ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 988693
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

細尾峠〜半月山〜社山〜黒檜岳〜中禅寺湖周回

2016年10月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:19
距離
36.7km
登り
2,275m
下り
2,261m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:17
休憩
0:59
合計
12:16
6:17
60
7:17
7:18
43
8:01
8:01
5
8:06
8:08
30
8:38
8:39
3
8:42
8:46
10
8:56
8:57
7
9:04
9:05
20
9:25
9:26
50
10:16
10:27
116
12:23
12:43
69
13:52
13:52
29
14:21
14:22
31
14:53
14:53
19
15:12
15:25
3
15:28
15:28
18
15:46
15:47
29
16:16
16:17
17
16:34
16:35
61
17:36
17:36
55
18:31
18:31
2
18:33
ゴール地点
天候 晴れ→ガス→晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
細尾峠登山口の路肩に止めました
※細尾峠は国道122号日足トンネルの旧道から入ります
 
コース状況/
危険箇所等
●ルート全般
社山〜黒檜山間は踏み跡が薄く目印が少ないところもあるので
地形図&コンパスを持参した方がいいと思います。

●細尾峠〜茶ノ木平
きつくもなく緩くもない笹に覆われた登山道を高低差およそ400mほど登ります。
1453で西に進路を変えしばらく進むと明智平との分岐(1618)へと至ります。
ここから登山道は平坦になり腰辺りの高さまである笹を掻き分けながら進むと
茶の木平から半月山へと続く縦走路へ合流します。

●茶ノ木平〜半月山
茶の木平から中禅寺湖道路まで下り、道路を横断して向かいの尾根に取り付きます。
狸山を経て第一駐車場まで下り、駐車場から樹林帯の登山道を高低差200mほど
登ると半月山へと至ります。
半月山の山頂は眺望はありませんが、150mほど進んだ先の第2駐車場からのルートと
合流したところに展望台がありここから見事な展望が得られます。

●半月山〜社山
半月峠までは急斜面の少し岩っぽい登山道を下り、中禅寺湖畔の狸窪へと下る
ルートを右手に見送って1655まで登り返します。
ちなみに1655には「中禅寺山 1650」と書かれた小さな道標が木に付いていました。
ここから高低差240mほど下ると阿世潟峠に到着です。
阿世潟峠から登り返して1550の小ピークを巻くとルートは少しガレ始め、
さらに標高を上げると視界の開けた笹道となり、
阿世潟峠から高低差およそ400m強登ると社山に到着です。

●社山〜黒檜岳
社山の先からいきなり踏み跡は薄くなります。
倒木と岩場の荒れ気味のルートを広い鞍部まで下り、1792へと続く稜線に乗ります。
このあたりからガスり始め、1792から先で間違った踏み跡を辿り
稜線をトラバースして進んでしまい1816の広いピークの下で道を失いました。
踏み跡がなくなったことで間違っていることに気づいて笹薮を直登しました。
1816から先に進み登り返すと広々とした平坦地に出ます。
平坦地の南側をしばらく進んだのち、稜線伝いに標高を上げていきます。
この付近も笹原に踏み跡が錯綜しているので注意が必要です。
高低差100mほど笹原を登ると再び平坦地に出て、太平山からの稜線と合流します。
ここで進路を北に変えるとそれまでの笹原から樹林帯へと景色が一変します。
樹林帯の中は踏み跡はありませんが、頻繁に日光独特の〼の標識とリボン&テープが
つけられていてこれに導かれて進むと千手ヶ浜方面への分岐へと至ります。
黒檜岳の山頂は分岐から西に外れたところにあります。

●黒檜岳〜黒檜岳登山口
黒檜岳山頂から湖畔の登山口まで高低差700mを一気に下ります。
前半は歩きやすい緩やかな尾根筋のルートを下っていきますが、
標高1800m付近で北側の尾根に乗ると登山道は急斜面になり始めます。
標高1700m付近で踏み跡と目印が薄い箇所があり足場も悪い所が多くなり、
用心深く下る必要がありました。
標高1470m付近で登山道は尾根から離れ谷筋をジグザグに下っていきますが、
引き続き足場が悪く思ったよりも下るのに時間がかかりました。
水が流れている箇所を通過するとほどなく中禅寺湖周遊遊歩道と合流します。

●黒檜岳登山口〜中禅寺温泉(中禅寺湖周遊遊歩道)
中禅寺湖周遊遊歩道はほぼ平坦で整備されたルートで、
特にこの時季は湖畔の紅葉が素晴らしかったです。
竜頭の滝で一度120号線に出て、ここからは車道沿いにつけられた遊歩道を進みます。

