記録ID: 1972570
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
妙高・戸隠・雨飾
新潟県妙高市 笹ヶ峰〜火打山〜妙高山〜燕温泉 人情のおまけつき
2019年08月12日(月) 〜
2019年08月13日(火)
Machapuchare
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:47
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,960m
- 下り
- 2,154m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:17
2日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:06
12:44
12:45
25分
麻平分岐
13:10
13:10
4分
称明滝渡渉点
13:16
13:16
10分
称明滝渡渉点（2回目）
13:54
燕温泉
天空の楽園満喫コース
1日目：歩行距離12.5km、歩行時間7時間
2日目：歩行距離11km、歩行時間7時間
1日目：歩行距離12.5km、歩行時間7時間
2日目：歩行距離11km、歩行時間7時間
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
燕温泉から笹ヶ峰に戻るには、妙高高原駅へ行き、笹ヶ峰直行バスを利用するのがベストでしょう。高原駅までは市営の妙高山麓周遊バスを乗り継ぐか、関山駅までバスでそこから鉄道に乗り換えるかの2通りあります。今回は直行バスの最終便に間に合わなかったので、市営バスの妙高山麓周遊バスを乗り継ぎ、杉野沢温泉（苗名の湯）から高原タクシーに乗りました。詳細は感想にて。 なお、タクシーは時間帯によっては、断られます。笹ヶ峰から燕温泉のほうが遅くまでバスが出ています。下山口の燕温泉の駐車場を利用し、予約しておいたタクシーで笹ヶ峰の登山口に向かったほうが下山時刻を気にせずすみます。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
よく整備されています。2年前の雨天時よりもかなり歩きやすくなっていましたが、妙高山からの下りは、濡れて滑りやすい道がしばらく続きました。おそらく、天候に関係なく常に湿っているのでしょう。 大倉乗越＜写真91〜95＞と長助池分岐の間は6月末まで一部通行止めだったそうですが、崩壊箇所と思しき所にはロープがあり歩きやすかったです。 妙高山九合目鎖場上部＜写真119＞のすぐ上にはトラロープがあり通行止めのように思えましたが、くぐって進みました。新しそうな鎖があり、特に問題なく歩けました。 唯一、雨天は要注意と思われたのが、称明滝＜写真135,136＞＆光明滝＜写真137＞南の標高1520m辺りです。幅30cm程の細い踏み跡の片側は崩壊しており、掴むものがないため、足元が濡れて崩れやすいときは通行は控えた方がいいでしょう。 笹ヶ峰登山口＜写真02＞から火打山頂上＜写真57〜65＞までは、ぬかるみはほとんどなく、木道も乾いていました。一部、少し急な岩埋まり箇所は下りは歩きにくそうです。 黒沢橋＜写真03＞までは木道や丸太と土の階段が多く、橋からは石埋まり道が増えます。標高1660mから始まる十二曲り＜写真05＞はジグザグなので思ったよりも楽に歩けました。 十二曲りを過ぎて標高1830〜1870m辺りは埋まった岩が大きく、少し急なので下りは大変そうです。 ここを過ぎると石埋まりの間は多少ぬかるみがありますが、よけて歩けます。木道は緩やかなので、濡れていても気を付ければ下りでも滑らないでしょう。 高谷池ヒュッテから火打山頂上＜写真57〜65＞までは、基本、土道でたまに石埋まりや丸太と土の階段、平坦な所は一部、木道です。 高谷池ヒュッテから妙高山南峰＜写真114〜118＞までは、一部、崩壊箇所にロープがあります。6月末まで通行止めだったそうですが、歩きにくくはありません。 高谷池ヒュッテからしばらくは木道や石埋まり道で、ぬかるみはよけて歩けます。黒沢池が近づくと滑りやすい土道です。 