永田岳〜宮之浦岳〜黒味岳 (白谷雲水峡→淀川)

2025年04月25日(金) 〜 2025年04月26日(土)

• GPS: 15:00
• 距離: 33.3km
• 登り: 3,042m
• 下り: 2,410m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:28

距離 15.3km 登り 1,794m 下り 943m

10:59 白谷広場
11:04 11:07 飛龍おとし
11:24 さつき吊り橋
11:46 11:50 白谷山荘
11:56 11:59 苔むす森
12:08 12:14 辻峠
12:21 12:23 太鼓岩
12:33 辻峠
13:02 13:05 楠川分れ
13:09 小杉谷山荘跡 トイレ
13:57 14:13 大株歩道入口
14:27 14:36 ウィルソン株
14:55 15:01 水場
15:04 15:08 大王杉
15:29 15:38 縄文杉
15:40 15:41 高塚小屋
16:27 新高塚小屋

2日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 1:50
• 合計: 9:22

距離 18.1km 登り 1,248m 下り 1,467m

4:24 新高塚小屋
5:05 坊主岩
5:30 5:35 平石
6:01 6:03 焼野三叉路
6:48 7:04 永田岳
7:48 7:50 焼野三叉路
8:08 8:27 宮之浦岳
8:38 8:39 栗生岳
9:33 9:48 投石の岩屋
9:51 投石平
10:09 10:11 黒味岳分かれ
10:38 10:49 黒味岳
11:08 黒味岳分かれ
11:17 11:28 花之江河
11:34 11:37 小花之江河
11:42 11:44 展望台
12:25 12:43 淀川小屋
13:15 淀川登山口
13:27 町道淀川線 車両通行止めゲート
13:37 紀元杉バス停
13:41 13:44 紀元杉
13:46 ゴール地点

ログの精度は悪いです。

天候

1日目：くもり、2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 船 飛行機

●羽田空港⇔鹿児島空港：飛行機利用

●鹿児島空港⇔市内天文館：鹿児島空港連絡バス、片道大人1,500円
https://nangoku-kotsu.com/ashuttle/

●鹿児島港⇔屋久島：高速船トッピー・ロケット
往復大人22,300円（5/1〜は 23,300円）
行き4/25：鹿児島港 7:45発 → 宮之浦港 9:45着
帰り4/27：安房港 7:00発 → 鹿児島港 9:40着
https://www.tykousoku.jp/

●屋久島内：屋久島交通バス
行き4/25：宮之浦港 10:15発 → 白谷雲水峡 10:50着、560円
帰り4/26：紀元杉 14:55発 → 安房 15:54着、1,260円
https://yakukan.jp/wp-content/uploads/2025/04/d782f2e1e638987decc45731e4152a79-1.pdf
※車内では新500円硬貨、新紙幣、2,000円札以上の両替はできません。
Suica,Pasmoは使えません。
※淀川登山口のバス停は1.5kmほど離れた紀元杉になります。車(タクシー/レンタカー)は淀川登山口まで入れます。

●宿泊
4/24前泊：鹿児島港に近めのビジネスホテル
4/25：新高塚小屋（避難小屋です。トイレあり、ペーパーなし）
4/26後泊：安房港に近めの民宿

★屋久島観光協会
https://yakukan.jp/

コース状況／危険箇所等

登山道は明瞭です。
栗生岳〜投石岩屋と、黒味岳分れ〜黒味岳に少しロープ場があります。

写真

4/25(金)、休暇を取得して「洋上アルプス」鹿児島県 屋久島にやってきました。
どんより曇り空ですが、翌日晴れれば全てよし。

宮之浦港からバスで移動して、白谷雲水峡から1日目のスタートです。

「くぐり杉」をくぐります。
ときどき晴れ間、ときどき小雨がぱらつく天気です。

白谷山荘に着きました。
前回は夕方スタートで1泊目はここでした。

「苔むす森」を登って行きます。

武家杉と公家杉です。
白谷雲水峡内にもそこそこのヤクスギがあります。

辻峠から「太鼓岩」に寄りました。
展望が広がります。
中央右寄りのピークが、明日登る宮之浦岳です。

太鼓岩から「楠川分れ」に下ってきました。
荒川登山口からの道と合流です。
ここからしばらくトロッコ軌道を歩きます。
最初はわくわくします。

沢筋などには橋があるので変化になります。

「大株歩道入口」に着きました。
トロッコ軌道とは別れ、ここから登山道になります。

大株歩道に入ると、ヤクスギの巨木が点在します。
パワーをもらいながら登って行きます。

ウィルソン株です。
内部が空洞の切り株です。
アメリカの植物学者の名前らしい。
きれいなハート型にするのは、おじさんには難しかった。

これは「大王杉」です。

そして、1日目のハイライト「縄文杉」に到着しました。
ヤクスギの巨木のなかでも圧巻です。

縄文杉から少しで高塚小屋です。
もう少し進みます。

本日の宿、新高塚小屋に着きました。

本日の寝床です。
テープで1人分のスペースが区切られています。
GWの1日前なのでこの日の宿泊は十数人と少なめ、ゆったり使用できました。
皆が寝静まると、ヤクシマヒメネズミが出没しました。前回も経験済み。
食料は吊るしておきました。ザックの中だと食いちぎられるらしい。

4/26(土)、2日目スタートしました。
明るくなってきました。

良い天気になりそうです。
開聞岳に、

霧島連山が見えました。
左端が韓国岳、右に高千穂峰。

「平石岩屋」で開けました。
最高峰の宮之浦岳が見えました。
高い木はなくなり、花崗岩の岩が点在する、幸せの縦走路です。

こちらは永田岳

種子島の奥から日が昇ってきました。

天気最高です。
先に永田岳に向かいます。
せっかく登ったのに、下って登り返します。

きつぃ〜、もう少し。

永田岳に着きました。
奥は口永良部島かな。

歩いてきた道を下って、宮之浦岳へ登り返します。
はぁ〜

宮之浦岳に登って行きます。
きつぃ〜。

やりました。
宮之浦岳に到着しました。

先ほど登った永田岳を振り返り。

では、先に進みます。
前に見える翁岳などポコ3つは巻いていきます。
右に黒味岳が見えてます。

黒味岳が近付きました。
眼下には休憩適地の「投石平」です。

黒味岳に登りました。
おお〜、素晴らしい。
左に永田岳、中央に宮之浦岳、両雄が並び立ちます。

中央付近に少し開けた「花之江河」に下ります。

「花之江河」に着きました。
高層湿原の南限らしい。
標識の奥には、

ヤクザルが食事中でした。
バスの時間にはだいぶ余裕です。

淀川小屋に着きました。
ここもテープで1人分のスペースが区切られています。

淀川登山口に下山し、バス停の紀元杉まで歩いて終了しました。
バスの時間まで1時間以上ありますが、ぎりぎり であせるよりはいいでしょう。
4/28(月)は仕事なので、翌日4/27(日)屋久島を後にしました。
どうもありがとうございました。

感想

shio-tetsu

ご訪問ありがとうございます。
10年ぶりに屋久島を縦走しました。
前回は2泊3日で縦走しましたが、3日目は本降りの雨で、「ひと月に35日雨が降る」と言われる屋久島の洗礼を受けました。
今回は天気に恵まれ、永田岳と宮之浦岳に、前回は雨でスルーした黒味岳からの展望を満喫できました。
そして、トロッコ軌道を歩き、屋久杉の巨木にパワーをもらい、最高の縦走になりました。