今年は花の数が多いので、実の豊作が楽しみです。
夜、庭側の窓を開けると、暗闇の湿気の中に柚子の香りが漂います。
「柚子」は本来、柚の実を意味しますが、分類上の植物名としてそのまま用いられています。
ミカン科の常緑中木で、中国揚子江上流地方原産といわれていますが柑橘類の中では耐寒性が強く、日本には東北地方にまで分布しています。
庭の柚子は樹高3メートル強、幹や枝に長く鋭い刺があり、実の採取に「高枝切り鋏」が欠かせません。
毎年、初夏に五弁の白い花をつけますが、よく見るとわずかに紫色を帯びています。
中国では香橙と呼ばれるように、実に独特の芳香があり、我が家では料理に添えたり、冬至の日に湯船に入れたりして楽しみます。
花にも同じ芳香がありますので、その開花時期には樹下に匂いが漂います。
正岡子規の句に「吸い物に いささか匂ふ 花柚かな」〜とあるように花が料理に添えられることもあります。
柚子花の 闇に匂ひて 雨近し ainakaren
ainakarenさん、こんにちは
僕も柑橘類は香も味も色彩も大好きです
最近では濃い味のラーメンにも柚子の皮をピールして
香り付けしている店もありますね
10年以上前ですが、僕がバーテンダーをやっていた頃、
柚子リキュールというのがあって
(いまはいろんなリキュールがメーカーから発売されてます。)
それをトニックウォーターで割ると某米軍基地の兵隊さんが
喜ばれて呑まれたのを思い出しました
僕は収穫された実の香りしか知りませんが、
花の咲く頃の柚子の香りもフレッシュなのでしょうね
素敵な気分にさせて頂きありがとうございました
でわでわ
pantetsuさん、こんにちは。
コメント深謝です。
柚子の香りはラーメンでも豚骨ベースの横浜ラーメンなどにはよく合いそうですね。
柚子のリキュールは知りませんが、市販の柚子焼酎を時々吞みます。
家では柚子紅茶を飲みます。
レモンを切らした時に、アールグレイで試みたら和風で美味しかったので、以来病みつきになっています。
http://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-14976
花の匂いは,湿度の高い無風の夜間に顕著です。ainakaren
静かな夜の匂いがする句ですね。
ゆずの花の上品な白が目に浮かびます。
kiyoshiさん、こんばんは。
コメント深謝です。
今年は花の数が多いので豊作が予想されます。
〜と云っても木は一本だけなので多くてもバケツ2杯程度ですが〜。
油断すると栗鼠や鴉の餌食になりますので、早めの収穫が肝心です。
このところ川柳と狂歌ばかりで、俳句は久しぶりです。
出来はいまいちで、不満点がいろいろとあります。
お恥ずかしい限りです。ren
ainakaren さま
いつもお立ち寄りありがとうございます。
柚子。。。
花。。。
お茶。。。
お茶うけ。。。
おもてなしの心なのでしょうか。
良い文化です。
77ms1ksbさん、こんばんは。
コメント深謝です。
花 柚子 紅茶
レモンティーの代わりの柚子紅茶で御もてなし〜。
アールグレイに柚子果汁と柚子皮の薄切り片を加えます。
その香りは上質の薫香のようで味は和風になり美味です。
砂糖はお好み〜、ミルクは加えません。
お試しあれ〜。ren
知人から”花柚子”と言う名の柚子の別品種があり、花と混同の虞があると指摘されました。
柚子と同じように実と花に芳香があり、料理にも添えられますが誤解を避けるため、句の「花柚子の〜」を「柚子花の〜」と修正いたしました。
すると正岡子規の句中の”花柚”は花を指すのではないとの解釈もありますが、柚子の花が料理に添えられるのは珍しくありません。
この日記では花と解釈したいと思います。
花と草木の知識の浅薄さを露呈し、お恥ずかしき限りです。ren
日記を見落としていて、コメントが遅くなりました。
いい句ですね。
「雨近し」からおそらく風が止み、辺り一面に柚子の香が満ちている情景が浮かんできます。
春の宵にも似たゆったり感と同時に寂しさを感じるのは私だけでしょうか。
では、又。
silverstarさん、こんばんは。
コメント深謝です。
不満の残る句なのですがやっと捻り出しました。
季語を「花柚子」とすると柚子の別品種の一つとの事で、「柚子花」に修正しました。
短歌に詠みこむのはちょっと難しいですね。
かといって狂歌や川柳には使いにくい花です。 ren
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