この諺には、別バージョンの「男心と秋の空」がある。
何方が諺として正当か〜、を廻って痴話喧嘩やその捨て台詞にもなるが、双方のニュアンスは少しばかり異なる。
女が喜怒哀楽などの感情に左右され移り気であることを広範に言い、男が他の女に心を移しやすいことに限定して言うのである。
諺を二つ合わせれば「女は移り気〜、男は浮気〜」となろうか。
秋の花 杜鵑草[ホトトギス]の花言葉は、「永遠にあなたのもの」と変わらぬ愛を表し、秋の空とは裏腹に一途である。
誕生花が杜鵑草[ホトトギス]なのは男女半々の筈だが、花言葉の似付かわしい人は何方に多いのだろうか。
杜鵑草[ホトトギス]は日本原産の植物である。
昔から、花は格の高い特別な存在とされ、茶花に盛んに用いられてきた。
湘南の山溪にも自生しており、ハイカー達の目を楽しませている。ainakaren
* 杜鵑草[ホトトギス]
ユリ科の多年草。 本州中部以南、主として太平洋側に多く、湿った山林や崖などに自生し、草丈30〜80センチになる。 葉は幅の広い披針形で互生し、基部は茎を抱き両面に褐色の軟毛を密生する。 9、10月、漏斗状鐘形をした紫斑のある花をつける。 ホトトギス属は東アジアにしか原生しておらず、このうちの大半が日本に自生し、固有種も多く、日本の特産的植物といわれている。 花名は、この花の斑紋が鳥のホトトギスの胸毛の模様に似ていることに由来し、また、別名のユテンソウは、葉に油のしみたような斑点があるところから名付けられた。 黄花種にジョウロクホトトギスがある。<季・秋>
紫の 斑の賑しや 杜鵑草 轡田 進
古の そばかす美人 杜鵑草 吉沢 恵美子
* 角川書店 『花の大歳時記』より引用
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