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日記

カテゴリー「麗しき季節の花々」の日記リスト 全体に公開

2023年 07月 06日 18:45麗しき季節の花々

終盤を迎え 薄緑の紫陽花アナベル

 薄緑色に咲き始めたアナベルが純白色の最盛期を過ぎ、今日は薄緑に色を戻し終盤を迎えている。 花の色の移り変わりを毎日のように眺めていたが、雨に濡れては生気を取り戻すかのように見えた。 紫陽花は雨の花、雨の似合う涙花と言われる所以であろうか。 周囲の葉の色とは微妙に異なる緑が、花らしき仄かな
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2023年 06月 22日 17:22麗しき季節の花々

薄緑に咲き始め 純白に咲き誇り 薄緑に咲き終える 紫陽花アナベル

 庭のアナベルが、今や純白の盛りを迎えている。 四日前には、薄緑の中に数輪だけ白かったが、今日は白色を揃えている。 常盤露草、ドクダミなど白い花が多い庭だが、梅雨時にはホソバクチナシの白い花も咲く。 写真が苦手ゆえ、コンデジの自動露光・自動ピント・手ブレ防止の機能に任せて撮るのだが、白い花は見
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2023年 06月 03日 00:26麗しき季節の花々

紫陽花 哀歌

 梅雨入りの時節になると、庭の紫陽花が咲き始める。 ヤマアジサイ(写真)が初めに咲き、続いてカシワバアジサイ、紅額からアナベルまで順々に咲くのだが、今年も役者が足らず寂しい庭になる。 一昨年の豪雨と強風でカシワバアジサイが根こそぎ倒れ、手当ての甲斐も無く枯死した。 細い根が全て切れた株を引き起
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2020年 10月 21日 20:12麗しき季節の花々

彼岸の来訪者 [奇しき曼珠沙華 開花]

 昨年の彼岸には咲かなかった曼珠沙華が、今年は二輪開花した。 次々と二人の義兄が亡くなったそれぞれの年に一輪づつの開花だったが、今年は二輪である。 家人は「今年は二人で帰って来たのね」と云い、仏壇に明かりを灯す。 新型コロナ疫の外出自粛で、春秋とも墓参りが出来なかったが、開花で心残りが消えたよ
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2020年 07月 06日 20:01麗しき季節の花々

蟄居閉門隠居の花便り

 蟄居閉門が刑罰だったのは、江戸時代迄の事でしょうか。 御上の御達しが有ろうと無かろうと、新型コロナの防疫は蟄居閉門に限るとばかりステイホームを続けています。 不要不急の外出は致しておりません。 〜と言って隠居の身でも家庭医と薬局、食糧など必需品の調達にコンビニやスーパーだけは行
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2020年 03月 12日 17:18麗しき季節の花々

蔓日々草の花言葉

 蔓日々草(ツルニチニチソウ)の花言葉を繙くと「生涯の友情」、「優しい追憶」とある。 春から初夏、青紫の清楚な花を日々次つぎに咲かせるが、咲けば命の短い一日花なのである。 鎌倉、浄智寺境内の崖下に小さな石仏があり、その近くで著莪(シャガ)の白に寄り添う様に咲いている青紫が見られる。 凛とした風
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2018年 09月 25日 20:05麗しき季節の花々

曼珠沙華・奇しき開花再来

 窓越しの庭隅に、曼珠沙華が咲いた。 一昨年の開花以来、二年ぶり二度目の花である。 初めて庭に曼珠沙華の開花を見たのは、二年前の彼岸前のことであった。 それまで庭で曼珠沙華を見たことがないし、植えた覚えもなかった。 義兄の葬儀で数日留守にし夜半に帰宅の翌朝、書斎の障子を開けると目の前に忽然と
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2018年 04月 07日 13:00麗しき季節の花々

貝母の花(編笠百合)

 源氏山の雑木林を歩いていて、貝母(バイモ)の小さな群落を見つけました。 春の花にしてはひっそりと、地味な薄緑色の花を咲かせていました。 我が家の庭の片隅にも毎春咲くので、馴染み深い花なのです。 貝母は中国原産のユリ科の多年草で、耐寒性の強い植物です。 4〜5月頃、高さ40
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2016年 11月 17日 18:17麗しき季節の花々

杜鵑草 [ホトトギス] と 秋の空

 「女心と秋の空」と言われる如く、秋の空模様は変わりやすい。 この諺には、別バージョンの「男心と秋の空」がある。 何方が諺として正当か〜、を廻って痴話喧嘩やその捨て台詞にもなるが、双方のニュアンスは少しばかり異なる。 女が喜怒哀楽などの感情に左右され移り気であることを広範に言い、男が他の女に心
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2016年 09月 13日 19:51麗しき季節の花々

