ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8280826
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山

朝日連峰 花と眺望 天空の道

2025年06月11日(水) 〜 2025年06月14日(土)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
26:55
距離
37.5km
登り
2,896m
下り
2,885m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:35
休憩
0:00
合計
1:35
距離 3.4km 登り 82m 下り 5m
13:08
95
スタート地点
2日目
山行
5:09
休憩
0:09
合計
5:18
距離 7.3km 登り 1,184m 下り 228m
4:12
102
5:54
6:02
82
7:24
49
8:13
8:14
76
3日目
山行
12:07
休憩
2:25
合計
14:32
距離 13.0km 登り 1,182m 下り 976m
4:56
4:57
14
5:11
5:16
20
5:36
6:06
27
6:33
6:35
14
6:49
73
8:02
9:03
22
9:25
79
10:44
10:46
64
11:50
11
12:01
21
12:22
12:26
11
12:37
13:17
320
4日目
山行
7:25
休憩
1:51
合計
9:16
距離 13.8km 登り 449m 下り 1,675m
4:02
4:38
13
6:30
6:32
50
7:41
7:49
11
8:41
8:42
36
9:18
9:19
33
10:00
10:01
89
11:30
56
12:26
43
13:09
ゴール地点
日暮沢避難小屋への林道は15日から開通した様子。下山時,避難小屋前駐車場に3台。
天候 1日目→☂️
2日目→⛅️🌀
3日目→✨☀️
4日目→⛅️☂️
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
月山弓張平に野営後,山形県西村山郡西川町大井沢へ移動。北側の日暮沢よりアプローチ。日暮沢避難小屋までの道は通行禁止とあり,途中に停め日暮沢避難小屋まで歩く。
コース状況/
危険箇所等
◇日暮沢避難小屋~龍門山避難小屋
→雪解け後で倒木や雪渓が多い。稜線手前の雪渓が難儀なのと,遮るものがない稜線の🌀が堪えた。命の水は途中の雪渓で確保。龍門山避難小屋の水場はたっぷり。
◇龍門山避難小屋~北寒江山
→縦走路にところどころ雪。アイゼン不要。
◇龍門山避難小屋~朝日岳避難小屋
→ところどころ雪渓。西朝日岳~大朝日避難小屋の下りのみアイゼンを着ける。全線🌼🌼🌼😙
◇大朝日避難小屋~小朝日岳
→銀玉水の雪渓下りはチェーンアイゼンだと少し不安。慎重に下りる💦切れ落ちた箇所も多く用心。小朝日の巻道は雪渓で超危険⚠️パスで。
◇小朝日岳~日暮沢避難小屋
→雪渓が登山道をところどころ隠す。踏み抜きに注意⚠️ルートを確認し下りる。根子川沿いの原生林の道は野趣に富む平行😭移動。細いトラバース,倒木,渡渉箇所,ロープ場といろいろ😅。
その他周辺情報 大井沢に♨️。地元の産品等販売。そば屋は営業時間に注意。
天候と残雪の状況から2座目月山登頂は中止。弓張平から朝日連峰がのぞいた。
朝日連峰の麓,大井沢に移動。ニリンソウを見ながら,3km手前の車止め箇所から日暮沢登山口へ。
12
天候と残雪の状況から2座目月山登頂は中止。弓張平から朝日連峰がのぞいた。
朝日連峰の麓,大井沢に移動。ニリンソウを見ながら,3km手前の車止め箇所から日暮沢登山口へ。
ミヤマキスミレ,ラショウモンカズラ,ミヤマカラスアゲハ,ホウチャクソウ,ユキザサ。重い荷物の林道歩きも🌸さんぽ。3階建ての貸切の宿,日暮沢避難小屋と〜ちゃこ。1日目はここでお終い🍻。
