剱岳・立山三山(別山尾根・嗚呼念願叶っての)
- GPS
- 149:29
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,110m
- 下り
- 2,114m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 5:53
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 5:39
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:57
3日目はバッテリ切れの為、手入力データです。
天候 | 1日目 概ね晴れ 一時雲あり 2日目 午前中 晴れ 午後〜夜 曇ったり晴れたり 3日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20:30 自宅出発 松本IC〜立山駅 (一般道移動が長く疲れる 最終コンビニ位置注意必要) AM 2:00過ぎ 立山駅最寄り無料駐車場到着 車中にてそのまま仮眠 AM 5:50頃起床 AM 6:40頃 ロープウェイ受付(始発AM7:00便をWeb予約をしておいたのでWeb予約専用窓口は全く並んでいないので嬉しいです。実際の乗車は一緒なので並ぶ必要がありますが...) AM 7:00 ロープウェイ始発乗車 AM 7:07 美女平着 そのままバス乗車に並ぶ AM 7:15 本来の便はAM7:40発でしたが7:15発で室堂行き直行臨時便が出ました。大型ザックは預けますがその際ハイドレーション、カメラその他ザック外部装着品はしまうか手持ちにする必要があります。 ※席は左側窓側の方が良いと思います。途中滝やら外の景色をみる上で。 AM 8:00 過ぎ 室堂ターミナル到着 (当初AM8:30着で予定していたので早着できて良かった) 【復路】9月3日 土曜 日中 10:00 室堂ターミナル発便に乗車 乗車は途中下車&乗車の人を含めて3分の2程度でした。2人席に1人で座ってもまったく問題無い乗車率です。 往路と逆に今度は右側席が景色を楽しむには良いと思います。 AM11:00 美女平発 ロープウェイ乗車 AM11:07 立山駅着 AM11:15 立山駅駐車場着 AM11:45 立山駅駐車場発 経路 立山IC〜関越道〜圏央道にて ほぼ渋滞無し 高速乗る前にガソリン給油&コンビニ ※やはり高速利用の方が身体的・時間的には楽です。安全性にも繋がります。 PM 5:00 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は室堂ターミナルの登山案内書窓口にてヤマレコ計画書をポスト投函 フォーマット&書き込み用バインダーも沢山置いてあります。 |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備単4電池(4本)
1/25000地形図
ガイド地図
コンパス(1)
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
ティッシュ
バンドエイド
タオル(1)
計画書
雨具
ゲイター
手袋
トイレットペーパー(1)
テント個人マット(1)
シュラフ(1)
コッヘル(1)
プラティパス2L(1)
非常食
行動食(SOYJOY)
替え衣類(半袖Tシャツ)(2)
替え衣類(下着パンツ)(1)
腕時計(1)
ビニール袋
防寒着(上着)(1)
フリース・セーター(1)
ジャージ(下)(1)
スポーツタイツ(1)
グローブ(1)
グローブ(サーモテック)夏以外(1)
靴下(1)
サバイバルシート(1)
靴紐予備(1)
帽子(1)
帽子取付け日よけ(1)
虫よけネット(1)
ザック(1)
ザックカバー(1)
携帯電話(スマホ)(1)
携帯電話補充バッテリパック(1)
メガネ
コンタクトレンズセット
鏡
体拭きシート
アルコールジェル
サブザック(1)
サングラス
雨傘
ゴミ持ち帰り袋
カメラ
テント(1)
テントマット(1)
テントグランドシート(1)
コンロ
ガスカートリッジ250g(2)
コッヘル(鍋)
ファーストエイドキット
医薬品
GPSロガー
ヘルメット
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感想
念願の剱岳。行ってきました。
登山を始めた頃、タテバイとかヨコバイとか...こんな危ないところこの先も行こうと思わないよ。と思っていましたが時と山の経験が増えて行くにつれやはり行きたくなってきましたね。まぁそれが登山者の性というものでしょうか。
当予定は前週に行こうと考えていましたが、台風9号10号の影響にヤキモキしつつ行けないこともないとはおもいましたが、折角の機会を存分に楽しみたかったので延期。結果的に変わりにというか行った甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根行きが目論み通りの良いトレーニングになり、今回の剱岳行が体力面、技術面で幾分楽に感じました。
