槍ヶ岳 北鎌尾根(上高地から)


- GPS
- 25:59
- 距離
- 48.3km
- 登り
- 2,691m
- 下り
- 2,681m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 11:24
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 8:39
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:52
天候 | 3日とも晴れ、気温は高め、北鎌のコルまで暑さ堪える、北鎌稜線上は比較的涼しい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
(水俣乗越〜北鎌沢出合)
水俣乗越の直下は急斜面のザレ、ここを下ると引き返さすことはできないと覚悟が決まる。
GPSにルート設定しておいたので天上沢は迷うことなく北鎌沢出合まで行けた。
(北鎌沢出合〜北鎌のコル)
ルートをGPSに設定しておいたので、北鎌沢左俣やクライマーズホイホイに迷い込むことはなかった。
水は北鎌沢左俣で取るのがいいと思う。
(北鎌のコル〜天狗の腰掛)
ビバーク場所は
・北鎌のコルに 3張
・北鎌のコル〜天狗の腰掛に 3張
・天狗の腰掛付近に 5張程度
認めた。
(天狗の腰掛〜独標)
ザレのトラバース、逆コの字は思っていたほど困難ではなかった。
一番緊張したのは逆コの字を超えてすぐ左に折れて独標に直登するときだった。ルート選定を間違うとかなりシビアな登攀となり体力が削られ不安が高まった。
目印の三角岩が見えたときの安堵感は忘れられない。
(独標〜北鎌平)
踏跡もあり基本的にはピークを直登していった。
ルートを外れたのは2回で、いずれも左に巻いて(天上沢側へ)下ったときで、「ここ本当に下るのか?」と不安になり、すぐに登り返して確認したところ、正規のルートを発見できた。
P13の白ザレ峰は、危険なザレの斜面だが、キックスステップで足場を確保しながら四つん這いで登れた。
P15を巻くか迷ったが直登した。体力使わず展望も良かったので正解だった。
クライムダウンできた。
(北鎌平〜頂上)
カニバサミへ向けて歩き直進できなくなったところで右へ折れる。
下のチムニーを発見できたがどこへ続くか不安だったので右に巻いた。
上のチムニーを発見し直登(右に巻くことも可能)ザック背負っては無理だったので、空身で上がりロープでザックを揚げた(この時初めてロープ使用)
チムニーを登り切ったら頂上まで10m程であった。
(まとめ)
ルーファイが正しければ、シビアなクライミングをする場面はありませんでした。
沢山のピーク越え、長時間の岩稜歩きになるため、ボルダリングジムで体力を使わない登攀のコツを得たのは有効でした。(6回練習)
ホールドは素手がいいですが、岩をつかみすぎて指紋が薄くなりスマホ認証できなくなりました。
やはり北鎌は体力とルーファイだと思いました。
昔の人は良くGPSなしで踏破したものだと感心します。
緊急時の懸垂降下に最低限必要な
ロープ20m(7mm)、捨て縄、ハーネス用スリング、カラビナ等
を持参しました。
「あの祠の裏から登場してびっくりされる」を味わえたのですね!
お天気にも恵まれ、最高の景色!✨
集大成の山行でした。
筑波山で修行をしていた頃が懐かしいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する