13
ミヤマキスミレ,ラショウモンカズラ,ミヤマカラスアゲハ,ホウチャクソウ,ユキザサ。重い荷物の林道歩きも🌸さんぽ。3階建ての貸切の宿,日暮沢避難小屋と〜ちゃこ。1日目はここでお終い🍻。
2日目,稜線へ上がる。夜半から強い風が吹いていた。午後から回復予報だったが,天気は不安定。東の空に降臨する天使様を背中に,まずは清太岩山をめざす。
サラサドウダン,チゴユリ,アカヤシオ,マンサク,マイヅルソウ。花の出方は飯豊と同じ。
10
2日目,稜線へ上がる。夜半から強い風が吹いていた。午後から回復予報だったが,天気は不安定。東の空に降臨する天使様を背中に,まずは清太岩山をめざす。
サラサドウダン,チゴユリ,アカヤシオ,マンサク,マイヅルソウ。花の出方は飯豊と同じ。
真っ白タムシバ。
14
真っ白タムシバ。
雪渓からの水が湧き出すとこにリュウキンカたち。
10
雪渓からの水が湧き出すとこにリュウキンカたち。
雪が溶けた場所から一斉に咲き始めるカタクリ,イワウチワ,ショウジョウバカマ。
11
雪が溶けた場所から一斉に咲き始めるカタクリ,イワウチワ,ショウジョウバカマ。
セリバオウレン♂。6月に見えるとはさすが雪深き場所。ゴロビツ沢源頭水場は雪に埋もれ😭。水問題が発生したが雪渓からの水で解決。
12
セリバオウレン♂。6月に見えるとはさすが雪深き場所。ゴロビツ沢源頭水場は雪に埋もれ😭。水問題が発生したが雪渓からの水で解決。
泊装備のゆっくりペース。樹林帯は倒木や雪渓でそれなりに時間を要す。それ以上に森林限界を越えてからの爆風に揺さぶられた。🌀で清太岩山,ユーフン山をスルー。
ハクサンイチゲ,エンレイソウ,コイワカガミ,ズダヤクシュ,タケシマランたちが震える。
13
泊装備のゆっくりペース。樹林帯は倒木や雪渓でそれなりに時間を要す。それ以上に森林限界を越えてからの爆風に揺さぶられた。🌀で清太岩山,ユーフン山をスルー。
ハクサンイチゲ,エンレイソウ,コイワカガミ,ズダヤクシュ,タケシマランたちが震える。
龍門山分岐への登山道は雪渓の中へ。よじ登るのしんどい。
7
龍門山分岐への登山道は雪渓の中へ。よじ登るのしんどい。
爆風に耐え,龍門山避難小屋へ転がり込んだ。
狐穴小屋までの到達は無理。停滞決定。きれいな部屋で朝から🍻。ラーメン容器やお菓子の袋はぱんぱん。
12
爆風に耐え,龍門山避難小屋へ転がり込んだ。
狐穴小屋までの到達は無理。停滞決定。きれいな部屋で朝から🍻。ラーメン容器やお菓子の袋はぱんぱん。
ウイスキーをちびりちびりと飲みながら,何もしない贅沢な時間を過ごす。夕方、風が少し収まり青空がのぞいた。水場の様子を見に行くと水はたっぷり。雪渓は徐々に崩落。ミヤマキスミレ,キヌガサソウ,シラネアオイ,ヒメイチゲ,チングルマの花園。
13
ウイスキーをちびりちびりと飲みながら,何もしない贅沢な時間を過ごす。夕方、風が少し収まり青空がのぞいた。水場の様子を見に行くと水はたっぷり。雪渓は徐々に崩落。ミヤマキスミレ,キヌガサソウ,シラネアオイ,ヒメイチゲ,チングルマの花園。
ヒナザクラにお初😙。ハクサンコザクラ白タイプです。天気は回復し明日を楽しみに就寝。
21
ヒナザクラにお初😙。ハクサンコザクラ白タイプです。天気は回復し明日を楽しみに就寝。
3日目は,空身で寒江山へモルゲンさんぽ。少し欠けた月が西の空で輝く。
10
3日目は,空身で寒江山へモルゲンさんぽ。少し欠けた月が西の空で輝く。
ご来光〜♪山形方面は雲海の下。
18
ご来光〜♪山形方面は雲海の下。
月山,鳥海山,岩手山や八幡平方面。東北の名峰が並ぶ。
17
月山,鳥海山,岩手山や八幡平方面。東北の名峰が並ぶ。
波打つ雲海。月山や鳥海山が浮かぶ。
14
波打つ雲海。月山や鳥海山が浮かぶ。
寒江山〜以東岳。
17
寒江山〜以東岳。
ゼブラな以東岳。振り返ると稜線の隙間に磐梯山山頂。遠く佐渡島も。
13
ゼブラな以東岳。振り返ると稜線の隙間に磐梯山山頂。遠く佐渡島も。
これから歩く西朝日〜中岳〜大朝日の縦走路。
12