早咲きの 彼岸花

 昨夜半からの激しい雨に庭の様子が気になり、書斎の障子を開けるとすぐ目の前に真っ赤な一輪の彼岸花が咲いている。 此れまで庭に彼岸花が咲いた記憶がないし、植えた覚えもない。 唐突に咲いた彼岸花を見て、実に不可思議な思いである。 10日前に義兄が亡くなり、この数日その葬儀で家を留守にしたが、昨晩帰
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2015年 06月 25日 19:58麗しき季節の花々

紫陽花の名前を質問箱に〜

 一雨ごとに色濃くなる紫陽花を観に、本場の鎌倉を訪ねる。 あじさい寺として有名な明月院に向かうも、門前からの大混雑ゆえに敬遠し、駅前の円覚寺まで戻る。 境内の紫陽花は、丁度見頃を迎えていた。 此処には、明月院のような青一色ではなく珍しい色と形の品種が多い。 珍しい姿の紫陽花を見付けると、
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2015年 03月 26日 19:08麗しき季節の花々

コンデジ 春の花を写す

 今年は庭のボケ(木瓜)に花が沢山付いて、見ごたえがあります。 折角の綺麗な花ですから、写真に撮る事に致しました。 背丈程の樹高があり、自分の顔の高さに咲いた花が容易に撮影出来ます。 カメラが小さなコンデジ(Canon S110)だし、撮影技術にも全く自信がありません。 とりあえずコンデジの
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2013年 06月 27日 20:53麗しき季節の花々

それぞれの 紫陽花忌

 雨の降る日が多くなると、すぐに庭の紫陽花が最盛期を迎えた。 今年は例年より見頃が一週間程早かったようである。 雨のよく似合うその花を著名人の命日に重ね、巷では紫陽花忌と呼ばれる。 雨に濡れた花の姿は涙を連想させ、命日の集いに紫陽花はとても相応しい。 紫陽花忌〜、古くは江戸末期に19才で
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2013年 05月 29日 14:01麗しき季節の花々

柚子花の 闇に匂ひて 雨近し

 入梅に期をあわせるように柚子の花が咲いています。 今年は花の数が多いので、実の豊作が楽しみです。 夜、庭側の窓を開けると、暗闇の湿気の中に柚子の香りが漂います。 「柚子」は本来、柚の実を意味しますが、分類上の植物名としてそのまま用いられています。 ミカン科の常緑中木で、中国揚子江上流地
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2012年 06月 20日 16:51麗しき季節の花々

紫陽花 三色

 紫陽花は雨の匂いに誘われて色濃くなる。 庭の紫陽花は昨夜の台風4号の豪雨により、その色を更に深くしたようだ。 花の色に誘われ、異なる三種類を選んで写真を撮ってみた。 青い花は額紫陽花、白い花は園芸種の柏葉紫陽花、紅色の花は紅額である。 額紫陽花と紅額は通常の紫陽花の原種であり、よく山や
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2012年 04月 20日 16:32麗しき季節の花々

谷川連峰 石楠花の幻想

   岩稜の登りで高度を上げてくると右下にマチガ沢を見下ろし、その上にトマの耳を見上げる急な登りになる。 ザンゲ岩の右を登りきると傾斜も緩くなり肩の広場に出る。 晴れているが風が強いなかトマの耳を往復し肩の小屋に戻ってオジカ沢ノ頭に向かう。 オジカ沢の頭の下りにかかる頃
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2012年 04月 18日 10:16麗しき季節の花々

小田原城の枝垂桜

   写真は4月15日の小田原城の枝垂桜です。 今年は春が遅く、4月中旬になっても未だ枝垂桜が充分に楽しめました。 サクラの中で最も優美なのがシダレザクラと言われ、その容姿からイトザクラともいわれます。 ウバヒガンの枝垂性で、花も、咲く時期も変わりませんが、野生はなく、
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2012年 04月 10日 23:52麗しき季節の花々

三椏の花咲く小路

 訪れた義兄を駅まで見送る途中の小路に、垣根の隙間から身を乗り出すように三椏の花が咲いている。 紅色の三椏が珍しいのか義兄は立ち止まってその花を見ていたが、「これは三椏だね。綺麗な色だなぁ〜」と笑みを浮かべて私を振り返る。 「三椏の花は女房が好きだったなぁ〜 、 近所の三椏は黄色ばかりだったけど
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2012年 03月 14日 12:52麗しき季節の花々

やっと梅が見頃に〜

 今朝、目覚めるとウグイスの鳴声が聴こえていました。 障子を開けてみると、遅かった梅の花がやっと見頃になっておりました。 七分の開花でしょうか。 今年は里には厳しい冬でしたが、山には雪の多い美しい冬になりました。 青梅よりの便りでは、吉野梅郷の梅の見頃は大幅に遅れそうです。 奥多摩地方
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2012年 02月 10日 16:50麗しき季節の花々