●中禅寺温泉〜茶ノ木平
日光レークサイドホテルの裏手にある登山口から登山道に入ります。
登山口には「茶の木平半月峠線歩道」と書かれた立派な看板があります。
木階段で整備された登山道を高低差300mほど登ると茶の木平へと至ります。
 
細尾峠よりスタート。朝夕が冷える季節になりました
1
細尾峠よりスタート。朝夕が冷える季節になりました
笹の登山道を登っていきます
笹の登山道を登っていきます
気持ちのいいルートが続きます1
1
気持ちのいいルートが続きます1
気持ちのいいルートが続きます2
1
気持ちのいいルートが続きます2
おっ、早速紅葉!
11
おっ、早速紅葉!
朝日が樹林を照らし始めました
2
朝日が樹林を照らし始めました
細尾峠から程よい傾斜の登山道を高低差400mほど登ります
1
細尾峠から程よい傾斜の登山道を高低差400mほど登ります
茶の木平・明智平の分岐付近から平坦になり、笹薮を掻き分けて進みます
茶の木平・明智平の分岐付近から平坦になり、笹薮を掻き分けて進みます
笹の海が広がります
1
笹の海が広がります
カラマツの黄葉
周遊道路へ下っていきます(photo komemame)
1
周遊道路へ下っていきます(photo komemame)
中禅寺湖と奥白根山と日光連山。紅葉がキレイでした
13
中禅寺湖と奥白根山と日光連山。紅葉がキレイでした
そして男体山。すごい存在感
7
そして男体山。すごい存在感
男体山を見ながら下っていきます
1
男体山を見ながら下っていきます
標高を下げると色づきが良くなります
1
標高を下げると色づきが良くなります
青空に赤が映えます
8
青空に赤が映えます
周遊道路をまたいで反対側の尾根に取り付きます
周遊道路をまたいで反対側の尾根に取り付きます
狸山に向かって緩やかに登っていきます
狸山に向かって緩やかに登っていきます
狸山から第一駐車場のある中禅寺湖展望台まで下ります
狸山から第一駐車場のある中禅寺湖展望台まで下ります
中禅寺湖展望台から男体山
8
中禅寺湖展望台から男体山
オレンジと…
赤の中を…
登っていきます
標高を上げると再び周りは笹原となり…
標高を上げると再び周りは笹原となり…
半月山までこんなルートを進んでいきます
半月山までこんなルートを進んでいきます
半月山に到着。眺望ありませんが150mほど先に展望台があります
3
半月山に到着。眺望ありませんが150mほど先に展望台があります
展望台より。皇海山と鋸山
2
展望台より。皇海山と鋸山
皇海山と鋸山アップで(photo komemame)
2
皇海山と鋸山アップで(photo komemame)
展望台より。男体山と右奥に帝釈山と女峰山
2
展望台より。男体山と右奥に帝釈山と女峰山
手前に八丁出島を入れて
9
手前に八丁出島を入れて
展望台より。これから向かう社山と黒檜岳。社山と黒檜岳の間には気持ち良さそうな草原が広がっているのが見えます
1
展望台より。これから向かう社山と黒檜岳。社山と黒檜岳の間には気持ち良さそうな草原が広がっているのが見えます
展望台より。奥白根山と右は前白根山。左のとんがりは錫ヶ岳でしょうか。
3
展望台より。奥白根山と右は前白根山。左のとんがりは錫ヶ岳でしょうか。
展望台より。戦場ヶ原と奥に日光連山
4
展望台より。戦場ヶ原と奥に日光連山
半月峠まで下りました
半月峠まで下りました
1655には「中禅寺山 1650」と書かれた道標がついていました
1
1655には「中禅寺山 1650」と書かれた道標がついていました
紅葉した樹林の間から男体山
2
紅葉した樹林の間から男体山
1655から阿世潟峠までは紅葉ロードを…
2
1655から阿世潟峠までは紅葉ロードを…
緩やかに下っていきます
2
緩やかに下っていきます
南側の斜面の紅葉
7
南側の斜面の紅葉
紅葉の先に皇海山と鋸山
6
紅葉の先に皇海山と鋸山
ススキも出てきて秋らしさ満開です
5
ススキも出てきて秋らしさ満開です
(photo komemame)
阿世潟峠に到着
パッチワーク
社山への登り返しに入ります
1
社山への登り返しに入ります
(photo komemame)
社山までは阿世潟峠から高低差およそ400m強の登り
社山までは阿世潟峠から高低差およそ400m強の登り
途中1550の小ピークを巻いたところからの景色も素晴らしい
4
途中1550の小ピークを巻いたところからの景色も素晴らしい
男体山の横に太郎山が見えるようになりました
9
男体山の横に太郎山が見えるようになりました
中禅寺湖の中心街を望みます。彩られた木々がフレームのよう
2
中禅寺湖の中心街を望みます。彩られた木々がフレームのよう
この付近からは視界の開けたルートを進みます
3
この付近からは視界の開けたルートを進みます
紅葉の奥に日光連山
7
紅葉の奥に日光連山
男体山を正面に見ます
1
男体山を正面に見ます
振り返って半月山と手前のぽっかり開けたところが1550
1
振り返って半月山と手前のぽっかり開けたところが1550
狸山と茶の木平。眼下には八丁出島
狸山と茶の木平。眼下には八丁出島
