初の奥穂!そして涸沢カールも初なのです!
- GPS
- 54:27
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 2,355m
- 下り
- 2,347m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:01
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:04
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:39
天候 | GW中盤三連休、天気予報がガタガタな中… 初日は曇り時々晴れ間。夜はどしゃ降り 2日目はどしゃ降り後晴れ。しかし暴風!夜は吹雪… 3日目は曇り後晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は水分おおし。 白出のコルから奥穂高岳は、私は夏山の雰囲気は知らないのですが、残雪期の今、壁面に着いた氷雪も水分多目の状態でアックスもききづらくちょっとしょっぱいルート状況。 やわな靴で来ていた外国人の方は、10本アイゼンとピッケルは持ってたらしいけど、靴がやわなものだったためか、救助隊の人に止められてたとか。それを見た日本の若い二人組が、ストック2本しかないけど大丈夫?と尋ねてたとか(-_-;) しかし私は10本アイゼンにピッケル一本で登らせていただきました(もちろん靴は厳冬期用(笑))。止められなかったのは、ダブルアックス&ザイル担いでたリーダーがいたからかしら。 |
その他周辺情報 | 下山後は沢渡から車で20分程度?の温泉へ。 せせらぎの湯 http://www.ryushimaonsen.jp/index.html シャンプー&ボディソープあり。 |
写真
感想
今回、ワタクシにとって初の涸沢、初の穂高岳でした!記念すべき山行!パフパフパフ!当初の予定は北穂の東陵(ゴジラの背)を登る予定でしたが、それは荒天により諦めたものの、結果的に奥穂を無事に登頂できたという素晴らしい山行となりました。
ザイテングラードや穂高岳山荘から奥穂の登頂ルート、夏道だとどういう感じなのかまったく知らないので、冬道をそのまま受け入れましたけど、やー、けっこう厳しかった。しょっぱかった!まあ、ザイテングラードはただ黙々と念仏を唱えながら登れば、とりあえず山荘までは到着できる。しかし、奥穂山頂に向けた、雪と氷のついた岩登りは、「私が来て良かったんでしょうか?」と思いながらの登りでした。といってもやっぱり手足を使っての登りはとても楽しく、ザイテン歩きと違うアドレナリンが放出され、疲れを忘れてクライミング?を楽しみまた。ピッケルもダガーポジションで「使ってやったぜ!」感満載。アイスクライミング経験していて良かったー、と思ったり。
ただ、暴風により凍傷になるかとも思った!一歩が出せないほどの暴風(推定15m?)もふき、顔を手で押さえながらようやく堪え忍んだ感じでした。やー、寒かった!でも楽しかった!
そして、今回の山行において、前夜車で出発、というのも初めての経験。毎日あるぺん号はたびたび経験ありますが、そういう夜行バスはガン寝できますからねえ。今回は、がんばって寝ないようにして、それでも一瞬気絶したりしたけども、ほぼ一睡もしないままで歩き始めとなりました。
というのは、今回の日程、非常に天候の予報が悪くて、当初の計画通り涸沢に行くか、それとも別の場所にするかどうか、前夜、深夜に集合してから長々と検討していたのです。結論としてとりあえず涸沢にむかってみようと決まったものの、出発が大幅に遅れ、沢渡に到着したのがすでに5時。仮眠の時間もありませんでした。
といっても、結果的に寝てなくてもなんとか歩けるものです。だいーぶペースをゆっくりにしていただいたおかげです。ただし、涸沢ヒュッテの姿が見えてからの行程の長いこと長いこと。なかなか近づかない。涸沢マジック、ですね。勉強になりました。
しかし、結果的に涸沢山行を決意して大正解だったのよねん!友人達の話を聞くと、槍を予定していた人は小屋で中止にしたとか、白馬方面もダメだったとか。そんな中、暴風はあったものの、奥穂登頂は、ほんと嬉しい。
また、ワタクシはほぼソロテントばかりでしたため、冬期に複数人でのテント泊は初めての経験。その暖かいことに驚きました。テント生活の過ごし方自体も、先輩方の持ち物や使い方、整理の仕方など、たいへん勉強になりました。荷物も5人で分担するとよいものですね。大きな鍋での料理も毎食とてもおいしくて、食担様々でした。
これから、夏に向けて、さらにもっと経験を重ねたいものです。
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