オレにはまったく関係の無い話だし、ほっとけば良いのだがそれを観て感じる事。
寝坊の理由が、
「昨日の仕事がハードで、打ち上げでつい酒を呑みすぎて・・・うんぬんかんぬん」
言語道断である。誰だって仕事をすれば疲れるし、酒を呑めば酔っぱらう。
それを平然とこなして翌日、何気なくさらっと普通の顔をして現場に行く。それこそが、プロフェッショナルではないのか。芸能人だけを責める気は無いが、一般企業の若手社員と呑みに行ったり、その翌日の勤務状態を知り得る事はほとんど無いので、実態は不明につき。
フリーランスであろうが、正社員であろうが、報酬をいただいて仕事をすれば、どんな職種/業種でもプロである。アルバイト/派遣なども同じ。
オレは長い間、フォトグラファーと呼ばれる、師弟関係が色濃い職人的仕事に就いているし、遊びとは言え学生時代のクラブ活動は体育会山岳部だった。なので、
「疲れているから寝坊しました」
などの言い訳は、まったく通用しないと言っても過言ではない。
巨人の星的根性論を説いているのでは無い。そんな前時代的主君奉仕絶対主義では無く、実際の「お仕事」について論じているのだ。
仕事=クライアントが必然的に存在する。そのクライアントに迷惑をかけず、満足してもらい、その対価として報酬をいただくのが仕事である。直接的に顧客とやり取りしていなくとも、企業であれ公務員であれ、いずれかから報酬はもらっているはずである。
「上から命令されたから。毎日やらなければいけない、と決まっているから」
そんな脱力的作業でこなすのは、いわゆる「やっつけ仕事」と云う奴で、決して「仕事」では無い。
ましてや、酒を呑みすぎたから寝坊、などはあきれすぎてゲップが出る。
バラエティ番組では視聴率を稼ぐために、あえてそのような内容を放送しているのかもしれないが、どこかその寝坊をしたタレントが英雄視されそうな構成になっている節も感じ取れる。それを観て、あまり考える事をしない若手一般労働者が、真似をしてもらっては困る。そのような行いは、武勇伝でも何でも無く、単なる間抜けである。
芸人さんでも、寝坊している事を取り上げられているのは中堅クラスまでで、いわゆる「師匠」クラスにはそんな事象はみられない。もちろん、力関係で伏せられているのかもしれないが、多分実際にもベテランは寝坊等しないと推察する。
どんな仕事も、上に立つ者、力を持てる者とは、地道な努力と仕事に対して真摯な態度で接した事の結果が、その立場を生んだのだと思う。
これは、山登りにも当てはまる事だ。自分を律して、より高くより困難な世界へチャレンジするのが、登山の真髄である(標高では無く、己れに対しての高みだ)。
思いっきり自画自賛になるが、オレは出張時には、朝6時から夜の1時くらいまで、19時間労働などはざらにある。それをこなしているから、高い山に行き、14〜5時間程の歩行をしても、平然としていられる。いや、逆か。山でそのような修行をしていたからこそ、業務を円滑にこなせているのか。
まだまだ病み上がりから再起への駆け出し中のオレだが、第二の新人時代を過ごしていると思っている。
このような自戒の念を持たせてくれる、テレビ番組に感謝したい。
sekitoriさんこんばんは。
愚痴っぽい話になりますが…
仕事の上司や先輩、あるいはお客、つまりサービスを受ける立場でその対価を支払う立場の者、などなど…立場の強さをいい事に人を待たせる事が平気な輩、不幸にも結構遭遇します
約束の時間に遅れてもお構いなし!自分が偉いから、周りは待ってて当然という横柄な振舞いを見せ付けられると、どれ程優れた能力を持った人でも尊敬する気にはなりません
『遅刻』≒時間にルーズ…話題が微妙に外れました
私は物心付いた頃より、待つのも待たせるのも大嫌い。
時間には正確、滅多に遅刻はしないタイプですが、若い頃は飲みすぎて翌日起きられない事も度々ありましたね〜
働き出して10年程度、30歳前後になってようやくプロ根性が付いて来たと申しますか、酒が理由の遅刻や欠勤から卒業しました。
勿論、20代の頃は2.3日なら朝まで飲んでそのまま仕事を続けるほど元気はあったものの、実質仕事になっていませんでした
結局酒量を控え、翌日の仕事を考えながら飲むコツを掴むのに10年を要したという事でしょう
sekitoriさん、こんばんは。
最近のお笑い番組は、そんなネタ?もあるんですね。いつのころからか、つまらない身内ネタが増えたなぁとは思っていましたけど。
ふだん自己規制が緩い私ですが、仕事となると少しは意地もあるらしく。
若い時から会社絡みの飲み会の翌日はゼッタイ遅刻しない休まないという矜持はありました。
単にそんなに飲めないタチだっただけ、かもしれませんけど(笑)
でも自分に厳しく、はやはりなかなか難しいですね。
意地でできることはあっても、好きなスイーツはやめられないとか
でも冬山に行きたいとという目標を持ったとき、血行障害を理由に20年続けていたタバコはすっぱり止めました。
そんなにタフな人間ではないけど、山に行くことで心身ともに鍛えられていることは、たぶん間違いがなく。
病気で自分の人生がひっくり返って、一度振り出しに戻ることを経験したことで、ふつうのことをちゃんとやっていこうと思い直すことができました。
どんなことにも学びがある
あーでも、神様がなにかひとつ願いをかなえてくれるなら、やっぱり健康なカラダに戻して欲しいかも です。
inakabusさん、otsunyanさん、おはようございます。コメントありがとうございます。まとめレス、失礼します。
クレーマー、モンスターペアレント、パワーハラスメント・・・。仕事をしていると、さまざまな矛盾にぶち当たりますよね。ストレスは溜まる一方。
それを、つい酒で紛らわせたくなります。が、私は、暗い酒は大嫌いなので、そういう飲み方はしません。と言うか、嫌な事は最初の一杯を呑んだ時点でどこかに吹き飛び忘れてしまうので・・・^^;
明るく楽しく元気良く、豪快に呑むのが信条です。
なので、翌日に変な気分悪さが残る事も無いし、当然翌朝早い時は、自然と節制していますね。
ずいぶん偉そうな事を本文に書きましたが、プロの意地、信念を忘れてしまってはどんな仕事も評価を得るのは難しい、と思っております。
それでは、豪雪の立山へ向けて、出発しま〜す。今日は富山のホテル泊まりですが。また地酒がオレを呼んでいる〜〜〜〜(^~^)
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