紅葉の尾根の先に男体山。絵になるなぁ
3
紅葉の尾根の先に男体山。絵になるなぁ
紅葉の尾根の先に戦場ヶ原と太郎山
5
紅葉の尾根の先に戦場ヶ原と太郎山
社山の山頂に向かって登山道は徐々に傾斜を上げていきます
社山の山頂に向かって登山道は徐々に傾斜を上げていきます
奥白根山
社山に到着
社山より。これから進む黒檜岳へと続く稜線。テンション上がります
1
社山より。これから進む黒檜岳へと続く稜線。テンション上がります
社山より。奥白根山と錫ヶ岳
社山より。奥白根山と錫ヶ岳
さて、美しい笹原の稜線に向かいます!
3
さて、美しい笹原の稜線に向かいます!
まずは鞍部まで下っていきます
まずは鞍部まで下っていきます
社山を振り返ります
社山を振り返ります
広い鞍部
1792へと続く稜線に乗ります
1792へと続く稜線に乗ります
ちょっとガスってきました
ちょっとガスってきました
笹薮の中を進みます
3
笹薮の中を進みます
1816を通過すると広い平坦地に出ます
1816を通過すると広い平坦地に出ます
太平山から黒檜岳へ続く稜線に向かって登っていきます
太平山から黒檜岳へ続く稜線に向かって登っていきます
大平山との分岐が近づくと樹林帯に入ります
大平山との分岐が近づくと樹林帯に入ります
樹林帯は踏み跡がなく、テープ&リボン、〼の道標を頼って進みます
1
樹林帯は踏み跡がなく、テープ&リボン、〼の道標を頼って進みます
ほどなく黒檜岳に到着
1
ほどなく黒檜岳に到着
前の写真の場所からさらに200mほど先に進むと標高の書かれた正式?な山頂がありました
1
前の写真の場所からさらに200mほど先に進むと標高の書かれた正式?な山頂がありました
1976mと1977m…。ここで食事休憩
5
1976mと1977m…。ここで食事休憩
黒檜岳からの下り
黒檜岳からの下り
標高を下げるにしたがって紅葉が見事
2
標高を下げるにしたがって紅葉が見事
青空が再び姿を見せてくれました
2
青空が再び姿を見せてくれました
足元は悪いですが目先はキレイです
2
足元は悪いですが目先はキレイです
後半は谷筋をジグザグに下っていきます
後半は谷筋をジグザグに下っていきます
湖畔の中禅寺湖周遊遊歩道に合流しました
3
湖畔の中禅寺湖周遊遊歩道に合流しました
湖畔から男体山
湖畔は紅葉の最盛期
3
湖畔は紅葉の最盛期
水辺を歩きたくなります(photo komemame)
3
水辺を歩きたくなります(photo komemame)
赤橙黄、そして水の蒼
3
赤橙黄、そして水の蒼
ちょっと被写界深度深めにして
5
ちょっと被写界深度深めにして
周遊遊歩道はしっかりと整備がされていてます
1
周遊遊歩道はしっかりと整備がされていてます
地面の落ち葉も景色に彩りを加えます
地面の落ち葉も景色に彩りを加えます
「すごいね」を連発しながら進んでいきます
6
「すごいね」を連発しながら進んでいきます
水の透明度もすごい
4
水の透明度もすごい
千手ヶ浜より
人工的に感じるくらい極彩色の個体も
3
人工的に感じるくらい極彩色の個体も
結構歩いたけど全然飽きません
1
結構歩いたけど全然飽きません
湖面がキラキラ1
湖面がキラキラ2
ホントに気持ちのいい遊歩道です
ホントに気持ちのいい遊歩道です
赤岩からの眺め
赤が印象的
竜頭ノ滝の駐車場に到着。時間と体力との相談の結果、komemameはここからバスに乗ってひと足先に中禅寺温泉まで戻ることに
1
竜頭ノ滝の駐車場に到着。時間と体力との相談の結果、komemameはここからバスに乗ってひと足先に中禅寺温泉まで戻ることに
中禅寺に流れ込む川
3
中禅寺に流れ込む川
竜頭ノ滝と紅葉。
4
竜頭ノ滝と紅葉。
ここからはひとり旅。赤が見えると思わずパチリが続きます
1
ここからはひとり旅。赤が見えると思わずパチリが続きます
竜頭ノ滝を過ぎると再び遊歩道を進みます。車道が近いのが玉に瑕ですが、こちらの遊歩道は
竜頭ノ滝を過ぎると再び遊歩道を進みます。車道が近いのが玉に瑕ですが、こちらの遊歩道は
対岸に見える三角錐は社山でしょうか
対岸に見える三角錐は社山でしょうか
こちらは半月山かな
こちらは半月山かな
こんなに素晴らしい遊歩道なのにひとの姿はほとんどありませんでした
3
こんなに素晴らしい遊歩道なのにひとの姿はほとんどありませんでした
二荒山神社を通過します
1
二荒山神社を通過します
白鳥がいました
日が落ちて少しオレンジになりました
日が落ちて少しオレンジになりました
これから向かう茶の木平
これから向かう茶の木平
中禅寺温泉でkomemameと合流。ここから細尾峠までもうひと山越えます
中禅寺温泉でkomemameと合流。ここから細尾峠までもうひと山越えます
茶ノ木平の登山口
茶ノ木平の登山口
暗くなってきましたが…
1
暗くなってきましたが…
最後のもうひと踏んばりです
1
最後のもうひと踏んばりです
さよなら、男体山
1
さよなら、男体山
最後はヘッデンのお世話になりましたが、無事細尾峠に到着。お疲れ様でした!
4
最後はヘッデンのお世話になりましたが、無事細尾峠に到着。お疲れ様でした!