これから歩く西朝日〜中岳〜大朝日の縦走路。
寒江山1695mでかんこ〜♪光が入ったコイワカガミやミネウスユキソウ,🌸ご機嫌タイムの始まり。
19
寒江山1695mでかんこ〜♪光が入ったコイワカガミやミネウスユキソウ,🌸ご機嫌タイムの始まり。
朝日連峰のライバル,飯豊山系も雲の上。歩いたところが見えるとうれしい。
19
朝日連峰のライバル,飯豊山系も雲の上。歩いたところが見えるとうれしい。
以東岳の勇姿。またの機会に訪ねたい。朝のさんぽはここまで。
19
以東岳の勇姿。またの機会に訪ねたい。朝のさんぽはここまで。
ゼブラな稜線を見ながら龍門山の小屋まで戻った。
ミヤマキンバイ,ミネウスユキソウ,イイデリンドウ,カタクリ,ツバメオモトたち。
13
ゼブラな稜線を見ながら龍門山の小屋まで戻った。
ミヤマキンバイ,ミネウスユキソウ,イイデリンドウ,カタクリ,ツバメオモトたち。
ユキハタザオ?の小さな花。
12
ユキハタザオ?の小さな花。
白い飯豊の稜線。
ミヤマスミレ,ミヤマキスミレ,シラネアオイもいきいき。
16
白い飯豊の稜線。
ミヤマスミレ,ミヤマキスミレ,シラネアオイもいきいき。
縦走路はハクサンチドリだらけ😙。咲きっぷりは朝日の勝ち🎖️
13
縦走路はハクサンチドリだらけ😙。咲きっぷりは朝日の勝ち🎖️
どうやってできた?🤔
14
どうやってできた?🤔
少しずつ雲海が下がる。月山も鳥海山もよい形だった。
大きなヒメイチゲ?と思ったら初見のエゾイチゲだった。キヌガサソウ,あと少しのサンカヨウ,ショウジョウバカマ,ミツバオウレンたち。
11
少しずつ雲海が下がる。月山も鳥海山もよい形だった。
大きなヒメイチゲ?と思ったら初見のエゾイチゲだった。キヌガサソウ,あと少しのサンカヨウ,ショウジョウバカマ,ミツバオウレンたち。
小屋に戻り荷物をまとめた。龍門山避難小屋から大朝日へスタート。ハクサンイチゲとミヤキンバイの花畑。ハクサンイチゲは咲きっぷりは飯豊の勝ち🏅。
15
小屋に戻り荷物をまとめた。龍門山避難小屋から大朝日へスタート。ハクサンイチゲとミヤキンバイの花畑。ハクサンイチゲは咲きっぷりは飯豊の勝ち🏅。
若干ピンクタイプ,ハクサンチドリ。
17
若干ピンクタイプ,ハクサンチドリ。
青空が似合うミネウスユキソウ。ミネウスユキソウは朝日の勝ち🏅
17
青空が似合うミネウスユキソウ。ミネウスユキソウは朝日の勝ち🏅
山肌が赤く見えるほどのピンクのイワカガミ。ミヤマキンポウゲ,ヒメタケシマラン,イワウメ,ミヤマダイコンソウも咲いている!
12
山肌が赤く見えるほどのピンクのイワカガミ。ミヤマキンポウゲ,ヒメタケシマラン,イワウメ,ミヤマダイコンソウも咲いている!
花に励まされながら進む天空の道。西朝日まであと僅か。
13
花に励まされながら進む天空の道。西朝日まであと僅か。
この辺りからチングルマ密度が高まる。
22
この辺りからチングルマ密度が高まる。
ミヤマリンドウやミヤマカタバミを見ながら,西朝日岳1814mと〜ちゃこ。大朝日が尖る。
13
ミヤマリンドウやミヤマカタバミを見ながら,西朝日岳1814mと〜ちゃこ。大朝日が尖る。
暴風に耐えたミネザクラ。
9
暴風に耐えたミネザクラ。
中岳の雪渓の下で水を汲んだ。中岳は1812mの立派なピークなのに登山道が巻いている。立派な山容なのに名前もフツー😭せめて中朝日岳ぐらいにすればいいのに。
ノウゴウイチゴ,エゾイチゲ,ミヤマリンドウたちを眺め...。
12
中岳の雪渓の下で水を汲んだ。中岳は1812mの立派なピークなのに登山道が巻いている。立派な山容なのに名前もフツー😭せめて中朝日岳ぐらいにすればいいのに。
ノウゴウイチゴ,エゾイチゲ,ミヤマリンドウたちを眺め...。
大朝日岳山頂避難小屋へゴール。山頂で🍻。ライバル飯豊の絶景があて♪
21
大朝日岳山頂避難小屋へゴール。山頂で🍻。ライバル飯豊の絶景があて♪
湿った装備は小屋の前で天日干し。同宿はお一人のみと貸切。15日が山開きらしい。
この周辺,ブヨを含め羽虫が半端なく多い。虫除けは必須!
