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広辞苑・第六版の記載によれば〜
名山・名高い山。りっぱな姿や風格をそなえた山。「百ー」
名湯・療治にすぐれた効能のある温泉。また名高い温泉。
名曲・有名な楽曲。すぐれた楽曲。
名盤・すぐれた演奏で有名なレコード。
〜とある。
何も定義されない抽象的記載だ。
だが、我が名山・名湯、我が名曲・名盤となれば極めて具体的に指定し定義できる。
我が名山の上位三山は明神岳、谷川岳、宝剣岳である。
明神岳は昔、穂高明神と呼ばれ、北に北穂高、前に前穂高、西に西穂高、奥に奥穂高を従えた御神体であった。
当に立派な姿と風格を備へ、名高い御神体であると思う。
同様に、我が名湯も三湯までなら容易に指定できるが、ここでは触れない。
我が忘れ得ぬ三名山については、既に12年前の日記に書いている。
* https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-31555 明神岳の姿
この日記はカテゴリー区分の示す通り音楽関連であり、テーマは名曲・名盤である。
音楽の好きな方に、先を読み進めて頂ければ幸いに思う。
バッハの無伴奏チェロ組曲(全六曲)ARCHIV・LP盤は、我が名曲・名盤である。
この組曲のチェロの旋律は、一本の旋律でありながら普通は伴奏のもたらすべき和声と対位法の美しさを、それ自身の内に含むのである。
つまり、一本の旋律でありながら多声部の働きをしている。
それが「潜在的な和声、又はポリフォニー」と言われる所以であり、当に驚くべき名曲であると思う。
では名盤とする理由は何か?
広辞苑には、「すぐれた演奏で有名なレコード」とあるが、私はオーディオファンなので音質の良さも重要である。
スマホのアプリやパソコンのウェブサイトで聴く限り、デジタル録音の音と同じになってしまう。
CDのランク付けで示せば、AADやADDのLP盤の音となろうか。
だが、古いLP盤の生の音はAAAの儘で、当時のアナログ録音機の頂点の性能を聴かせる。
その後LPの音は、新たに開発されたデジタル録音機に委ねられるが其の性能は期待外れだった。
CDランクDDAやADAのLP盤の音は、耳の良いオーディオファンには極めて不評に終わる。
最近目覚ましいデジタル録音機の性能向上は、CD音の向上努力と其の一般化に依る所が大きい。
其の中に於いても、特にフルニエの音色は美しく輝いている。
* https://www.youtube.com/watch?v=rNdoyJuXEoY&list=LL&index=25&pp=gAQBiAQB8AUB 第2番ニ短調
六曲中の白眉は、第2番ニ短調である。
壮観、雄大とされる組曲の中で瞑想的情趣を特徴としている。
フルニエの演奏は、誠に素晴らしいと思う。ainakaren
クラッシックを聴かれるのですね。😺
オジサン😺はクラッシックのことは分かりませんが、NHKラジオ第一の日曜朝の音楽の泉は登山前のカーラジオで聞くことがあります。😺
オジサン😺はオーディオ自体は未だ、アンプは自作の真空管A級アンプで、スピーカーはJ社の大きめのヤツで主にジャズを聴いてますね。😺
renさんの好きな山は岩場の山だったのですね。😺まあ、ベストな山は人それぞれだと思いますが、オジサン😺は鳥海山とか、岩手山、岩木山とかの東北の山が何故にか好きですね。🙇🙏😺
山も音楽もどこからか似た所がありますね!😺
コメント深謝です。
そうですね。
音楽の泉は、昭和の前半時代(堀内敬三さん解説)から聴いていました。
懐かしいですね。
バッハの作品は、クラシックでもありますがバロックと呼ばれてますね。
私も東北の山「栗駒山」に憧れていますが未登頂の儘、成仏することになりそうです。
麓までは一度登りました。
親切な方から同行のお誘いを頂いていますが、誠に残念です。
仰る通り、山は音楽そのものです。
聴こえてくるんですよ、音楽が〜
ある種の絵画を見ている時に聴こえてくる音楽と、同じなんですね。
不思議なことですね。
最近 耄碌が進行して、ユーチューブの画像の貼り付け方が分からなくなりました。
お手数ですが、フルニエのバッハはURLからお聴き下さい。ren
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