九州・四国7名山巡り(九州編) 宮之浦岳,開聞岳,阿蘇山,九重山,祖母山(10/17〜22)
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- 距離
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- 下り
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コースタイム
[標準タイム8時間50分〜10時間40分、ヤマプラCT10時間5分/12.8km]
05:05 淀川口(ヘッドランプ装着)
05:45 淀川小屋(宿泊者2〜3名)
06:55 展望所
07:10 小花乃江河(こはなのえごう)
07:20 花乃江河
07:30 黒味岳分岐
09:00 宮之浦岳[1936m](〜9:50まで休憩)
10:00 くりお岳
11:30 黒味岳分岐(ザックデポ5〜6名)
11:45 花乃江河
12:10 展望所
13:00 淀川小屋
13:30 淀川口
【開聞岳:駐車場〜休憩込み4時間10分】
[標準タイム3時間55分〜4時間20分、ヤマプラCT4時間30分/5.9km]
04:20 登山開始(ヘッドランプ装着)
04:30 2合目
04:40 3合目
04:50 4合目
05:05 5合目
05:30 7合目
05:40 8合目
06:00 9合目
06:10 開聞岳頂上[924m](〜6:55休憩)
06:25 ご来光
07:50 5合目
08:30 登山道入口到着
【阿蘇山:仙酔峡尾根ルート〜高岳・中岳:3時間45分】
[標準タイム4時間0分〜15分、ヤマプラCT3時間55分/5.1km]
06:05 登山開始
06:45 中間点標識
07:35 仙酔尾根分岐
07:45 高岳[1592m]
08:10 中岳[1506m](火口東展望所方面二酸化硫黄発生により登山禁止)
08:40 仙酔尾根分岐
09:50 登山口到着
【九重山:牧ノ戸峠登山口〜久住山・中岳:4時間45分】
[標準タイム4時間35分]
12:00 牧ノ戸峠
14:10 久住山[1787m]
15:00 中岳[1791m]
16:45 牧ノ戸峠
【祖母山:北谷登山口〜休憩込み3時間50分】
[標準タイム3時間45分、ヤマプラCT3時間55分/6.4km]
07:15 北谷登山口
07:25 1合目
07:35 2合目
07:45 3合目
07:55 4合目
08:20 大分県、熊本県、宮崎県県境標識
08:20 6合目
08:30 7合目
08:45 8合目
09:05 9合目小屋
09:20 祖母山頂上[1756m]
11:05 北谷登山口
天候 | 10/17(月)晴れ 【宮之浦岳(みやのうらだけ:鹿児島)】 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-200.html 10/19(水)晴れ 【開聞岳(かいもんだけ:鹿児島)】 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-199.html 10/20(木)晴れ 【阿蘇山、九重山(あそさん:熊本、くじゅうさん:大分)】 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-197.html http://tenki.jp/mountain/famous100/point-195.html http://www.tenki.jp/bousai/volcano/detail-82.html 10/22(土)曇り、時々雨 【祖母山(そぼさん:大分、宮崎)】 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-196.html 【霧島山(新燃岳)】 http://www.tenki.jp/bousai/volcano/detail-109.html |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 船