感想

関東で紅葉といえば、まず思い出されるのが日光。
でも、同時にいろは坂の渋滞のイメージも浮かんでしまい、
行きたいけど、行けない場所。それがボクたちにとっての秋の日光でした。

週末の予報を見ると土曜日のこのエリアは天気が良さそうだし、
タイミング的にも今週あたりから紅葉のピークにさしかかりそう。
こりゃ行くしかないでしょ、ということで地図とにらめっこした結果、
渋滞を避けるために細尾峠から入り、
茶の木平から半月山〜社山〜黒檜岳まで山の中を歩き、
中禅寺湖に下ってからは湖畔の周遊遊歩道を歩いてグルっと一周することにしました。

このルート、前半は美しい笹原が続き、歩いていてとても気持ちがいい。
特に社山から黒檜岳間は笹の海の中にいるようで素晴らしかったです。
目に入る景色も男体山と日光連山そして眼下の中禅寺湖と絵巻物のようでした。
後半の湖畔に下りてからは、ビックリするくらいの紅葉に感動しっぱなし。
やっぱり、日光ってスゴイよなぁ。

前半の山を歩く区間が思いの外ハード(アップダウンにルーファイに悪い足場の連続)で、
komemameには竜頭ノ滝からバスに乗って先に行ってもらい、
中禅寺温泉で合流するということもありましたが、
とても充実した1日を過ごすことができました。
 
 

今年は紅葉がいまいち…というイメージでしたが、
とんでもないっ、天下の絶勝・日光はやっぱりすごかった!
近くでみると、赤は赤でも微妙にグラデーションがかかっていて、
「どうなってるの?」と、見入ってしまうほど。
遠くから眺めても真っ赤、黄色、オレンジの隙間に
みどりも混ざってのパッチワークで、そりゃもうきれい。
紅葉を愛でずして、秋が過ぎていく…と思ったけれど、
いい時期に紅葉狩りできました。

しかも今回のコースもよかったです。
(途中、バテてバスでショートカットしたのはさて置き…)
山中は、人もちらほらで、
まるで日光・中禅寺湖の紅葉をみに来た気がしないくらい。
もちろん、展望地とか山頂など要所要所には休憩している人が
いましたが、がやがや〜って感じではなく。

