岳まで登り一辺倒なので気合いが入ります。バスの停留所で降りた登山客約8組の内、私が最後尾でしたので当然ながらこの日、後ろから抜かれることはありませんでした。
ロープ設置箇所もあり、それすなわち急峻であるということ。写真でこの角度が伝わるでしょうか。前回の山行を反省してなるべく体力をセーブして登ります。ちなみにベースウェイトは測っていませんでしたが、8〜10kgだったかと思います。
焼山山頂です。シンボルの見晴台がありますが、事前情報の通り、立ち入り禁止になっており、登ることはできません。ここまで誰とも会ってません。「山と食欲と私」の鮎美ちゃん状態になっちゃいました。
写真かなり見えずらいと思うのですが、黍殻山(きびがらやま)手前に避難小屋があります。登山道の途中に不自然な広場があり、最初パススルーできないと思って入っていかなかったのですが、休憩できる施設と汲み取り式と思われるトイレがあります。
姫次です。「山と食欲と私」の通りでびっくりしました。よく取材されてますね…。私は、この地点の手前のベンチで昼食をいただきました。お気に入りのマジックパスタ(カルボナーラ)でした。天気はこの辺りからグズり始めます。
なんでこの写真を撮ったのか覚えてません…笑 思い出したら追記します。この山行で唯一の心残りが、途中、びっこを引いてるサロモンのシューズのお兄さんとすれ違って…「下山できますか?」と聞いたら「痛いけど大丈夫です」言っていたので、先に進みましたが、お兄さん大丈夫だったかな…。
この辺りから、山陰部や場所によっては板場でアイスバーン状になっている箇所が多々あり、出し惜しみしてもつまらないので、実戦で初めてチェーンスパイクを装着してみます。(もちろん、試し履きはしてましたよ!?)安心感が半端ないです。
蛭ヶ岳まで最後のアタック。天候も荒れてきていますが、山荘が近づいているのと、特に不備等なかったので不思議と落ち着いています。メリノのベースレイヤーに、モンベルのフリースとウィンドシェルという粗末な装備でしたが、普通に問題なかったです。場合によっては、レインウェアを着る予定でしたが…。
写真も動画もほとんど撮れませんでしたが、夕食は名物の蛭カレーです! この日、宿泊客は31人だったそうで、大勢で賑わっていました。ちなみに私はこういうの正直に言うので言いますけど、普通の市販のカレーでした。ただ、この極寒の山頂で頂けるのは本当にありがたい。美味しかったです。
日が暮れる様子と富士山。美しい…。ちなみに宿泊客に単独風の若い女性がいたので下心で話しかけようと思いましたが、ナンパ目的と思われたくなかったので話しかけませんでした…(話しかけとけばよかった!)。
天候もなんか回復してくれて、東京の夜景がバッチリです。東京の宝石箱や〜〜〜! この日は2000に就寝。0700まで爆睡でした。早い人は0530には出発してたみたい。0745に出発したのですが、山荘を出たのは私が最後でした。
丹沢主脈縦走の定義がわかりませんが、ほとんどの登山客とは違う方路である鍋割山(なべわりやま)に向かいます。丹沢山から降りる時は、死ぬほど人とすれ違いましたが、こっちのルートの人通りは疎らです。鍋割山には「アレ」を食べに行きます。
違ってたら申し訳ないですが、蛭ヶ岳が見えます! あんなところから縦走してきたのか…。なんだかとっても感慨深いです。途中、おじさんに「丹沢山はどれですかの?」と聞かれて、不動ノ峰を丹沢山だとウソ言ってすいませんでした…。高い方が丹沢山だと思い込んでました…😅😅
鍋割山に到着。「山と食欲と私」でも主人公が食べていた鍋焼きうどん! なめこ・しいたけ・しめじなどの山の幸がたくさん入ってました。お値段2000円! こんな山奥で鍋焼きうどんを頂けるのはありがたい…。ちなみに正直に言いますが、味は普通でした。
ここから疲労で一気に写真が少なくなりますが、鍋割山から地獄の下山の始まりです。かなり急勾配で膝にきます…。後沢乗越まで降ったら栗ノ木洞と縦走していくつもりでしたが、天候と体力を考慮し、後沢乗越から谷に降り、二俣〜大倉というルートで下山することにしました。
尾関廣さんの銅像がありました。勉強不足で申し訳ないのですが、存じ上げておらず…どうやら著名な登山家さんのようです。こんなマイナーなルートにいらっしゃるとは…。由来があるのでしょうか。
撮影機器:
感想
今回、東京出張の集大成ということで丹沢主脈縦走に挑戦しました。前回、大岳山の山行で足を痛めて敗退してしまったので、準備に準備を重ねての挑戦でした。準備した甲斐もあり、大きな事故や忘れ物もなく、無事に下山することができました。
これまでは登山初心者を名乗っていましたが、もう初級者の域に達したと言っても過言ではないのでしょうか。普段は、1000m以下の低山を中心に登山していますが、今回得られた経験は得難いものがあり、とても大きな自信に繋がりました。
しかしながら少なからず反省点もございますので、今回の山行を「運が良かった」とし、さらなる研鑽を続けていこうと思います。
冬のシーズンも終了し、これから春夏になっていきますが、関西に帰った後も低山を中心に登山をがんばっていきたいと思います。関東の山は、素敵な山ばかりで、もし関東に住む機会があれば、今回の出張で登れなかった山々に挑戦したいと思います。
今後の目標は、大阪50山と関西三大トレイルの制覇、これを目標にしていきたいと思います。乞うご期待!動画も「かなり」のんびり作成しますのでそれまでは最新の動画をお楽しみください。チャンネル登録も是非!
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