梅を待たずに〜

 この春の梅は厳しい寒気のせいか開花が遅い。 例年なら今頃ちらほら綻び始める花の蕾も小さく固いままだ。 寂しいことに庭の梅には未だ野鳥も姿を見せない。 今朝届いた郵便はKさんの訃報だった。 遺言により家族だけの密葬を済ませ、この26日に埋葬するとのことである。 Kさんは遺言の中に「
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2011年 10月 21日 15:31麗しき季節の花々

月明かり 影射す花や 吾亦紅

  句題 秋の花 ainakaren 吾木香、我毛香とも 英名 バーネット(burnet) 晩夏から秋に 暗紅紫色の小花を玉のように集め 花序を創る
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2011年 09月 22日 11:15麗しき季節の花々

姫蔓蕎麦(ひめつるそば)

 ・ヒメツルソバ  ・蓼(たで)科  ・学名 Polygonum capitatum  polygonum タデ属  capitatum 頭状花の   polygonum(ポリゴナム)はギリシャ語の「polys(多い)とgonu(節)」が語源。茎の節が膨らんで関節のように見えることに由
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2011年 09月 07日 18:28麗しき季節の花々

午後の酔芙蓉

 毎年、風の盆が八尾の街を賑わす頃になると鎌倉の円覚寺の酔芙蓉が見頃になる。 昨年も見たが今年もまた見たくなり鎌倉まで出かけた。 花は期待通り見頃を迎えていた。 午後2時過ぎの花の色はほんのりピンク色のほろ酔い加減、これから宵に向かってその色を濃くし、艶やかな紅色に移ろい、ただ一日限りの花の命
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2011年 04月 16日 13:25麗しき季節の花々

桜、舞い散り、射干の花咲く

 春眠、暁を覚えず。 遅い目覚めに障子を開けると、ちらほらと桜の花弁が舞い散っている。 遠い山桜は春霞のように、ぼんやりと風にたなびいている。 花弁の舞い落ちる庭の片隅には、射干(しゃが)の花が群らがる如くに咲いている。 いつの間にか、春たけなわなのである。   寝巻き姿のまま庭に出て、
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2011年 03月 07日 01:36麗しき季節の花々

花と嵐と・・

 早咲きの桜がちらほらと咲き始めると、春の嵐もちらほらと〜 花には嵐がつきものだなぁ〜 「花も嵐も〜」と「花に嵐の〜」では、語呂は似ていても意味合いは随分と違うなぁ〜 どっちが自分に、しっくりくるのかなぁ〜。 呑ん兵衛には、やっぱり「花に嵐の〜」が相応しいのかなぁ〜 「さよならだけが人
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2011年 01月 30日 13:09麗しき季節の花々

霞草に紅い薔薇

 霞草には紅い薔薇がよく似合う。 自由が丘駅に近い居酒屋Kの片隅の花瓶には、いつも白い霞草に紅い薔薇が二、三輪〜、常連客、狂四郎の女将への心づくしの花だ。 薔薇の紅の暗いベルベットのような色は、狂四郎の好みだった。 狂四郎とは女将が付けた渾名である。 常連客の渾名は全て女将がつける。 客同
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2010年 09月 05日 13:32麗しき季節の花々

秋海棠に蜘蛛の糸

 酷暑の続く中、庭では秋海棠の群落が訪れる秋を待ちきれず、花を盛りと咲き誇っている。 大陸からの帰化植物であるが、これほど茶花として相応しい花も少ないだろう。 楚々とした和風の佇まいは、凛として実に美しい。 毎年、同じ場所に群生し、種を採取してこちらの希望するところに蒔いてみても、気に入らない
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2010年 09月 03日 09:20麗しき季節の花々

酔芙蓉と風の盆恋歌

 毎年、越中おわら節の聴こえてくる季節になると、鎌倉の円覚寺の酔芙蓉(すいふよう)が咲き始める。 朝、咲いたときは白無垢の花嫁のように清楚な純白の花である。 一日花の酔芙蓉は、昼過ぎまでは純白のままの清楚な姿であるが、午後から夕方にかけて次第に花弁に朱色がのり始め、時と共に次第に色濃くなり陽の沈
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2010年 07月 15日 13:25麗しき季節の花々

草津白根の駒草

 草津白根の駒草の様子がTV放映された。 株数も豊富に綺麗な花を咲かせている。 一頃絶滅が心配されたが、人の多い場所であれだけ株を増やし保護するには、随分とご苦労もあったかと有り難く思う。 弓池近くの湿地帯には、毛氈苔(もうせんごけ)の大群落があったが、今はどうなっているのだろう。 こちらの
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2010年 06月 26日 09:39麗しき季節の花々

紫陽花の日記

 6月24日(木)、朝から梅雨の晴れ間となる。 急に紫陽花が観たくなり、独り鎌倉に向かう。 北鎌倉で電車を降り明月院に向かうと、途中で道のところどころに紫陽花が咲いているが、先週訪れた時と殆んど同じで、今年は例年に比べ花が遅いように思える。 明月院は紫陽花見物客が多く、やや騒然として落ち着
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