14
湿った装備は小屋の前で天日干し。同宿はお一人のみと貸切。15日が山開きらしい。
この周辺,ブヨを含め羽虫が半端なく多い。虫除けは必須!
何もしない贅沢な時を過ごした。少しずつ雲が上がり始めた大朝日。チングルマ,アカヤシオ,ミヤマキンバイ,ミヤマリンドウ,アオノツガザクラたち。
12
何もしない贅沢な時を過ごした。少しずつ雲が上がり始めた大朝日。チングルマ,アカヤシオ,ミヤマキンバイ,ミヤマリンドウ,アオノツガザクラたち。
ちびりちびり飲りながら入日を眺める。この時間は少しだけ虫が減った。月山は雲隠れ。おやすみなさい。
17
ちびりちびり飲りながら入日を眺める。この時間は少しだけ虫が減った。月山は雲隠れ。おやすみなさい。
4日目。空一面に雲。東の空だけ明るい。空身で山頂に上がり,朝日岳の朝日〜😅。寒くないのがありがたい。
最終日は小寺山方面へ下り,朝日連峰を周回。
10
4日目。空一面に雲。東の空だけ明るい。空身で山頂に上がり,朝日岳の朝日〜😅。寒くないのがありがたい。
最終日は小寺山方面へ下り,朝日連峰を周回。
通過した銀玉水の雪渓を見上げる。チェーンアイゼンでゆっくりと下りた。一番のヒヤヒヤポイントだった。下調べや準備は十分に(反省💦)。
8
通過した銀玉水の雪渓を見上げる。チェーンアイゼンでゆっくりと下りた。一番のヒヤヒヤポイントだった。下調べや準備は十分に(反省💦)。
小朝日への道も何気に危険な香り。花は絶えず。
ミヤマキスミレ,あと少しのヒメサユリ,ツガザクラ,ウラジオヨウラク,マイヅルソウたち。
11
小朝日への道も何気に危険な香り。花は絶えず。
ミヤマキスミレ,あと少しのヒメサユリ,ツガザクラ,ウラジオヨウラク,マイヅルソウたち。
小朝日に上り返す。巻道は雪渓があり大変危険らしい。過去に多くの犠牲者😱が出ていると..。
だんだん雲が下り大朝日は隠れた。雨も落ち始めた。こんな天気でも多くの登山者とスライド。
9
小朝日に上り返す。巻道は雪渓があり大変危険らしい。過去に多くの犠牲者😱が出ていると..。
だんだん雲が下り大朝日は隠れた。雨も落ち始めた。こんな天気でも多くの登山者とスライド。
サンカヨウみっけ。咲き始めコバイケイソウ,ミヤマニョイスミレ,ナルコユリ,イワナシ,ハクサンチドリ。
15
サンカヨウみっけ。咲き始めコバイケイソウ,ミヤマニョイスミレ,ナルコユリ,イワナシ,ハクサンチドリ。
今季初見のツマトリソウ。雫を纏って瑞々しい。
15
今季初見のツマトリソウ。雫を纏って瑞々しい。
小寺鉱泉の分岐を過ぎると,誰にも出会わない静かなブナの森へ上り返し,ハナヌキ峰を越えてひたすら下る。こちらも倒木等が多い。
チゴユリ,ツクバネソウ,ギンリョウソウ,ユキザサ,サラサドウダンと高さに応じた花が出てくる。
11
小寺鉱泉の分岐を過ぎると,誰にも出会わない静かなブナの森へ上り返し,ハナヌキ峰を越えてひたすら下る。こちらも倒木等が多い。
チゴユリ,ツクバネソウ,ギンリョウソウ,ユキザサ,サラサドウダンと高さに応じた花が出てくる。
雪渓の上にニホンザルの群れ。
13
雪渓の上にニホンザルの群れ。
尾根を下り切ると根子川の沢鳴りを聞きながら平行移動。ただこの平行移動が曲者!崩落箇所を巻く道,ロープ場,足幅のトラバース等,油断ならない場所が続く。
ミゾホオズキ,シュレーゲルアオガエル,アカハライモリなどなど。
10
尾根を下り切ると根子川の沢鳴りを聞きながら平行移動。ただこの平行移動が曲者!崩落箇所を巻く道,ロープ場,足幅のトラバース等,油断ならない場所が続く。
ミゾホオズキ,シュレーゲルアオガエル,アカハライモリなどなど。
日暮沢避難小屋と〜ちゃこで,朝日連峰を周回。小屋前に水場が引かれ,冬季用トイレは水洗トイレに変更されていた。
大井沢♨️でリセット。最後の夜を楽しみ,明日の移動に備える。
6
日暮沢避難小屋と〜ちゃこで,朝日連峰を周回。小屋前に水場が引かれ,冬季用トイレは水洗トイレに変更されていた。
大井沢♨️でリセット。最後の夜を楽しみ,明日の移動に備える。
15日午後に帰宅。8泊9日の休暇を存分に堪能した。隊長がくれた山の幸タラと大井沢で買ったナメタケを,地酒「銀嶺月山」で頂く。タラの芽の風味,ナメタケの旨みは,家人にも好評。
長旅に付き合ってもらった隊長に感謝する旅だった。
16
15日午後に帰宅。8泊9日の休暇を存分に堪能した。隊長がくれた山の幸タラと大井沢で買ったナメタケを,地酒「銀嶺月山」で頂く。タラの芽の風味,ナメタケの旨みは,家人にも好評。
長旅に付き合ってもらった隊長に感謝する旅だった。

感想

北飯豊終了後,東北遠征②月山へ移動。食料等補給し雨の弓張平で野営。月山日帰りで考えていたが,ガスと貧弱装備の雪渓歩きで断念。♨️付きの休養日にした。
東北遠征③は,飯豊のライバル(と飯豊の避難小屋に書いていた😅)朝日連峰を目指す。北側の大井沢より稜線を歩いて周回する旅。山麓の日暮沢避難小屋~稜線の龍門山避難小屋~大朝日避難小屋を繋ぐ。
日暮沢山荘までは車止めあり。先行車1台の場所から林道を歩き,1日目は日暮沢避難小屋で一献。関東甲信と北陸は梅雨入りし東北も14日頃梅雨入りらしい。麓でも強風で既に嵐の予感。
2日目は稜線を目指し泊装備で登り開始。予報では午後から天気回復とあった。ゴロビツ沢源頭水場で給水できず(水場が雪に埋まっていた)焦るが,雪渓から流れる水で3L確保😅。清太岩山~ユーフン山と辿るこの道,飯豊山ほどの厳しさはない。しかし雪渓と倒木に度々阻まれるタフな道。森林限界を越えると体を持っていかれそうな爆風🌀に見舞われた。最後の雪渓を登り切り龍門山避難小屋へ転がり込む。以降夕方まで強風とガスで小屋に停滞。幸い食料も水も🍶もたっぷりなので,暖かくして何もしない贅沢な時を過ごした。夕方に予報通り雲が取れ天気は回復。周囲をさんぽし変わりゆく景色を楽しみ就寝する。明日の天気に期待😙。
3日目は前日の🌀が嘘のような超快晴☀️。🌀が空気の澱みを全て吹き飛ばしたかのような空。雲海に東北の峰々が居並ぶ光景に感動する。以東岳まで行くことも考えたが,無理せず寒江山まで空身で稜線さんぽ。至上の展望,光を浴びた花たちがどこまでも続いた。小屋に戻って再び泊装備を背負い,大朝日岳山頂避難小屋への縦走を開始。
龍門山~西朝日岳~中岳のどこも花と絶景。北には雪をたっぷり纏った月山が笑っていた。中岳雪渓で水を再補給し大朝日へ。大朝日山頂で今日のゴールを🍺祝した。夕方に雲が上がって来る中,夕景を楽しみ山の幸で一献。同宿の方は1名だけと静かな夜。
4日目は雲が広がった空の下,大朝日岳からのご来光を眺めスタート。ライバル飯豊山は雲隠れ(朝日岳の不戦勝!)支度を整え下山開始。チェーンアイゼンでは心許ない銀玉水の雪渓下りをクリアし一安心する(下調べと準備が大切とほんと反省)。その先小朝日岳までの道は雪渓はないが,切れ落ちた箇所が多く慎重に歩く。小朝日の巻道は雪渓で超危険⚠️。滑落事故が多く通過は厳しいそうだ。
小寺山を下るこちらの下りも雪渓の中に道が消える場所や踏み抜き箇所,倒木がハイカーを阻む。しかしいろいろな花が次々と変わり飽きさせない道だった。
下りでは多くの登山者とスライドした。天気は下り坂だが,泊まる人,山菜を採る人,走る人,それぞれ休日の登山を楽しまれていた。
