例年、松の内は到来したカレンダーから各部屋に掛ける数点を選ぶのですが、今年は労山のカレンダーが素敵なので書斎に掛けることにしました。
表紙を含む7枚の写真が、とても素敵です。
http://www.jwaf.jp/publication/calendar/index.html →毎年更新されます。
J.W.A.F.(日本勤労者山岳連盟)カレンダー[七作品全写真]
表紙の「陽光の不帰1峰 小倉池より」(添付画像=部分複写)はプリムラ山の会 岡 孝雄 氏の素晴らしい作品です。
1月中は表紙のまま掛けておく事にしましたが、1月〜2月の宮澤 健二 氏の八ヶ岳作品もとても素敵です。
選ばれた7枚は全て秀れた写真ですが、素人の私でも判るのは構図の良さです。
山の稜線が仕切る、空と地のバランスが絶妙なのです。
私の拙い腕とコンデジでは、このような素晴らしい写真はとても無理ですが、構図を参考に少しでも良い写真を撮りたいものです。
コンデジは露光もピントも自動だし手ぶれ補正ですから、この点では大きな失敗はあり得ません。
だが、構図だけは自動とは行かず、撮影者の感覚任せです。
構図、即ちズーミングとフレーミングが、コンデジ素人写真の腕の振るい処のようです。
ついついカメラの目線が高くなり、稜線と水平線で空と地が2等分されてしまい、見栄えのする写真になりません。
つい視点を画面中心に置いたまま、フレーミングせずにシャッターボタンを押してしまうのです。
それに、いつも手持ち撮影なので水平、垂直も微妙に怪しい傾きです。
山や地肌を撮るのか、雲の造形を撮るのか、近景の大岩や樹木を空に生かすのかを考え、不要な無地の空を極力切り詰めるように意識するのですが、結果はいつも構図が不満な出来栄えなのです。
労山のカレンダー写真を見ると、地(稜線)の上端から上の空が狭く、面積バランスが絶妙です。
やはり写真の上手な人は撮影技術、機材は勿論のこと、秀れた構図感覚のフレーミングばかりか出品作の選択眼にも秀れているのでしょう。
私のコンデジ素人写真は、構図感覚だけが勝負処と納得した松の内でした。
ヤマレコにも、お手本になる素敵なカレンダーが有るといいですね。ainakaren
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