結果的には大正解でした。本当に良い山行でした。
【1日目】
行動開始を早くしたかったので少しでも早く室堂に到着できる立山経由にしました。
ロープウェイこそ始発は予定時刻便でしたが、美女平から室堂行き臨時直行便が出たので予定より少し早着することが出来ました。
当初より初日に立山三山を縦走してから剣沢入りと考えていました。計画時に核心の剱岳登頂前にするか後にするか悩みましたが自分的には前で正解だと思っています。
というのはテント泊装備できっちり歩いていたこともあり翌日剱岳での軽量なサブザック装備での行動は物凄くこの上なく楽ちんで、体力・技術的に登りでも下りでも岩場をスイスイ行けたのは事実です。
また恐らく自分の性格だと剱岳の後だと恐らく気が抜けて立山三山を回るは止めてしまいそうと思っていたので正解でした。
さて実際の1日目、三つは登らないけど雄山だけ行くという様な一般の観光客の方も結構いる様な感じでした。山頂では自分もお祓いをしてもらい気持ちを引き締めて剱岳に行く気構えが出来ました。
大汝山、富士の折立、別山と縦走し久しぶりの一万尺の稜線歩きが楽しめました。
別山手前から三重県から来られていた女性と一緒になり、色々とお話を聞いて自分自信この行きたい方向性の話(技術面や山の会等々)も聞けてとても参考になりました。
別山乗越から剣沢テント場に到着、テント設営後ゆっくりしたあと翌朝の暗いうちからの出発に備えて剣沢小屋先のある程度のところまで空身で下見に行きました。
ついでにビールでも買おうと考えてましたが翌日の事を考えて、何となく明日の下山後の楽しみにとっておくことにしました。
テントに戻ってから夕食をとり翌日の荷物を全てサブザックに詰めてから19時過ぎには就寝しました。 といってもテント泊の際は毎回ですが夜中に何度も目が覚めてしまうので熟睡は出来ないんですけどね。
【2日目】
まだまだ夜が明けない4時過ぎにテント場出発。前日に下見をしておいて良かったです。剱沢小屋直前で小屋の入口方面と登山口が分岐するので多分暗い中では分かり辛かっただろうなと。またその先もそうですね。実際に下見をしなかった剣山荘手前の池のあたりでは間違って剣御前方向に一旦足を踏み入れてしまいました。
暗いうちの行動は必要以上に時間が取られてしまうので、可能な限り下見をしておいた方が良いと実感。
剣山荘からしばらく行くとちょっとした岩場が始まります。鎖番号のプレートは2番から気が付きました。一番は見落としました。その後もそんな感じでした。
一服剱は特に看板も無い様でした。自分的に感じたのはその後の岩場鎖場は確かに数は多かったですが、心配していた「足がすくむ」とか「フリーズしてしまう」という様な事はありませんでした。両神山 八丁峠コースや赤岳 真教寺,県界尾根の経験、表銀座の東鎌尾根等々これまでの経験が生かされている事を実感しました。
タテバイでは一部、手、足の置き場に迷う時がありましたが落ち着けば大丈夫。一番の懸念だったヨコバイの第一歩の右足置き場と高度感、これは全く気になりませんでした。自分でも驚きだったのがヨコバイでの高度感でしたが結果的には怖さも全くく感じず何事もなく落ち着いて進むことが出来ました。(落ちたらただ事では済まないのでも最大限の注意と冷静さを保って、というのが前提ですが)
核心を過ぎてからは逆により一層の注意&集中をしながら、また緊張感が途切れない内にさっさとテント場まで戻り、途中の剣沢山荘で買ったビールとチューハイで一人登頂の喜びの祝杯をあげました。目の前に先ほど登った剱岳を見ながらもう最高の気分♪ 疲れと興奮、睡眠不足色々なものが交錯していつも以上の酔いが回り(^_^;)気持ち良い昼寝もできました。
下山中、予定していた時間よりも早い行程で進んでいたので雷鳥沢まで下りてしまうかとも考えましたが、そう何度も来れたり見たりできる事も無い剱岳なので予定通りやはり剣沢でもう一泊思う存分堪能することにしました。
【3日目】
朝方、やはり早々に目が覚めてしまいテントを明けてシュラフに包まったまま星空をじっくり眺めました。以前プラネタリウムで教わりましたが相変わらず星座の心得は皆無ですが、それでも綺麗なものはきれい美しい!明るい都会の空では見ることが出来ない天の川、幾つものとっても明るい星☆ホシ★☆彡!もう最高の一時でした。
本日剱岳登頂へ行かれる方々が出尽くした明るくなった頃、朝食をとりテントを撤収して後ろ髪を物凄い強い力で引かれながら(T_T)剣沢を後にしました。
途中で何度も何度も振り返っては剱岳を見て、名残惜しく剱御前小舎で自分的に今回山行の最後のお別れを致しました(^_^;)
雷鳥沢までも目の前に素晴らしい景色を見ながら、飽きずに下山できるので本当に素晴らしいところでした。
10時室堂初のバスに乗って今回の登山行程終了です。
後は帰宅まで事故無くゆっくりと大きな渋滞にも合わず帰宅出来ました。
今回も安全な山行が出来ました。念願の剱岳。怪我も無く天候にも恵まれ本当にありがとうございました。
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