北岳 草すべり・左俣コース周回行

2025年07月07日(月) 〜 2025年07月08日(火)

• GPS: 14:42
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,810m
• 下り: 1,802m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:13

距離 5.2km 登り 1,544m 下り 43m

6:32 広河原インフォメーションセンター
6:37 旧広河原山荘
6:52 6:57 白根御池分岐
7:30 7:36 第一ベンチ(1880ｍ)
8:00 8:06 第二ベンチ(2059ｍ)
9:11 9:40 白根御池小屋
12:10 12:22 草すべり分岐
12:33 12:50 小太郎尾根分岐
13:45 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:23

距離 6.3km 登り 266m 下り 1,759m

4:21 北岳肩ノ小屋
4:46 4:54 両俣分岐
5:15 5:42 北岳
6:00 6:01 吊尾根分岐
6:17 6:23 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
6:48 6:49 八本歯のコル
8:40 大樺沢二俣
9:16 9:47 白根御池小屋
10:25 10:31 第二ベンチ(2059ｍ)
10:46 10:55 第一ベンチ(1880ｍ)
11:21 白根御池分岐
11:41 11:42 旧広河原山荘
11:44 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安第二駐車場を利用

その他周辺情報

下山後、バス停前の白峰会館にて日帰り入浴(750円)、ぶっかけ蕎麦(850円)とノンアルコールビール(500円)で生き返りました。

写真

7/7 4:52

朝、4:50にバス乗車窓口で受付を済ませました
協力金300円を支払いSuicaで乗車

7/7 6:32

先は長いぞ！と励まされて出発

7/7 6:33

山頂方面もガスに覆われているようですね
雨でなければ良しとしましょう

7/7 6:34

7/7 8:55

白根御池山荘に到着、ホッと一息

7/7 8:56

休憩中に防災ヘリがやってました。
どうやら草すべりルートで何かあったようです。

7/7 9:40

山頂方面のガスが濃くなってきたような気配を横目に御池キャンプサイトを確認、なかなか快適そうですね
ここまでの往復か、アタックベースキャンプ的に活用するなどの方が良いのかなと思えました。

7/7 9:40

草すべりコースへ進みます
途中で先ほどの防災ヘリで救助された方を介護されたらしいお二人の方とすれ違ったのですが、ウェアのあちこちに血がついておられました

7/7 11:53

ミヤマキンポウゲ

7/7 11:54

ハクサンチドリ

7/7 11:56

7/7 12:07

7/7 12:10

7/7 12:13

タカネヤズハハコ

7/7 12:19

ナナカマド

7/7 12:38

途中休憩まくり、やっと稜線域に到達！

7/7 12:41

7/7 12:43

稜線上の分岐標記

7/7 12:49

左手雲の中辺りの肩の小屋まではまだまだあります

7/7 12:50

富士山🗻
全く見えませんがこちらの方角のはず

7/7 12:53

ハクサンイチゲ

7/7 12:54

ミヤマダイコンソウ

7/7 13:05

7/7 13:12

チョウノスケソウ

7/7 13:27

7/7 13:34

7/7 13:43

肩の小屋到着

7/7 13:43

これだけは撮りたかったワンショット

7/7 13:52

本日の寝床はココ
とりあえず荷物を置いてビール🍺
ビール飲んでいたら短い時間でしたが強い雨が降ってきていました。
雨や落雷は嫌なので、その後は夕食まで爆睡

7/7 16:53

夕食は有名な肩ロース肉の生姜焼き

7/7 17:17

食後、外が晴れてきたのでコーヒーを飲みながらのんびりと景色を眺めて過ごします

7/7 17:21

7/7 17:21

少し晴れたかと思えば、あっという間にガスに覆われてしまいます。

7/7 17:25

東側に広がるガスに、西側で時々顔を覗かせる日光によりキレイなブロッケン現象を観ることが出来ました、ここまでくっきり見たのは初めてでした

7/7 17:37

7/7 17:37

7/8 4:18

夜明けの時間帯ですが、ガスガスで視界も得られないため山頂へ向かうことにしました。

7/8 4:41

チシマギキョウ

7/8 4:43

7/8 4:47

ハクサンイチゲ

7/8 4:48

7/8 4:49

7/8 5:07

7/8 5:15

三頭三角点「白根岳」に到達

7/8 5:15

7/8 5:15

ガスガスで、本当にきただけでした

7/8 5:16

かなり高い位置まで日が登っているはずですが

7/8 5:26

粘れば雲が切れるかもと、本日のお弁当を山頂でいただきます

7/8 5:37

でもこの時間帯、これが限界でした

7/8 5:37

7/8 5:37

7/8 5:37

7/8 5:37

7/8 5:37

朝日はしっかり出ているはずなのですが一向に顔を見せてくれません

7/8 5:44

今回最も視程が得られたショット
天空の縦走路が何とか見渡せてる。

7/8 5:45

イワベンケイ、ハクサンイチゲ、チョウノスケソウの乱舞

7/8 5:46

7/8 5:52

この辺りキタダケソウの群生地のはずですが
もう諦めました

7/8 5:59

7/8 6:00

高度感のある楽しそうなルートと思え先に進みました

7/8 6:04

7/8 6:05

7/8 6:12

道標を追って進みます

7/8 6:17

ここからしばらく岩場が続きます

7/8 6:20

比較的安定した岩が多いものの、慎重に踏破ルートを探しながら下ります。

7/8 6:21

途中で道標が岩にへし折られた場所もありました

7/8 6:27

岩場を抜け切り立った岩場を進みますが、今日はガスっていて今一つ高度感を感じられないのが残念

7/8 6:42

ここまで来て北岳山頂方面のガスが晴れてきました

7/8 6:48

白根御池小屋方面への分岐
そのまま直進すれば八本歯のコルです。

7/8 7:06

ハクサンシャクナゲ

7/8 7:06

数多くの梯子を下りて進みます
このあたりの雪渓はきれいです

7/8 7:24

梯子ゾーンが終わり、雪渓沿いにガレ場の多い佐俣ルートをひたすら下ります。（2度ほどスリップ！）

7/8 7:44

ここで一休みし雪渓の冷たい雪解け水で顔を洗ってリフレッシュ！

7/8 7:44

7/8 7:45

7/8 7:59

一番流量の多かった渡渉ポイント

7/8 8:18

7/8 8:41

二俣ルートは通行止めなので、ここで左に進み白根御池小屋方面に進みます。
前日からの疲労がかなり蓄積されてきていて、小休止の間隔が狭まりなかなか先に進みません。

7/8 9:22

白根御池山荘で大休息、この時いただいたアイスクリームは疲れた体に染みました

7/10 10:51

今回出会えなかったキタダケソウの情報です。
白い花はたくさん咲いていましたが、この葉先の丸くなった個体を見つけ出すことはできませんでした。

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

装備

MYアイテム

sun_99jp

重量：0.35kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック 携帯トイレ インナーシーツ

感想

sun_99jp

なかなか計画実行ができなかった北岳に意を決して挑むことにしました。
甲斐駒、仙丈ヶ岳、鳳凰三山と下ってきて、時間の都合がつけば間ノ岳とセットで登りたかったのですが、時間的に調整がつかず、体力的にも不安があるため、北岳のみの登頂計画としました。
前週からの天気予報を注視してきたのですが、計画時の早めに終えた今年の梅雨後の山予報が少し前倒しとなってきてしまい、当日の快晴は望めないことが分かったものの、めげずに当初の工程を消化することとしました。（運が良ければキタダケソウにも遭遇できるかもとの欲目もありました）
結果、残念ながら富士山も見えず、夕日もモルゲンロートも見ることができないという、期待していた景観がほぼ得られないという山行となりましたが、きれいなブロッケン現象が体験でき、幸い雨や落雷には遭遇せずに済んだのでその点ではありがたく終えられた山行ではありました。（安全登山が最重要ですからね）
反省点として、この1年近く高山帯への山行がほぼできておらず、里山行ばかりの活動に偏っていて、かつ日頃の体力維持トレーニングも全くできていなかったことから、特に下山時には前日の筋肉痛と疲労によって1時間弱に1回という高頻度で休息をとる事態となってしまった。（今は自宅で激しい筋肉痛と格闘中(´；ω；`)ウッ…）
もう一度、体作りから見直して、天空の縦走路をチャレンジ・リトライしたいとの思いを抱かせた活動となりました。