ちょっと長いコースだったし、
意外と(私には)アップダウンがあったし、
この日はなぜかお腹が空いて空いて、シャリバテ気味で力が出ず、
歩くはずのところをバスに乗ってしまったけれど、
今振り返ると、もっと食べて歩けばよかったなぁ、、と。反省。
・・今思うと、なんだけど。
でも、あのときは、どうにも力が出なくて、
気持ちもふてぶてとしていて、とにかくもう歩きたくなかったんだなあ。
まぁ、観光客でギュウギュウ詰めのバスに揺られるのも、
普段の山登りではあり得ないので、いい経験ができたということで、
自分を納得させよう。

さて、最後は暗い中ヘッデン点けての下山となりましたが、
クマが怖くて、必要以上に鈴をじゃりじゃり鳴らして歩きました。
自分の背丈ほどある笹の中を歩かなくてはいけないので、
暗いうえに見通しがきかないし、その笹の中で身を潜め眠っている鳥が、
私たちの存在に気づいて、バサバサーっと飛んでいったりするので、
その羽ばたき音に何度も、びっくりさせられました。
ちょっとした物音にもびくびくの連続…
だから、そんなに長くないはずの道なのに、
緊張感でとにかく長く感じました。
ようやく登山口の車がみえたときはなんとホッとしたことか。

紅葉の素晴らしさを振り返り、そして無事かえってこれた安堵。
甘露を味わうって、そう簡単にはいかないなぁ。


おしまい。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1625人

コメント

まったく同じコースを歩きました
こんばんは。

考えることは同じですね
3年前の秋にまったく同じコースを歩きました。
それにしても、いつもながらいい色の写真の連続ですね。
こんな写真を撮りたいものです
私が歩いた時に紅葉が一番印象的だったのは黒檜岳登山口から
赤岩の間だったのですが、今回はどうでしたか?

中禅寺湖の紅葉はきれいなので、昨年も行ったのですが
こんなレコを拝見すると、今年も行きたくなってしまいます
2016/10/25 21:32
Re: まったく同じコースを歩きました
youtaroさん

こんにちは。

先々週は谷川岳方面にも行きましたが、
今年は全体的に色づきが悪い気がしていました。
でも、やっぱり日光の紅葉は別格で
おっしゃる通り、特に黒檜岳から赤岩の間が紅葉は最強でした。
この区間は楓が中心だからでしょうか。

前半の山の中を歩く区間がアップダウンがあったり、
社山から黒檜岳間でガスってルーファイが必要だったり、
黒檜岳からの下りが悪い足場の連続だったりと意外とハードでしたが、
湖畔まで下ると同時に疲れが吹き飛ぶ景色の連続でした。

細尾峠から入るのは良かったです。
渋滞対策回避もさることながら、周遊道路に出るまではキレイな笹原の中、
適度の傾斜が続きとても歩きやすかったですし、何より人が少ないのがいいですね。
この日は誰とも会いませんでしたが、登山口に「今年5月、熊に襲われました」
と書かれた注意喚起の張り紙を見たときはアセりましたが(笑)

コメントいただきありがとうございます!
2016/10/26 12:10
まったりハイキングかと思ったら・・・
中禅寺湖周回って、danyamaさんたちにしてはまったりハイキングなのかと思って見たら・・・37km/標高差2300m超って・・・ 「意外とハード」ってサラリと言われてますが超絶じゃないですか。。
私も今年の紅葉は全くダメなのかと思っていましたが、こんな年でも日光は素晴らしい色づきですね。

P.S. danyamaさんとkomemameさんの山行をまたまた無断で引用させて頂きましたm(_ _)m
2016/10/27 23:13
Re: まったりハイキングかと思ったら・・・
usatakoさん

こんにちは。
37kmのうち10kmほどは湖畔の遊歩道なのでその分は割り引いて見てくださいね。

今回日光の紅葉を初めて体験しましたが、やはり素晴らしかったです。
標高が高いところは終わってしまっていましたが、
湖畔くらいまで標高を下げるとピークを迎えようとしている感じでした。
特に湖の南側はカエデが中心だからでしょうか赤がキレイで、
同じ1本の木でも濃い赤からオレンジまでグラデーションしていたり。
一方、男体山側の湖畔はミズナラも多くて黄色も楽しむことができました。

usatakoさんは中ノ岳周回だったのですね。
兎岳〜丹後山間の笹原の雰囲気の良さを思い出しました。
今回ボクたちが歩いた社山〜黒檜岳間も
似た雰囲気がありましたよ(藪の濃さは違いますが)。

コメントありがとうございます!
 
2016/10/28 13:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら