雨でも楽しめる花の谷川連峰（谷川岳〜武能岳〜シシゴヤノ頭）

2025年06月14日(土) [日帰り]

• GPS: 11:50
• 距離: 29.1km
• 登り: 2,199m
• 下り: 2,107m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:02
• 休憩: 0:45
• 合計: 12:47

距離 29.1km 登り 2,199m 下り 2,107m

0:16 水上駅
1:09 湯檜曽駅
2:15 土合駅
2:23 2:24 土合砂防堰堤
2:28 2:29 谷川岳インフォメーションセンター
2:34 2:37 谷川岳山岳資料館
3:02 3:03 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
3:08 3:09 西黒尾根登山口
4:51 ラクダの背(ラクダのコブ)
4:56 4:58 ラクダのコル
5:52 5:55 ザンゲ岩
6:14 6:22 トマノ耳
6:39 谷川岳
6:45 富士浅間神社奥の院
7:06 7:11 ノゾキ
7:34 一ノ倉岳
7:56 8:01 茂倉岳
8:46 8:47 笹平
9:11 武能岳
9:38 蓬峠
10:02 蓬ヒュッテ
10:10 1544ｍ地点分岐
10:38 10:44 シシゴヤノ頭
11:43 水場（旭原〜シシゴヤノ頭）
12:02 12:05 謙信ゆかりの道入口
12:06 12:10 北沢 渡渉点
12:18 12:19 旭原駐車場
13:03 ゴール地点

天候

小雨のち雨
稜線上は強風で小雨でも大雨に感じるほど強烈な状態

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
水上駅から徒歩。

帰り
旭原から越後湯沢駅までバスを利用。

バスの時刻表
http://www.minamiechigo.co.jp/
湯沢〜湯沢学園〜小坂〜谷後〜旭原・大源太線

コース状況／危険箇所等

雨で濡れてると岩場（特に蛇紋岩）がよく滑る。
シシゴヤノ頭からの下りは急坂の所ほど泥の道で、泥と一緒に足を持っていかれそうになる。
最後の渡渉点は少し水量が増えるだけで渡渉が困難になりそうだと感じた。

残雪は一ノ倉岳から茂倉岳へ向かう時の下りと西黒尾根を上がって肩の小屋方面との分岐以降の所に有り。
アイゼンがあると安心だけどキックステップで進める人は無しでも大丈夫。

その他周辺情報

醸燻酒類研究所
https://www.jokun-brewing.work/
自家醸造のビールだけでなくおつまみも美味しい。
今回は食べてませんが、カレーも美味しいです。

ぽんしゅ館
https://www.ponshukan.com/yuzawa/
幅広く色々なお酒を試飲したり抜群に美味しい爆弾おにぎりを食べれる。

たつのや商店
https://tatsunoya.jimdofree.com/
立ち飲みで有料試飲ができる。
取り扱っている銘柄なら色々な種類のもがあって良い。
支払いは現金のみなので、その点だけ注意。

写真

6/14 4:59

アカモノ。ラクダの背からは高山植物天国です。

6/14 5:04

ホソバヒナウスユキソウ。今回の目当てのひとつ。

6/14 5:04

水滴が付いていてより美しい。

6/14 5:05

ハクサンイチゲ。今年初めて。

6/14 5:09

ユキワリソウ。今回の一番の目当て。強風＆小雨で撮影には悪条件だけど最高です。

6/14 5:09

6/14 5:09

6/14 5:09

6/14 5:12

6/14 5:13

ホソバヒナウスユキソウが支配する場所。これは肉眼で見ると凄い景色だった。

6/14 5:13

6/14 5:13

水滴の付いたホソバヒナウスユキソウがまた良い。

6/14 5:21

ハクサンイチゲ。

6/14 5:22

ユキワリソウ。水滴だらけ。これも良い。

6/14 5:46

ここもホソバヒナウスユキソウの支配地。

6/14 5:46

ホソバヒナウスユキソウよりも水滴を撮っているような感じがした。

6/14 5:46

6/14 5:48

西黒尾根のユキワリソウを楽しみながら登る。

6/14 5:49

6/14 5:49

6/14 6:27

6/14 6:29

キバナノコマノツメ。トマの耳からオキの耳までの間も高山植物が多く咲く。

6/14 6:33

ハクサンイチゲ。

6/14 6:33

6/14 6:35

ユキワリソウ。

6/14 6:35

6/14 6:36

6/14 6:36

チングルマも咲いていた。

6/14 6:38

雨風が強いけど真っ白な虚無感を残したくて撮影した。

6/14 6:43

オキの耳から奥の院の間はユキワリソウが多く咲く。

6/14 6:43

水滴と共に美しいユキワリソウ。
雨の日に登って良かったと改めて感じる時。

6/14 6:43

6/14 6:44

6/14 7:00

6/14 7:18

ツバメオモト。もう少し早い時期だと西黒尾根の樹林帯でも見れる。

6/14 7:21

エンレイソウ。

6/14 7:27

一ノ倉岳に登る途中、振り返ると真っ白な中からオキの耳らしき姿が見えた。

6/14 7:27

この日一番山頂付近が見えた時かも。

6/14 7:39

シラネアオイ。

6/14 7:45

ハクサンコザクラ。一ノ倉岳を過ぎて残雪のある場所で咲いていた。

6/14 7:47

イワイチョウ。

6/14 7:54

ハクサンイチゲ。多くの場所で群生していた。

6/14 7:54

6/14 7:54

ミヤマキンポウゲ。

6/14 8:02

シラネアオイ。花は柔らかい和紙という感じなので風や雨ですぐにヘタる。

6/14 8:16

茂倉岳の先もユキワリソウは多く咲く。

6/14 8:17

6/14 8:18

ホソバヒナウスユキソウも多く咲く。

6/14 8:18

6/14 8:19

ヨツバシオガマ。

6/14 8:20

ウスユキソウ。

6/14 8:30

キバナノコマノツメ。

6/14 8:35

ツガザクラ。巨大な岩の所で咲いていた。

6/14 8:35

6/14 8:37

コイワカガミ。谷川連峰では白い個体も咲いている。

6/14 8:39

ユキワリソウ。

6/14 8:39

綺麗に咲いていたので奥の方にもピントを合わせてみた。

6/14 8:53

ヨツバシオガマ。少し前に見たのとは違ってしっかりと成長して咲いている。

6/14 8:53

6/14 10:42

アカモノの群生地。

6/14 10:42

6/14 10:50

イワウチワがまだ咲いていた。やはり谷川連峰で見るイワウチワは奥多摩で見るものより大きい。

6/14 10:50

6/14 11:10

ゴゼンタチバナ。

6/14 11:10

6/14 11:28

あまりに動かないので最初は見知らぬ花かと思った。キンモンガという蛾らしい。正体が蛾ということで動かないのにも納得した。

6/14 12:03

タニギキョウ。

6/14 12:06

大源太山方面との分岐点との先にある渡渉点。雨の後は厳しい場所になりそう。

6/15 17:20

下山後はバスで越後湯沢へ移動してぽんしゅ館。爆弾おにぎりを食べて日本酒を試飲。

6/15 17:20

夜は醸燻酒類研究所で美味しいビール頂きました。ここにも来たくて下山後に越後湯沢へ移動出来るようにコースを計画した。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 半袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ ゲイター 雨具 防寒具 帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ストック チェーンスパイク

感想

sola

天気の悪い予報の週末。
各種予報で9〜10時くらいまでは曇り程度で天気が持ちそうな感じだったので、今年行けてない谷川連峰へ。

平標山方面までの縦走だと速度重視でも昼頃まで稜線上だろうと思い、去年良かった武能岳へ縦走してシシゴヤノ頭から旭原に下山しようと計画。

終電で水上駅に到着すると予報に反して既に小雨。
傘をさして登山口まで歩いて雨が強くなる様子はなかったので入山。

樹林帯を抜けた時点で雨は霧雨。風が強め。
風が吹いてくる方向にカメラを向けるとレンズや眼鏡が水浸しになる嫌な環境だった。

小雨だったので高山植物には水滴が付いている状態。
でも、今回の目的であるユキワリソウとホソバヒナウスユキソウがより美しくて最高。

谷川岳の山頂を越えた後は下りもあるので濡れた岩場が滑りやすくて厄介だった。
それでもユキワリソウやホソバヒナウスユキソウ、ハクサンイチゲ等が咲き乱れる稜線は天気の悪い日でも歩いて見る価値があるものです。

特に武能岳の辺りで見れるユキワリソウの群生地は最高。
谷川連峰の中で一番だと思う。

少し残念だったのは開けた場所では強風で少しの雨でも大雨のように感じる厳しい状態だった事。
風が吹いてくる方向へカメラは向けられなかった。
良い状態の時の花の写真は一年前のものがるので、普段よりも多めに眼で楽しみながら歩きました。

下山は蓬峠からシシゴヤノ頭へ歩いて旭原へ。
山と高原地図では歩きやすいとあったけど荒れていたり泥の急斜面が滑りやすかったりで一番緊張して歩いた気がする。
積極的に歩きたい所ではないけどイワウチワがまだ咲いているのを見れたのは良かったです。

下山後は越後湯沢で日本酒とビールを楽しんで、温泉で癒されてから帰りました。