悪沢岳・赤石岳


- GPS
- 21:54
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,137m
- 下り
- 3,125m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:13
- 山行
- 12:05
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 13:03
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:28
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
南アルプス登山線 静岡駅 10:00発 東海フォレスト送迎バス 畑薙第一ダム臨時駐車場 14:10発 帰り: 東海フォレスト送迎バス 椹島 10:30発 |
その他周辺情報 | 白樺荘 日帰り入浴可。 火曜定休(8月は無休) 畑薙第一ダム臨時駐車場より徒歩1時間 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
第1日
大吊橋を渡ると、すぐに登山口。樹林帯の中、岩が露出した道をぐんぐん登っていく。2つの鉄塔を過ぎると、小石下三角点に到着。ここからは尾根をだらだらと登っていく。林道が時々交差するため、少し迷う箇所も。
清水平の手前には水場があり、登山者が小休止するポイントになっている。私もそこで喉を潤し、水を補給した。
その後もひたすら樹林帯の中を登り続け、蕨段の先にある見晴台には気づかず通過。さらに進むと、右手に駒鳥池が見える。そこからあと一息で千枚小屋へ。初日は極めて順調だった。
小屋では高山病についてのレクチャーがあり、水の飲み方や呼吸法など、すぐに実践できるワザを教えてくれた。講師は小屋管理人の北村さん。ヒマラヤのペリ峰にソロで初登攀された方。登山者にとって非常にありがたい取り組みである。
第2日
2日目の行程は10時間と長く、さらに午後から天候が下り始める予報が出ていたため、予定を早めて暗いうちに出発。岩に覆われた千枚岳山頂では登山道を探すのに時間がかかり、暗いうちの行動の怖さを実感する。それでも徐々に空が白み始め、丸山を過ぎる頃にはご来光を迎えた。
結果的には、涼しい時間帯に行動できたことで体力の消耗が抑えられ、正解だったと思う。
悪沢岳山頂からは素晴らしい眺望。北は塩見岳から白根三山、甲斐駒ヶ岳まで、東には富士山、南は荒川中岳から聖岳、西には中央アルプス、そして遥か彼方には白山・御岳・北アルプスの姿も。その雄大な景色を、しっかり目に焼き付けた。
山頂からはザレた山肌をジグザグに下っていく。浮石が多く、緊張を強いられる。鞍部から緩やかに登り返して中岳へ。その後、前岳へ向かうが山頂は立ち入り禁止のため引き返し、荒川小屋方面へ向かう。お花畑を眺めながら急斜面を下るが、気温の上昇とともに熱中症気味になり、バテてしまって思うように進めない。
荒川小屋で休憩を取った後、遠くにそびえる赤石岳に向かって登る。一歩一歩、ゆっくりゆっくり登ると小赤石に到着。そこから一旦下り、さらに登り返して赤石岳山頂へ。雲がどんどん増え、予報通り天気は下り坂。日差しが弱まったのはありがたいが、雨が降らないよう祈るばかり。
赤石岳と小赤石岳のコルから下山開始。斜面を大きくトラバースするが、足場は不安定で緊張を強いられる。昨年、2名の登山者が亡くなったという話を聞き、しばらく気が抜けなかった。
樹林帯に入ると気持ちが緩み、ゆっくりと下っていく。雨が降り出す前に赤石小屋に到着。この日は水分を2.5リットル摂取した。
第3日
最終日も快晴。この日は下山のみだが、脚にはかなり疲労がたまり、力が入らず、歩みはゆっくり。踏ん張りがきかない。つまずきやすい。なかなか危険な状況と言える。
急な下りをジグザグに下りていくと、道路などが見え始め、登山の終わりが近づく。最後は疲労困憊という言葉がピッタリになってしまったが、予定時刻からそれほど遅れず、椹島ロッジに到着。無事に下山した。
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