[10/16(日)] 07:09 JR新横浜駅発 13:48 鹿児島中央駅新幹線着 14:00 鹿児島中央駅前(連絡バス)発〜 14:16 鹿児島本港(バス停)着(客船ターミナル最寄りのバス停要確認) 14:30 鹿児島本港高速船(コスモライン・ロケット)旅客ターミナル発〜 http://www.tykousoku.jp/fare_time/kagoshima_yakushima.html ※事前にネットで予約済み 17:10 宮之浦港(屋久島)着 ※淀川登山口(要通行規制確認)車中泊、宮之浦港から車で2時間 10/16〜10/18レンタカー利用 http://www.rental-car.jp/company/shop/801 ネット予約は基本料金より最大25%OFF、送迎あり [10/17(月)] ※登山(05:05〜13:30)後13:35から市街へ車移動 [10/18(火)] 12:00 宮之浦港(コスモライン・ロケット)発〜 13:50 鹿児島本港高速船旅客ターミナル着 【開聞岳:10/19(水)かいもん山麓ふれあい公園登山口〜開聞岳】 [10/18(火)] ※鹿児島中央駅〜かいもん山麓ふれあい公園 登山者駐車場へ車移動2時間 ※かいもん山麓ふれあい公園駐車場車中泊は禁止?、駐車料平日600円 [10/19(水)] ※4:20〜8:30の開聞岳登山後、鹿児島中央駅へ車移動2時間 【阿蘇山:10/20(木)仙酔峡尾根ルート〜高岳・中岳】 [10/19(水)] 15:57 鹿児島中央駅(新幹線)発〜 16:56 熊本駅着、阿蘇方面へレンタカー利用 [10/20(木)] 06:00前 仙酔峡ロープウエイ(運休中)駐車場到着、熊本駅から車で2時間 【九重山:10/20(木)牧ノ戸峠登山口〜久住山・中岳】 [10/20(木)] 12:00 牧ノ戸峠駐車場到着、阿蘇山登山(06:05〜09:50)後車で2時間 17:00 祖母山方面へ車移動 【祖母山:10/22(土)北谷登山口〜祖母山】 [10/21(金)] ※朝方尾平登山口雷雨、洪水・土砂崩れ警報で登山休止、北谷登山口に変更 [10/22(土)] 07:00 北谷登山口(五ヵ所小横から林道)駐車場到着、牧ノ戸峠から車で2時間 ※五ヵ所小学校HP http://www.miyazaki-c.ed.jp/takachiho-gokasho-e/access5.html 11:00 熊本駅へ車移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【宮之浦岳:10/17(月)】 特段の危険個所はありません。登山道が浅い小川状態になっているところが何箇所かあり滑りやすく、雨の後には苦戦しそうです。 荒川登山口は交通規制があり一般車では入れなかったと思いますので、登山口までの交通手段については事前の情報収集が必要です。淀川登山口へ比較的近い韓国料理屋「やくしま村」で地元のお客さんにいろいろ教えてもらいました。当日は運動会で不在とのことでしたが、山岳パトロール?の常連さんが多いそうです。http://rp.gnavi.co.jp/6333569/map/#figure ヤクスギランドをさらに奥に入った淀川登山口(よどごうとざんぐち)に狭い無料駐車場(路駐含め約10台分)があり、前夜9時頃に到着し車中泊しましたが、すでに車とバイクが1台ずつ止まっていました。淀川無人小屋泊の人たちのものと思います。住宅地から真っ暗な山の中を1時間未知の山中に自動車で入り(途中対向車も街路灯も無し)、さらに真っ暗な登山道を深夜の無人小屋へ移動するのは憚られました。駐車場に自動車があったので安心しました。睡眠中にも登山組が1台到着しました。朝5時前には登山者を乗せた2台のタクシーが着きました。下山後の駐車場には、主にわナンバーの車が10台くらい停まっていました。 当日の登山者数は、月曜日ということもあってか7〜8名の団体組を含め20名くらいで、自分を含めた単独登山者は7〜8名と思います。 1周3時間くらいかかる島内は見どころ満載です。日本の滝100選の大川(おおこ)の滝は迫力がありましたし、夕日もきれいでした。飛行場隣の「縄文の宿まんてん」は立寄り風呂も宿泊客と一緒のバイキング料理も良かったです。http://www.arm-manten.co.jp/miryoku/index.html 【開聞岳:10/19(水)】 特段の危険個所はありません。 鹿児島の中心部から開聞岳方面には、指宿(いぶすき)の砂むし温泉、イッシーのいる池田湖等がありますが、特に外せないのが知覧(ちらん)特攻平和会館です。 