次々と二人の義兄が亡くなったそれぞれの年に一輪づつの開花だったが、今年は二輪である。
家人は「今年は二人で帰って来たのね」と云い、仏壇に明かりを灯す。
新型コロナ疫の外出自粛で、春秋とも墓参りが出来なかったが、開花で心残りが消えたようだ。
「来年から暫く咲かないと思うから、写真撮っといて」と云う。
近頃、時としてお互いの会話には、論理的ではない不思議感が漂うことがある。
老が深みに忍び寄っているのだ。
花の見頃を待っているうちに撮影を忘れ、十月二日の日没間近になって思いだし慌てて庭に出た。
一輪は見頃だったが、一輪は既に花弁の半分を落としていたので写せなかった。
夕陽の射す花を、真横から撮影した一輪だけの画像を見せると、そのことは咎めず「オンブバッタが居る」と妙なことを云う。
眼を凝らして画像を見ると、確かに花の上に緑色のオンブバッタのペアが居るではないか!
不覚にも、撮影時には全く気が付かなかった(画像)。
花を真横からの構図もあるが、老眼が進み視力が落ちているのだろう。
オンブバッタは俗称かと思っていたが、調べてみると正式名称だった。
大きい個体が雌、背負われている小さい個体が雄とのことで、図らずも家人と私の力関係を象徴するような写真を撮ってしまった。ainakaren
*関連日記 https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-172732
ainakarenさん 久しぶりと今晩は。
曼珠沙華が咲いたんですね2輪 巾着田の曼珠沙華も今年は開催も中止でしたが訪れて
僅かに咲いていましたが 見るだけにしました。
自宅の曼珠沙華は鉢植えですが葉っぱだけ元気に成長して今年咲かなかったら
来年かなと気長に園芸しています。
意味深な曼珠沙華とオンブバッタは深い意味があるようでしたね!
shou2さん、こんばんは。
コメント深謝です。
そうなのです。
彼岸花、咲いたんです。
今年は増えて、二輪も咲いたんです。
昨年は、影も形も無かったんですが〜
おまけに、オンブバッタのペアも一緒にご来訪です。
何だか、二重の不思議感があります。
曼珠沙華の姿には、不思議な妖しさがありますね。ren
こんばんは ainakarenさん
オンブバッタ 笑ってしまいました
オスが小さい生き物は多いですね
老眼の悩み 私もです💦
olddreamerさん、こんばんは。
コメント深謝です。
そうですね。
オンブバッタの雌と雄の大きさの差は、絶大ですね。
体長差は2〜3倍ですが、体重差は6〜7倍以上に見えますね。
オンブで、あちこち連れて行ってくれて、いいですねぇ〜
羨ましいです。
私の場合、強度の乱視の上に老眼が進行してます。
13インチのパソコンが辛くなってきました。
次は15インチに、と思っています。ren
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