小寺鉱泉分岐を過ぎると再び誰にも出会わない道となる。心地よいブナ林の続く野趣に富む道を下り,根子川の沢鳴りが聞きながら日暮沢避難小屋に至った。平行移動とはいえ倒木や崩落を避けて進むハードな道だった。
梅雨入り前で🌀→✨☀️→☂️と天気が変化した朝日連峰。飯豊とはまた異なる山の表情があり,豊かな自然には驚かされるばかり。機会あればまた訪ねたくなる魅力的な場所だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:710人

コメント

satopanさん、隊長:cfjさん、こんばん和😁
8泊9日ですか〜 飯豊に朝日に素晴らしき旅でしたね〜 「うらやましい」以外の形容詞が見当たりません😇
(今年は特に)豪雪に「力」を溜めて、短い春夏を謳歌するように咲き誇る花々に魅了されっ放しでした(^^♪

いつも感心するのがsatopanさんの「編集力」🔎 この旅を撮ったら、私的には3千枚(↑)いきそうです('Д')
山行中は天国ですが、帰ってからのフォト選びに四苦八苦するのが恐怖ですらありますっ(笑)
私には、この膨大なシーンを52枚にはまとめられないでしょう🤔 もちろん、十分伝わりましたが、コツがあれば伝授頂きたく思います('◇')ゞ
2025/6/16 23:44
いいねいいね
1
よしPさん,おはようございます。
付き合いの長い隊長に誘ってもらい,長い休みを頂いて行って来ました😅。隊長は避難小屋泊専門。稜線歩きが大好きなので,重い荷物覚悟の山行😭になります。あちらの山情報に詳しく,一緒に行かせてもらうといろんな発見があります。
今回は,飯豊〜月山〜朝日となんとも贅沢な響きに誘われて行きましたが,月山は雪と雨に阻まれました。日帰りで十分上がれるとこなので,またの機会としました。
編集のこと,お褒めいただき恐縮です。写真の量が少ないと,自分で編集したり見返したりするのが楽です。ヤマレコ・サーバーの容量節約にもなりますね。動植物の写真は多くなりがちなので組み写真にして,雰囲気だけ伝えるなど,姑息な方法でちまちま。面倒ですけどね。
去年まで○マップの無料アカの写真制限が50枚だったので,それに合わせて作っていた影響もあります(今は制限10枚なので関係なくなった)。伝え切れない情報も増えますが,メディアなんてそんなもんと割り切っています。
2025/6/17 6:39
いいねいいね
1
昨日はおつかれ山でした!たくさんお話させてもらって楽しかったです✨
朝日連峰、飯豊連峰、めちゃくちゃ羨ましいです!わたしの今年の夏の遠征の候補に、朝日連峰が上がっていて(結局南アルプスにしたのですが)特に以東岳が何故か気になっていて、来年行けたらいいなぁっておもってます。
ところでトップ画とても良いですね😆山屋と、山の風景。最高の1枚ですね👍
2025/7/29 12:41
yama-sanpoさん,こんばんは。昨日は弥山のすてきな景色をご一緒できて嬉しかったです。F師匠様からもお裾分けを頂き,絶景と思わぬ景色に感謝しきりでした。
あの後晩飯食べてホタル観察行ったのですが,時季が悪いのか?時間が悪いのか?明滅する点が少しだけしか見えませんでした。もっとぶわーって飛ぶのかと思ったのですが😅まあ見るには見れたんでよかったことにします♪ご来光もよかったですよ。仕事もなんとか間に合ったし😅朝活大山ってなんかエエです。
チベット風トップ画は自分もお気に入りです。心に残る東北の山😙
2025/7/29 21:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら