記録ID: 8471275
全員に公開
ハイキング
中央アルプス
木曽駒ヶ岳クラシックルート_西駒山荘宿泊_ 将棊頭山から木曽駒ヶ岳、宝剣岳
2025年07月25日(金) 〜
2025年07月26日(土)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:25
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,937m
- 下り
- 560m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:05
距離 7.4km
登り 1,439m
下り 20m
2日目
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:15
距離 6.8km
登り 498m
下り 541m
天候 | 25(金)午前中11時くらいまでは晴れ、その後曇り、13:50ごろから激しい夕立☔️が降りました。14:10ごろ止み、青空になりました。 26(土)午前中晴れ☀️。11時くらいから雲がわき始めたが、11:20くらいにはロープ―ウェー乗り場まで下山していたので、雨には遭いませんでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
伊那市駅からタクシー🚕で桂木場登山口に入山。 駅にはタクシーが停まっていますが、予約しておいた方がいいです。 料金は約5000円(クレカ、電子マネー使えますが、桂木場登山口は電波が入りにくいかもしれないので、現金の用意を忘れずに) 26(土) 千畳敷からしらび平まではロープウェイ🚡 片道1640円(切符はロープウェイ🚡乗り場手前なので、列に普通に並んで進んで、近くに来たらささっと買います。) しらび平から菅の台バスセンターまでは路線バス、臨時バス利用。830円 (切符はロープウェイ🚡の片道切符を買う時に同時に買うといいです) 菅の台バスセンターから駒ヶ根駅までは路線バス。380円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
桂木場登山口から自らの脚で木曽駒ケ岳を目指す「クラシックルート」と呼ばれるルートです。 広葉樹、クマザサなどが生い茂る林を、馬返し、大樽小屋、六合目、津島神社、胸突ノ頭まで1200m一気に上がります。 道は整備されていて歩きやすいです。 大樽小屋(避難小屋で携帯トイレブースあり)を超えて、胸突き八丁から胸突ノ頭までの急登はとてもきついです。 ここまで上がれば、稜線に出ます。 西駒山荘まであと標高200mありますが、ここは楽勝です👍 私たちはこの稜線で夕立に遭いましたが、傘をさして歩けました。 稜線に出ると景色がいいばかりでなく、お花畑も現れます。 楽しすぎて、シャッター押しまくり😆、なかなか前に進めなくなります 笑笑 西駒山荘に宿泊し、翌朝、将棊頭山に寄って、木曽駒ケ岳を目指しました。 将棊頭山山頂までは緩やかな登りで道も広くて歩きやすいです。 山頂からは、木曽駒ケ岳までのルートが見渡せます。 見てよし、歩いてよしの素晴らしい稜線です😆 将棊頭山から、濃ヶ池_馬ノ背分岐までの稜線はほとんどフラットです。 右手に木曽御嶽山、 左手に南アルプスや富士山、 後ろに北アルプス、 正面に宝剣岳、中岳、木曽駒ケ岳を見ながら歩けます。 天空の散歩道を楽しんでください👍👍👍 馬ノ背は大きな岩がゴロゴロした尾根です。 危険というほどではないと思いますが、足元に注意が必要です。 馬ノ背を抜けると山頂はあと少しです。 広い稜線はエーデルワイスのお花畑です。 肉感的で厚みのある花は温かみがあって美しいです。 木曽駒ケ岳山頂は広くて、ここが2956mの高山であることを忘れてしまいます。 この後は、中岳、宝剣岳、そして千畳敷まで下り、ロープウェイ🚡で下山しました。 中岳はごろごろした急な岩場を超えていくので一見大変に思えますが、ここは巻道に行ってはいけません。 標識にも書いてありますが、巻道は「危険個所⚠️ あり」です。 中岳を超えると残るは宝剣岳! 天高く突き抜ける剣のような急峻な山頂! 鎖場がありますが、万が一に備えて、宝剣山荘でヘルメット🪖を借りました(800円) 「宝剣岳」と書かれた山頂碑はありません。 宝剣岳山頂は、最後の一枚岩に乗って写真を撮る人が多いので、大渋滞ができていました。 鎖場で長時間、先がどのくらい混んでいるのか分からない状態でずっと待たされてしまい、非常に困惑しました😅 今はトップシーズンです。 自分だけのための行為は控えて頂きたいと感じます。 さて、クラシックルートの締めくくりは千畳敷の大カールの急坂です。 昨日急登を登ってきましたが、この千畳敷カールの登り(下り)もなかなかの物! 危険ではありませんが、やはり急なので注意が必要です。 人も多いので、すれ違い渋滞も起きがちです。 また、ここはなんといっても高山植物の大大お花畑! あちこち気を遣うことも多いですが、いいあんばいで楽しみながら歩きたいですね。 お疲れさまでした(^^)! |
その他周辺情報 | ◎西駒山荘 桂木場登山口から木曽駒ケ岳を目指す「クラシックルート」で、将棊頭山(しょうぎかしらやま)の山頂手前にある小さな山小屋です。 2014年にリニューアルオープンした母屋と110年の歴史を誇る石室があります。 コースタイム的には早い方なら一気に木曽駒ケ岳まで行けてしまうと思います。 しかし、桂木場から1400mの標高差を歩いてきた体はかなり疲れていると思います。 西駒山荘に1泊することで、体を高山に慣らすことができ、疲労も回復できるメリットがあります👍 宿泊スペースは2階はカーテンで、屋根裏は梁と壁で仕切られているので、ほぼ個室で快適です。 宿泊プランはホームページ参照 https://www.ina-city-kankou.co.jp/yamagoya/nishikoma/ トイレは携帯トイレです。 たいていの人は初めてではないでしょうか。 でも大丈夫!チェックイン前後に宿泊者全員を集めて、山小屋のご主人から説明があります。 実際に使ってみると思っていたよりもずっと快適です。 1回ごと使い捨てなので、トイレが臭くありません! 是非是非全国の山小屋に広めたいです!! 食事は夕食は特性カレー🍛(各種トッピング、杏仁豆腐付でした) 朝ごはんはとろろご飯、味噌汁、各種煮物(ほっとする味付けです) とても美味しかったです。 窓際に座れば、夕日に染まる空、伊那の町の夜景、はたまた、朝の雲海を見ながら ご飯を食べたり、ビール🍻などで乾杯ができます。 西駒山荘のご主人は、伊那の蔵元「信濃錦」の杜氏です。 なんと、この西駒山荘で飲めます。 また、伊那のビール「イナデイズブルーイング」のビールも飲めますよ! 西駒山荘周辺は見どころ一杯です。 茶臼山分岐(胸突きの頭)から行者岩という奇岩が見えます。 お天気と時間が許せば、この奇岩は「映えスポット」です。 ちょっと寄り道もありですよ。 山荘周辺はお花畑! 夕方、山荘のご主人による、「高山植物観測会」があります。 とても丁寧に説明してくれるので、その後の散策が楽しくなります。 将棊頭山は、濃いピンク色のコマクサの群生地です。 じっくり堪能してください。 西駒山荘目の前の岩の丘を上がると乗鞍、槍穂高、立山剣、後ろ立山、八ヶ岳、南アルプス、富士山、木曽駒、宝剣などなどの大展望が見れます! 小さな山小屋なので、ご主人と宿泊者の距離が近く、またご主人のおもてなし上手なので、短いながらもとても心に残る楽しい宿泊でした。 ◎こまくさの湯♨️ 菅の台バスセンターひとつ手前でバス下車 日帰り温泉です。 700円とリーズナブルですが、備え付けアメニティあります。 お風呂は内湯3種、露天1種、サウナです。 ◎南信州ビール直営レストラン 味わい工房 菅の台バスセンターにあるオグナビール直営レストラン レギュラービールも美味しいですが、限定の「宝剣岳エール」「アルプスヴァイツェン」美味しいです! |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
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写真
西駒山荘と石室です。
石室建設には110年前の痛ましい学校登山事故があります。
中は広く、薪ストーブを燃やしてくれていて、乾燥室としても使っています。
談話室としても利用でき、消灯後も使用してよいのでありがたいです。
石室建設には110年前の痛ましい学校登山事故があります。
中は広く、薪ストーブを燃やしてくれていて、乾燥室としても使っています。
談話室としても利用でき、消灯後も使用してよいのでありがたいです。
装備
個人装備 |
雨具について<br />夏の午後の夕立は雨具に着替える時間が無いほど急激に降ってきます。<br />稜線などアップダウンの少ない場所では「傘」が便利です。<br /><br />西駒山荘<br />インナーシーツ持参(ない場合は500円で購入)<br /><br />ヘルメット<br />宝剣山荘から宝剣岳山頂までは険しい岩場
鎖場の連続です。<br />宝剣山荘でヘルメットを貸出しています。800円
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