中央アルプス(空木岳〜赤椰岳〜南駒ヶ岳〜仙涯嶺〜越百山〜奥念丈岳〜安平路山〜摺古木山)

2007年08月22日(水) 〜 2007年08月25日(土)

• GPS: 79:11
• 距離: 54.0km
• 登り: 3,547m
• 下り: 3,891m

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自転車

【往路】自宅∞中野427〓515高尾516〓552大月555〓641甲府645〓802岡谷842〓945駒ヶ根1000=1011駒ヶ池
【復路】飯田1747〓1954岡谷2004〓2131甲府2136〓2300高尾2311〓2403中野∞自宅
*「青春18きっぷ」利用

コース状況／危険箇所等

【20070822】駒ヶ池バス停1012―1117三本木地蔵―1130林道終点1140―1207鷹打場―1248池山分岐1258―1341マセナギ1350―1447迷尾根1454―1518ヨナ沢ノ頭―1545(休)1556―1628空木平避難小屋(泊)
【20070823】755―843駒峰ヒュッテ―851空木岳905―957赤椰岳―1002(休)1013―1021コル―1035摺鉢窪避難小屋1043―1104コル―1129南駒ヶ岳1202―1304仙涯嶺1318―1410越百山1430―1502越百小屋(泊)
【20070824】404―458越百山512―522中小川分岐―536南越百山―645ガレ場上652―806奥念丈岳816―951袴腰山1002―1048松川乗越―1148浦川山1213―1305小ピーク1312―1348安平路山1403―1429水場1442―1502安平路避難小屋(泊)
【20070825】618―656白ビソ山700―812摺古木山830―848摺古木展望台853―916水場921―957林道終点1004―1151大平―1216飯田峠―1303上井戸沢1321―1421鈴ヶ平1425―1507大休バス停―1526砂払温泉(入浴)1705―1723飯田駅

写真

撮影機器：

W42SA 三洋電機

感想

nomoshin

二百名山、三百名山や標高ベスト百山で登っていない山を繋ぎつつ、中央アルプス南部を縦走する山旅。避難小屋も含め、小屋泊まりの三泊四日。

・初日(8月22日)は曇天で時々雨が落ちてくるお天気。駒ヶ根駅からのバスはガラガラ。下りの人たちには会うが、登っている人はほとんどいないよう。

・空木平避難小屋には単独行者が一名のみ。木曽殿から来たそうで、明朝下山とのこと。

・夜半から朝まで雨足が強く、8月23日は停滞することを覚悟しかけたが、7時ころから天気回復の様子となったので、やや遅くなったが出発。一夜を共にした単独行の方から、オレンジときゅうりのおそすわけを頂く。

・空木岳からは雨も上がり、高曇りではあるものの展望や良い。

・折角なので縦走路から寄り道をして、摺鉢窪の避難小屋までピストンするが、生憎カールの底にいる間だけガスが広がってしまった。小屋は十分な広さで良い感じではあったが、なんといっても崩壊浸食が進んでいる崖の上の端に立っているのが落ち着かないであろう。

・南駒の南峰から下る途中で7名のパーティとすれ違う。その後、ちょっとした拍子に躓いて、伊那側の草付に頭からころげ落ちてしまった。幸いに左足のすねにたんこぶと痣を作っただけで済んだが、ヒヤッとする。北側からでは分かり難いが、南側から見ると、南駒と仙涯嶺の間は確かにキレットになっていて、この縦走路の中での要注意区間である。

・越百山からは南アルプス主稜や木曽御嶽などの展望が得られるものの、越百山から南側の稜線は雲の中。明日の藪を期待しながら(?)、一旦、越百小屋へ下る。

・越百小屋での宿泊客は自分を含めて単独行者が3名。夕食は天ぷらとおでん。中央アルプスの小屋は基本的には予約制とのこと(予約せずに泊めて頂いた)。小屋のおじさんからは色々な話を聞かせて頂くとともに、明日のコースのアドバイスを頂いた。

・越百山から安平路山までは一部を除き深い笹藪。但し、藪の中にかなりしっかりした踏み跡があるので、これを外さなければ問題ない。朝露のためにすぐにびしょ濡れになったが、無事に安平路山到着。山頂は展望もなく、面白味には欠ける。

・安平路避難小屋は貸切状態で快適。濡れたものを干しながらのんびりと一夜を過ごす。

・白ビソ山を越えて摺古木山までも笹藪がかなりある。

・摺古木山の山頂からやや南にある岩場からは西側に北アルプスを含めて素晴らしい展望が得られる。

・林道を10km、車道を20km歩いて飯田駅へ。途中、砂払温泉で、文字通りに砂を払う。

・帰路、大月から若い人たちが大勢乗りこんできて車内がぎゅうぎゅうに。L'Arc-en-Cielの富士急野外コンサートがあった模様。