登山前夜指宿では砂むし会館砂楽(さらく)に行きました。良くテレビで見ていましたが、見るとやるとでは大違いでした。修学旅行生で賑やかでした。http://www.ibusuki.or.jp/spa/sunamushi/ 知覧特攻平和会館ではまず入口を入って正面に掲げてある絵に衝撃を受けました。涙なしには見られません。修学旅行生らしき団体も多くいました。http://www.chiran-tokkou.jp/ 【阿蘇山:10/20(木)】 二酸化硫黄の心配以外、特段の危険個所はありません。 仙酔峡ロープウエイは運休中です。http://www.aso.ne.jp/~volcano/index.html 阿蘇周辺はリゾート地であり短時間では観光しきれません。温泉が多くまりました。垂玉温泉や地獄温泉は良さそうでしたが、駐車場の近い近くの天然温泉に入りました。こじんまりしていて寛げました。http://www.city.aso.kumamoto.jp/tourism/spot/accommodation_hot-springs/ 【九重山:10/20(木)】 ハイキングコースであり、紅葉シーズンもあって一般観光客も多くいました。九重連山と呼ばれている通り、時間があればあちこちじっくり登りたい山が沢山あります。観光エリアも多数あり、登山だけではもったいないと思いました。 【祖母山:10/22(土)】 北谷登山口コースはほぼ全域が樹林地帯であり、急登も少なく、降雨時の滑る路面以外は特段危険個所はありません。いくつかある登山口の中で最も楽なコースかもしれません。風穴コースは路面の状況が悪くパスしました。 九州には熊がいないと思い込んでいましたが、70年ぶりの熊の目撃情報がニュースに出ていると前夜入った温泉の人に聞き驚きました。当日は鈴を着けて歩きました。登山口や登山道などにも警告の張り紙が多数ありました。http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0300Q_T00C12A7CC0000/ http://www.taketan.jp/dic/detail.php?ID=4420800075303 |
写真
感想
長期の休みが取れ、どこの山に行こうか結構悩みました。南アルプスを縦走してみようか、北アルプスの奥の方にしてみようか、と思いましたが、初冠雪のニュースが多くなってきた時期であり、経験不足な今の自分にはやや危険かと判断しました。
結局、長期休暇でないとなかなかいけないところは離れたところということで九州に決めました。九州を周るうちに余裕も感じてきたため、四国にも行ってみようと思い、九州・四国の名山巡りになりました。
【宮之浦岳:10/17(月)】
鹿児島中央駅から鹿児島本港高速船(コスモライン・ロケット)旅客ターミナルへの行く途中で降りるバス停を間違い、危うく初日から幸先悪くスケジュール変更するところでした。同じく屋久島観光でバス停を間違ったらしいラガーマンのリーチマイケル似のカナダ人青年とターミナルを探して全力疾走しましたがカナダ人の方が上手く探してくれてギリギリ出発時間にターミナル到着となりました。ターミナルは簡単に見つかると思っていましたが、埠頭は車で移動しなければならないほど広いですし、同じ屋久島へ行くのでも運航会社ごとに乗り場が違うので注意が必要です。その青年は途中の種子島で危うく間違って降りてしまうところでした。
ターミナルに間に合ったお礼に、青年の宿泊予定先である平内のユースホステルにレンタカーで送ってあげましたが、既に暗い中ユースホステル前で降りた拍子に携帯電話をそこに落としてしまい、1時間後にようやく気づくなど、てんてこ舞いな九州・四国名山巡りの旅のスタートでした。宮之浦岳は独特の雰囲気のいい山でした。
【開聞岳:10/19(水)】
山全体がほとんど森林に覆われ、登山途中はほとんど景色が一緒だったという印象ですが、前日の夕暮れ時の池田湖から望む姿や、登山後枕崎方面から振り返って眺める姿はさすが「薩摩富士」と呼ばれるだけあって秀麗でした。多くの特攻隊員が、知覧を飛び立ち南の戦線に向かう途中に、薩摩富士を振り返って見たであろうことが想像されます。
