![]() |
花には嵐がつきものだなぁ〜
「花も嵐も〜」と「花に嵐の〜」では、語呂は似ていても意味合いは随分と違うなぁ〜
どっちが自分に、しっくりくるのかなぁ〜。
呑ん兵衛には、やっぱり「花に嵐の〜」が相応しいのかなぁ〜
「さよならだけが人生〜」は、ちょっぴり侘びしいが〜
あっ!いけねぇ〜、「秘すれば花〜」もあったよなぁ〜
あ〜あ、春だなぁ〜
「花の下にて春しなん〜」これが一番なのかなぁ〜。 ainakaren
*さくら「桜」バラ科サクラ属の落葉高木または低木の一部の総称。
同属でもウメ・モモ・アンズなどを除く。
中国大陸・ヒマラヤにも数種あるが、日本に最も種類が多い。
園芸品種が非常に多く、春、白色・淡紅色から濃紅色の花を開く。
八重咲きの品種もある。
古来、花王と称せられ、日本の国花とし、古くは「花」といえば桜を指した。
材は均質で器具材・造船材などとし、また、古来、版木に最適とされる。
樹皮は咳止薬(桜皮仁)に用いるほか曲物(まげもの)などに作り、花の塩漬は桜湯、葉の塩漬は桜餅に使用。
また桜桃(おうとう)の果実は食用にする。
ヤマザクラ・ソメイヨシノ・サトザクラ・ヒガンザクラなどが普通。
<季・春>。「桜の実」は<季・夏>。
万葉集(8)「高円(たかまど)の山の桜はいかにあらむ」・・広辞苑・・
*写真は帖面舎「帖面57」小山弘一郎特集 『水の炎・抄』
この杯を受けてくれ
どうぞ なみなみと注がせておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
「さよなら」だけが人生だ
千武陵「歓酒」井伏鱒二訳
ねがはくは 花のしたにて春しなん
そのきさらぎの もちつきのころ
西行「山家集」より
秘すれば花なり 秘せずば花なるべからず
世阿弥「風姿花伝」より
花も嵐も 踏み越えて
行くが男の 生きる途
泣いてくれるな ほろほろ鳥よ
月の比叡を 独り行く
西條八十「旅の夜風」
(日記本文の写真は帖面舎発行の「帖面57」・昭和54年4月発行・蓬莱屋印刷所印刷・「小山弘一郎特集・詩集・水の炎・抄」・装丁・麻生三郎・古書市場にて入手)
雪が解け始めると、桜のことが気になるのは日本人の性ですね。
まさに「しずこころなく」です。万葉のころから桜には無数の歌が捧げられていますね。
咲き始めから葉桜になるまで、朝から夜中まで、美しい。
ainakaさんが紹介されている和歌、詩歌の他にも、例えば坂口安吾の「桜の森の満開の下」、石川淳の「山桜」など、夢見るような美しい日本的な物語、そして吉田秋生の傑作「桜の園」など、次々と思い出します。
お気に入りの桜を見る場所を皆さん持っていると思いますが、私にも一つ。誰も来ない小さな丘一面に若い桜が咲くのです。いつも待っていて、満開だと噂を聞いてもなかなか出かけられなくて、気が急いて。毎年そんな風に4月が過ぎて行きます。
kiyoshiさん、こんばんは。
これからが花のいい季節本番ですね。
桜の綺麗な常見場所をお持ちだそうで、楽しみですね。
私の好きなのは鎌倉の源氏山公園に化粧坂から登って、頼朝像の先を寿福寺に下る手前の左の広場でしたが、数年前の台風で桜が折れ、ちょっと寂しくなってしまいました。
それでも毎年鎌倉に足を運んでしまいます。
幸い自宅の窓から見える国有地の斜面に山桜の大木が数本あり、遠いのですが散り始めると、花弁が庭に吹き流されて花吹雪を楽しめます。
それを眺めながら独り杯を傾けるのが楽しみです。
咲き始めが美しい梅と対照的に散り際の美しい桜が、和人の心情を揺さぶるのでしょうね。ainakaren
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する