憧れの剱岳と立山三山縦走
- GPS
- 16:40
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 2,034m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:31
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 9:38
天候 | 8/1 AM晴れ PM曇りのち雨 8/2 AM曇り PM曇りのち雨 8/3 AM曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
7/31(日) 阪急高速バス(\5600) 22:00 阪急梅田発 8/1(月) 05:52 富山駅着 富山地方鉄道 直通バス 電鉄富山ー室堂(\3100) 06:40 富山駅発 09:10 室堂着 行き 合計¥8700 「帰り」 8/3(水) 立山高原バス(\1710) 08:40 室堂発 09:30 美女平着 立山ケーブルカー(\720) 09:40 美女平発 09:47 立山駅着 富山地方鉄道(\1200) 10:12 立山発 11:17 富山駅着 阪急高速バス(\5200) 12:10 富山駅発 17:45 阪急梅田着 帰り 合計¥8830 合計¥17530 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場は注意が必要なのは熟知されていますが それ以外のザレた岩場の浮石や落石に要注意です 剱岳の上部の岩場はマーキングが不明瞭なので要注意です |
その他周辺情報 | 剱沢キャンプ場 テント代(\500)、バイオトイレ、水場(塩素消毒済みですが念のため煮沸) 剱沢小屋まで行くと自販機があります 雷鳥沢キャンプ場 テント代(1人1泊につき・清掃協力金として\500)、水洗トイレ、水場(塩素消毒済みですが念のため煮沸) 温泉(今回は雷鳥沢ヒュッテ\600)、ロッジ立山連峰、雷鳥荘など |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
【憧れの剱岳は岩と鎖でスリル満点】
山登りを始めた頃から行ってみたい山の一つだった
剱岳にやっと登ることができました
今年のお盆休みは仕事が予定されている為
確実に休みが取れるのが8月前半しかないので
山行計画を数パターン考え天気予報とにらめっこしながら
バスの予約を入れたり消したりの繰り返し
最終的に富山方面のほうが天気が安定すると思ったが
全国的に山沿いは不安定なのでしかたありません
夜行バスが富山駅に着くと今にも降りそうな曇天
富山駅から室堂行きのバスに乗るといきなり雨が降り出し
テンションが下がっていましたが立山方面に進むにつれて
日差しがでてきて青空も見えだしホッとしました
室堂へは数回来たことがあるので身支度を整え出発
テン泊装備を担いで歩くのも一年ぶりなので感じを確かめながら
ゆっくりと小学生の団体さんの後ろをついて行きました
難なく一の越まではきましたがここから角度がきつくなり
息もあがって呼吸が苦しくなるのが自分でもわかりました
ペースを考えながら雄山頂上まで行くといい時間になったので
行動食のパンを食べながら休憩しました
その後今回は山旅の安全を祈願しに立山雄山神社で登拝してきました
大汝山に到着すると百名山達成のお祝い登山をしている
女性3人組の方達が記念写真を撮ってくださるというので
ボーッと立ってるとてっぺんまで登ってプラカードを
持つように勧められ慌てて登って撮ってもらいました
真砂岳までご一緒したのですが3人組の方達は内蔵助山荘に泊まるので
お別れし別山に向かいました
別山では年配のご夫婦にお会いして話を聞くとここ2〜3日午後から
崩れるから早めに行動するように勧められました
この辺りからガスが深くなり周辺は何も景色が見えずルートを見誤り
剱御前小舎に行ってしまいさらに剣山荘方面へと進み途中で
プチ藪こきをしながら修正するという失態を起こしてしまい
到着が約1時間遅れ小雨が降る中テント設営になってしまいました
その後激しく雨が降り続いたのと疲労困憊していたので
テントから一歩も出ずに食欲がないが無理やり食べて休んでいると
寝てしまい22:00頃目が覚め雨が小降りになったすきにトイレに行き
また朝まで寝て体力の回復に努めました
たっぷり寝て翌朝AM3:00に起床しゆっくりと体を起こしながら
朝食の雑炊を食べてAM:4:00過ぎに外を見ると山肌にヘッドライトの列が
見えたので出発することにしました
薄暗い道をとりあえず剱沢小屋まで下りそこで道を確認して剣山荘まで
行くと辺りが明るくなりAM:5:00になったのでさらに人が増えてきました
少し登った所で雲海の隙間からご来光を確認することができ何とか
午前中はこのままであってほしいと願いながら歩きました
その時出会った単独の男性は前日AM11:00に到着したら天候悪化が
懸念されるため山に入れてもらえなかったと言っていました
お話ししながら一服剱まで来ると一方は雲海が辺り一面に広がり
また一方は遠望できるので色々な眺望が楽しめ見応えがありました
そこから見えるのは前剱で剱岳頂上はまだ見えません
長いガレ場を30分以上歩いて前剱にたどり着くと漸く頂上の姿を現し
さらに険しい岩場へと続いていきました
前剱からは鎖場の連続で団体さんで時折渋滞が発生し待っている間は
隣同士で今回の山旅の話で盛り上がるので飽きることもなく単独で
来ていることを忘れてしまうような一体感がありました
千葉からバイクで来られた方や山口から車でご夫婦で来られた方などと
ご一緒してもらいました
そうこうしていると有名なカニのたてばいまできました
渋滞して人がたくさんいるのと距離が短いので恐怖感も少なく
あっという間に終わったっていう感じでした
その後暫くすると頂上に到着し山口から来られたご夫婦に写真を
たくさん撮っていただきました
天候のことやこの後の工程のことを考え早々と下山しました
下山しはじめると直ぐにカニのよこばいで渋滞が発生
団体のガイドさんが登りの時に説明していた一歩目の足場が
絶壁の岩が出っ歯て足場が見えずぶら下がって探していて
滑落した人がいたので赤いマーカーで強調していました
この絶壁の鎖場で渋滞で待たされたのが一番怖かったです
下山後すぐにテントを撤収して昨日の道を剱御前小舎まで登り
そこから雷鳥坂を一気に下り雷鳥沢キャンプ場にPM2:00頃到着
昨日より雨の降り始めが早くびしょ濡れになる寸前にテントを立てると
千葉から来られた方がすでにテントを立ててお風呂に行く時でした
話を聞いていたので自分も後に続き雷鳥沢ヒュッテのお風呂に
入りに行きました
テント場でお風呂に入れることは有り難く風呂上りにアイスも食べ
ジュースを買い込み戻る頃には豪雨になっていました
結局この日もテントから出ることなく夕食を済ませ朝まで眠る
ことになりました
当然のことながら翌朝早く目覚めたので早く撤収して温泉に入って
帰ろうと思いミクリガ温泉まで来るとAM9:00始まりなので諦めて
帰路につきました
天候に恵まれたのかそうでないのかわかりませんが剱岳登頂と
無事に帰ってくるという大きな目標が達成できたので大変満足のいく
山旅となりました
この山旅で出会ってご指導していただいたみなさんにこの場を借りて
お礼を申し上げます
大変有難うございました
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