ご来光を見に登る登山者はあまりいないようで、すれ違った5名の登山者のうち、最初に出会った地元の方は、早い時間に降りてくる自分を見て驚いたようです。コースタイムがそれぞれ短くお互いに近いため、午前中は開聞岳、午後からは霧島山に登る予定でいましたが、その方に霧島山は噴火して登山禁止ということを教えてもらいました。怪我の功名と言うべきか、おかげで知覧などをゆっくり回ることができました。
鹿児島に縁のある友人の話では知覧茶はすごくおいしいそうです。確かに賞を沢山取っているというのを何かで読みましたが、残念ながら飲んでいません。
【阿蘇山:10/20(木)】
開聞岳のほとんどと、宮浦岳の最初のうちは森林に覆われていたので、阿蘇山では暗い登山道を歩くのはちょっと怖いかなと思い、ご来光は諦めて薄ら明るい6時過ぎから登り始めました。しかし、予想に反してコースのほとんどで視界を遮る樹木がなく、それなら頂上でご来光にすれば良かったと後悔しました。前日夜に駐車場まで下見に行ったらちょっと怖い雰囲気だったのが誤った判断のもととなりました。
頂上につく前にガスっていてブロッケン現象を見ました(ピンボケ写真でした)。
月のクレーターを思わせる火口の景色には感動しました。
【九重山:10/20(木)】
樹林地帯を抜けることなく終始ピクニック気分で比較的容易に山頂に到達でき、山上での紅葉も120%満喫できました。アクセス途中の高原の景色も広々として気持ち良くドライブも楽しめました。沢山の山が連なり、季節ごとに様々な景色が堪能できるところであると思いました。
【祖母山:10/22(土)】
生憎の雷、豪雨、土砂崩れ警報、絶滅したとも言われていた熊の目撃情報で、やや動揺しました。撮影したのは熊の足跡かもしれません。天気の良い時に違うコースで登ってみるのも良いかなと思いました。1日雷雨で休んだおかげで体力を温存でき後日の石鎚山の鎖を登れたとも思います。
【霧島山(初日の出&霧氷、高千穂峰、韓国岳)】
2015年12月31日(木)〜2016年1月1日(金)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-789570.html
・・・四国編に続く。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-144456.html
【北海道3名山巡り[幌尻岳(チロロ〜)、トムラウシ、羊蹄山]】
2016年8月12日(金)〜14日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-932250.html
【北海道6名山巡り(利尻山、雌阿寒岳、羅臼岳、斜里岳、十勝岳、大雪山) 】
2013年09月16日(月)〜21日(土)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-340638.html
【東北6名山巡り】
2012年9月15日(土)〜20日(木)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-226315.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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お疲れ様でした。
それにしても・・凄い計画を立てましたね。
僕もいつか九州・北海道に行きたいと思ってます。
参考にさせていただきます。
長い記録を読んでいただき、こちらこそお疲れ様でした 。
最初は九州までの計画でしたが、ついつい調子に乗って四国まで行ってしまいました。その後は、大台ケ原と大峰山まで北上しちゃおうかなぐらいも考えましたが、ヤマレコの記録をさらにまとめて書くのは面倒なのでやめました 。というのは冗談で、石鎚山で死にそうになり、剣山で大満足したのでやめました 。
私も49ersさんの記録を今後参考にさせていただきます。
それにしても7日間とはすごいスケジュールですね
まさに百名山のつかみ取りですね
写真を見た感じですと祖母山の風情は神奈川県の丹沢山塊にそっくりです
Yamaotoko7さんもお疲れ様でした。
7日間はあっという間でした。つかみ取りと言われるとお恥ずかしいです 。
丹沢山塊というとYamaotoko7さんの庭(山)という感じですね 。今回のコースも通好みという感じで参考になります。
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