折立〜新穂高温泉(黒部五郎岳、水晶岳、雲ノ平、三俣蓮華岳)


- GPS
- 80:02
- 距離
- 53.6km
- 登り
- 3,978m
- 下り
- 4,218m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:50
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:55
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:04
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 10:25
天候 | 9月3日 晴れ・曇り 9月4日 晴れ・一時雨 9月5日 晴れ→雨 9月6日 雨→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:新穂高温泉〜平湯温泉〜松本〜新宿(バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
水晶岳の山頂に向かっていく登山道は慎重に。 |
その他周辺情報 | 松本で「瑞祥 松本」を利用。 入浴料:680円、タオルセット:250円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
毎年恒例の北アルプス縦走。過去2年は雨天の中で修行のような山行だったので、天気予報を毎日チェック。結局、予定より1日早く折立より入山しました。
2日目以降の天気予報は毎日、午前は晴れ午後が曇り・雨だったので、景色の良い稜線歩きやピークハントを午前中にして、午後は早めに小屋に戻る計画に。結果、これが成功して、太郎平〜黒部五郎岳への稜線歩きは本当に素晴らしい景色でした。また、去年天候悪化のため諦めた水晶岳も登頂、今回の目的の一つである雲ノ平にも行くことができました。天候が崩れる予報だったため、最終的には1日繰り上げて下山することとなりましたが、十分満足できるものになりました。
(以下、日毎の感想/記録等)
・1日目:2か月ぶりの登山につき、ゆっくりめに太郎平まで。思っていたよりか、順調に予定通りの滑り出し。太郎平小屋では富山県警山岳警備隊の方からお話しを頂き、また登山道の状況等も聞けて、翌日からの行動に役に立ちました。
・2日目:天候の状況もあるので、取りあえず昼過ぎに黒部五郎小舎着を目指します。黒部五郎岳に向かう稜線は素晴らしい景色広がり、北アルプスを代表する名山のオンパレードで最高でした。ただ、黒部五郎岳の手前にはいくつかのピーク越えを繰り返すので、意外と疲れます。予定通り、昼過ぎに黒部五郎小舎に着き昼食(カレー)を頂きました。本当はここに泊まる予定でしたが、翌日以降の工程を考えて、頑張って三俣山荘に向かいますが、黒部五郎小舎を出るとすぐに急登、雨も降り始め中々進みません。三俣蓮華は巻道を使いますが、ルートはしっかりしていたので、マークをしっかり追っていけば大丈夫だと思います。その後、三俣山荘に着くころには天気も回復して、鷲羽岳の美しい山容がよく見えました。
・3日目:目標の水晶岳を目指し、コースタイムが短い源流コースを行きますが、これが失敗。同時刻に出たテント担いでいた女性とワリモ北分岐に同着。きっとピークを越した方が良かったと少し後悔。鷲羽岳は昨年ゲットしているので由とする。ワリモ北分岐にデポして、アタックザックを持ちイザ水晶岳へ。道中の8割ほどは歩きやすい稜線の道だが、山頂に少し手前から片方が切れ落ちた登山道で高度感も増し、高所恐怖症の自分には、少し刺激がありました。雨の日には行きたくないですね。
水晶岳をゲット後は、雲ノ平へ天気が崩れる前にと急ぎます。途中、ライチョウを見ることができ、ほぼ予定通りに雲ノ平山荘に。ここで、ゆっくりとした時間を満喫し、幸せな時間を過ごしました。
・4日目:天気が良ければ、昨日逃した鷲羽岳を超えて、双六小屋に行くつもりでしたが、雨が降っていて、翌日以降の天候もイマイチなので、一気に新穂高温泉へ下山することに。夕方までには下山可能と見積もり、雨の中を黙々と歩きます。この時は無心で一歩ずつ進んでいきます。なんとか双六小屋まで来て、バスの時刻表を見てびっくり。東京に帰るには、16時55分発が最終バスです。残り、4時間半切ってます。ダメ元のつもりで一心不乱に進みます。この頃天候が回復して景色も良かったのですが、ひたすら降ります。小池新道は本当によく整備されたいるので自分にとっては驚異的に速さで下山。登山口にバスの1時間前に到着。残りは林道です。これがまた結構長い。ストックを少し長くして、無心で進みます。そしてついにゲートに到着、その時16時46分。そこからはダッシュしてバス停に向かい、3分前に到着。
中崎山荘の温泉に入ることもできず、そのままバスの最後部へ。結局、乗り換えの平湯でも湯につかれず、結局松本のスーパー銭湯にたどり着きました。やっぱり、雲ノ平は遠いと改めて感じることとなった1日でした。
最後に、黒部五郎〜水晶まで平行し写真も撮って頂いた読売新道に行かれた方、お世話になりました。また、太郎平小屋〜雲ノ平まで同一行程となったツアーのガイドさん、色々なお話させていただき楽しい時間を過ごせました。ありがとございました。
その他、行動中に多くの方と言葉を交わし、一期一会のご縁がある山って不思議な空間だなと改めて感じました。
来年はどこにするかまだ決めてませんが、また北アルプスのどこかを縦走したいと思います。
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