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Yamareco

記録ID: 8642286
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 北鎌尾根(上高地から)

2025年08月30日(土) 〜 2025年09月01日(月)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
25:59
距離
48.3km
登り
2,691m
下り
2,681m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:15
休憩
2:09
合計
11:24
距離 22.3km 登り 1,810m 下り 710m
5:39
5:40
5
5:45
5:46
26
6:12
6:13
3
6:16
31
6:47
6:48
5
6:53
7:13
12
7:25
38
8:03
8:27
1
8:28
30
8:58
9
9:07
5
9:12
23
9:35
10:00
21
10:21
10:25
21
10:46
10:50
53
11:43
12:16
101
13:57
14:02
148
16:30
16:40
20
17:00
宿泊地
2日目
山行
6:06
休憩
2:33
合計
8:39
距離 3.5km 登り 797m 下り 316m
5:25
88
宿泊地
6:53
8:03
271
12:34
13:57
7
3日目
山行
5:06
休憩
0:46
合計
5:52
距離 22.4km 登り 85m 下り 1,655m
6:28
29
6:57
6:59
4
7:03
26
7:29
7:30
21
7:51
7:53
21
8:14
16
8:30
8:40
17
8:57
8:58
4
9:02
7
9:09
9:10
26
9:36
9:38
2
9:40
9:42
37
10:19
12
10:31
10:43
1
10:44
10:52
29
11:21
4
11:25
3
11:28
5
11:33
29
12:14
12:17
3
天候 3日とも晴れ、気温は高め、北鎌のコルまで暑さ堪える、北鎌稜線上は比較的涼しい。
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
横尾山荘
5:45 上高地バスターミナルをスタート
2025年08月30日 05:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 5:45
5:45 上高地バスターミナルをスタート
緊張していたのか河童橋に気づかず、明神岳
2025年08月30日 06:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 6:17
緊張していたのか河童橋に気づかず、明神岳
サルでなく、雪で倒木したのに復活した桜の木に元気をもらう。
2025年08月30日 06:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 6:55
サルでなく、雪で倒木したのに復活した桜の木に元気をもらう。
新村橋の架け替え
2025年08月30日 07:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 7:34
新村橋の架け替え
槍見河原で穂先が見えた、これは幸先がいい
2025年08月30日 09:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 9:08
槍見河原で穂先が見えた、これは幸先がいい
水俣乗越
2025年08月30日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 10:55
水俣乗越
序盤は激坂、天上沢を下る
2025年08月30日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 12:20
序盤は激坂、天上沢を下る
天上沢
2025年08月30日 12:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 12:53
天上沢
槍が見える
2025年08月30日 13:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 13:03
槍が見える
天上沢に水は無い、
歩きやすくもなく、歩きにくくもなく
2025年08月30日 14:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 14:00
天上沢に水は無い、
歩きやすくもなく、歩きにくくもなく
いよいよ北鎌沢に入る
2025年08月30日 14:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 14:12
いよいよ北鎌沢に入る
北鎌沢左俣で取水
2025年08月30日 14:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 14:24
北鎌沢左俣で取水
北鎌沢右俣も水ありますが、結構人が上がっていくので...
2025年08月30日 15:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 15:12
北鎌沢右俣も水ありますが、結構人が上がっていくので...
北鎌沢の上部
2025年08月30日 16:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/30 16:43
北鎌沢の上部
ハクサンフウロに癒され
2025年08月30日 16:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 16:54
ハクサンフウロに癒され
北鎌のコルを少し超えたところでビバーク
2025年08月30日 17:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/30 17:53
北鎌のコルを少し超えたところでビバーク
二日目
いつもより念入りに 朝日を拝む
2025年08月31日 05:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 5:46
二日目
いつもより念入りに 朝日を拝む
鷲羽・水晶・赤牛
2025年08月31日 05:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 5:46
鷲羽・水晶・赤牛
天狗の腰掛と独標
2025年08月31日 05:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 5:57
天狗の腰掛と独標
テン場はこんな感じ
2025年08月31日 06:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/31 6:01
テン場はこんな感じ
三股から出発したお兄さんに抜かれる。
2025年08月31日 06:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 6:30
三股から出発したお兄さんに抜かれる。
独標が姿を見せる
2025年08月31日 06:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 6:37
独標が姿を見せる
一つの山みたいな存在感
2025年08月31日 06:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/31 6:53
一つの山みたいな存在感
ここから右に折れ巻く
2025年08月31日 06:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 6:56
ここから右に折れ巻く
例の危険なポイント
ザレのトラバースが危なそうに見える
2025年08月31日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 6:59
例の危険なポイント
ザレのトラバースが危なそうに見える
初めの逆コの字
2025年08月31日 07:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 7:06
初めの逆コの字
後の逆コの字
フィックスロープがあって助かった。
2025年08月31日 07:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 7:08
後の逆コの字
フィックスロープがあって助かった。
逆コの字を超えてすぐに直登すると、目印の三角岩が見えた
この後三角岩の中を通った
2025年08月31日 07:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 7:16
逆コの字を超えてすぐに直登すると、目印の三角岩が見えた
この後三角岩の中を通った
ずっと来たかった独標
2025年08月31日 07:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 7:36
ずっと来たかった独標
鷲羽・水晶方面
2025年08月31日 09:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 9:52
鷲羽・水晶方面
P13白ザレ峰を超え
P15も直登
2025年08月31日 11:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 11:11
P13白ザレ峰を超え
P15も直登
P15から望む槍も最高
2025年08月31日 11:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 11:14
P15から望む槍も最高
諸君頑張れ
2025年08月31日 11:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 11:24
諸君頑張れ
北鎌平
2025年08月31日 12:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/31 12:06
北鎌平
ここまで来ると、もうすぐ終わってしまうという寂しさに似た感情になってしまった。
2025年08月31日 12:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 12:06
ここまで来ると、もうすぐ終わってしまうという寂しさに似た感情になってしまった。
目印のカニバサミを確認し右へ折れる
2025年08月31日 12:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 12:33
目印のカニバサミを確認し右へ折れる
東尾根
ヒュッテ大槍も見えた
2025年08月31日 12:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 12:41
東尾根
ヒュッテ大槍も見えた
穂先までもうすぐ
あと50mくらいか
下のチムニーは右に巻いて
2025年08月31日 12:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 12:44
穂先までもうすぐ
あと50mくらいか
下のチムニーは右に巻いて
上のチムニーに到着
右に巻けば祠の後ろから穂先に上がっていけるが...
折角来たのだからチャレンジ!
2025年08月31日 12:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 12:54
上のチムニーに到着
右に巻けば祠の後ろから穂先に上がっていけるが...
折角来たのだからチャレンジ!
私の技術ではザックを背負ったままでは無理だったので、
空身で登ってザックをロープで引き揚げた。
2025年08月31日 13:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 13:13
私の技術ではザックを背負ったままでは無理だったので、
空身で登ってザックをロープで引き揚げた。
チムニーを超えたら目と鼻の先に穂先が!
頂上にいる人を下から見る、もうすでに感激状態
2025年08月31日 13:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 13:23
チムニーを超えたら目と鼻の先に穂先が!
頂上にいる人を下から見る、もうすでに感激状態
ハンパない達成感
2025年08月31日 13:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 13:32
ハンパない達成感
ありがとう北鎌
2025年08月31日 13:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 13:41
ありがとう北鎌
2025年08月31日 13:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/31 13:29
この日は肩の小屋テント泊
2025年08月31日 16:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/31 16:40
この日は肩の小屋テント泊
最終日
いつもより念入りに 朝日を拝み感謝する
2025年09月01日 05:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/1 5:33
最終日
いつもより念入りに 朝日を拝み感謝する
大喰岳
2025年09月01日 05:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/1 5:33
大喰岳
2025年09月01日 06:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/1 6:41
徳沢でご褒美
2025年09月01日 10:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/1 10:41
徳沢でご褒美
嘉門次小屋でご褒美
と思いきやまさかの休業日(工事のため)
2025年09月01日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/1 11:42
嘉門次小屋でご褒美
と思いきやまさかの休業日(工事のため)
無事下山
いろんなことに感謝をしたくなりました。
2025年09月01日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/1 12:23
無事下山
いろんなことに感謝をしたくなりました。
撮影機器:

感想

(水俣乗越〜北鎌沢出合)
 水俣乗越の直下は急斜面のザレ、ここを下ると引き返さすことはできないと覚悟が決まる。
 GPSにルート設定しておいたので天上沢は迷うことなく北鎌沢出合まで行けた。

(北鎌沢出合〜北鎌のコル)
 ルートをGPSに設定しておいたので、北鎌沢左俣やクライマーズホイホイに迷い込むことはなかった。
 水は北鎌沢左俣で取るのがいいと思う。

(北鎌のコル〜天狗の腰掛)
 ビバーク場所は
 ・北鎌のコルに 3張
 ・北鎌のコル〜天狗の腰掛に 3張
 ・天狗の腰掛付近に 5張程度
 認めた。

(天狗の腰掛〜独標)
 ザレのトラバース、逆コの字は思っていたほど困難ではなかった。
 一番緊張したのは逆コの字を超えてすぐ左に折れて独標に直登するときだった。ルート選定を間違うとかなりシビアな登攀となり体力が削られ不安が高まった。
 目印の三角岩が見えたときの安堵感は忘れられない。

(独標〜北鎌平)
 踏跡もあり基本的にはピークを直登していった。
 ルートを外れたのは2回で、いずれも左に巻いて(天上沢側へ)下ったときで、「ここ本当に下るのか?」と不安になり、すぐに登り返して確認したところ、正規のルートを発見できた。
 P13の白ザレ峰は、危険なザレの斜面だが、キックスステップで足場を確保しながら四つん這いで登れた。
 P15を巻くか迷ったが直登した。体力使わず展望も良かったので正解だった。
 クライムダウンできた。
 
(北鎌平〜頂上)
カニバサミへ向けて歩き直進できなくなったところで右へ折れる。
下のチムニーを発見できたがどこへ続くか不安だったので右に巻いた。
上のチムニーを発見し直登(右に巻くことも可能)ザック背負っては無理だったので、空身で上がりロープでザックを揚げた(この時初めてロープ使用)
チムニーを登り切ったら頂上まで10m程であった。

(まとめ)
ルーファイが正しければ、シビアなクライミングをする場面はありませんでした。
沢山のピーク越え、長時間の岩稜歩きになるため、ボルダリングジムで体力を使わない登攀のコツを得たのは有効でした。(6回練習)
ホールドは素手がいいですが、岩をつかみすぎて指紋が薄くなりスマホ認証できなくなりました。

やはり北鎌は体力とルーファイだと思いました。
昔の人は良くGPSなしで踏破したものだと感心します。

緊急時の懸垂降下に最低限必要な
ロープ20m(7mm)、捨て縄、ハーネス用スリング、カラビナ等
を持参しました。

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訪問者数:101人

コメント

おめでとうございます🤗👍
「あの祠の裏から登場してびっくりされる」を味わえたのですね!
お天気にも恵まれ、最高の景色!✨
2025/9/7 14:37
ありがとうございます
集大成の山行でした。
筑波山で修行をしていた頃が懐かしいです。
2025/9/7 19:51
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