大倉乗越＜写真91〜95＞を過ぎると滑りやすいザラついた土道に変わります。ロープ場が5か所あり、一か所は少し崩壊していますが、問題なく歩けます。ここが通行止めだった崩壊箇所なのでしょう。 そこからしばらくは細道のトラバースで、落石注意の看板からは石がゴロゴロした道が長助池分岐手前まで断続的に続きます。緩やかなので歩きにくくはありません。 長助池分岐からは石埋まりの間の濡れると滑りやすそうな土道で、妙高山北峰頂上直下は少し岩場があります。 妙高山南峰＜写真114〜118＞から標高1720mの胸突き八丁入口までは、滑りやすい粘土道や濡れた石がゴロゴロした道など、下りは特に歩きにくい道が続きます。下りが苦手な連れは予定よりもかなり時間がかかりました。 妙高山南峰＜写真114〜118＞からは岩場を下ります。たまに岩に赤ペンキマークがあり、階段状なので下りやすいです。 標高2300m辺りにはトラロープがあり、くぐって進むとすぐに鎖場＜写真119＞がありました。これを下ると、鎖を握ってトラバース、九合目鎖場のメインに出ました。メインの鎖場の岩盤は階段状に削られ、前を向いたまま下れます。 たまに石埋まりがある道は、そのうち粘土道に変わりました。少し湿っており、階段状なのに下りだけでなく、上りも滑ります。天狗堂＜写真123＞を過ぎ標高1900m辺りはわずかですが、ひどいぬかるみがありました。 階段状の粘土道が終わると濡れた石がゴロゴロしした道になり、標高1720mの胸突き八丁入口を過ぎると、石埋まりはあるものの、乾いて歩きやすくなりました。 標高1720mの胸突き八丁入口からゴールの燕温泉までは、沢沿いで渡渉もありますが、水深はごく浅く楽に渡れます。一か所、称明滝＜写真135,136＞＆光明滝＜写真137＞南の標高1520m辺りの崩壊地は踏み跡が細く雨天などは避けた方がいいでしょう。 称明滝＜写真135,136＞＆光明滝＜写真137＞南の標高1520m辺りは右（東）側が崩壊しています。幅30cm程の細い踏み跡で、なぜかこの周辺だけ少し濡れていました。周辺には掴むものがないので、足元が崩れやすい雨天などは通行を控えたほうがいいでしょう。 称明滝＜写真135,136＞へは、1m程渡渉し、対岸を西に引き返します。道というほどではありませんが、ヤブコギなしで歩けます。この渡渉点も水深は2,3cm程しかなく、全く問題はないと思われますが、GPSを持った連れは滑って転ぶと東に転がり落ちると怖がり、ここで待機していました。 光明滝上部＜写真137＞からはコンクリート道になります。細かい溝がつけられており、気を付ければ濡れていても大丈夫でしょう。途中からアスファルト道を下ります。最後は地形図の破線の太い道に出るのが正式ルートですが、1本南の道に入ってしまいました。黄金の湯＜写真141＞が見えた所でやっと気づき、しばらくして草地を突っ切って正規ルートに合流しました。 |
| その他周辺情報 | 笹ヶ峰登山口から車で30分程の所に、杉野沢温泉苗名の湯があります。また、燕温泉ホテル花文は日帰り入浴だけでなく宿泊も可能です。 |
写真
01笹ヶ峰牧場の牛
標高1,300mで夏も涼しく、草原には複数か所に湧き水があり、牛が過ごしやすい環境になっています。動画も撮りました。
標高1,300mで夏も涼しく、草原には複数か所に湧き水があり、牛が過ごしやすい環境になっています。動画も撮りました。
02笹ヶ峰登山口
協力金一人500円払いましたが、協力記念品をもらい忘れました(>_<)
協力金一人500円払いましたが、協力記念品をもらい忘れました(>_<)
03黒沢橋
黒沢池を源流とする黒沢に架かる唯一の橋です。沢に下りて水を補給できます。橋の上から黒沢を動画に撮りました。
黒沢池を源流とする黒沢に架かる唯一の橋です。沢に下りて水を補給できます。橋の上から黒沢を動画に撮りました。
04黒沢橋東の小滝
ルート上、唯一の飲料可能な水場でもあります。冷たくておいしかったです。
ルート上、唯一の飲料可能な水場でもあります。冷たくておいしかったです。
05十二曲り終点標高1660mから十二曲りが始まります。1/12、2/12・・・というふうにカウントアップする指標があるので、気分的には楽に通過できました。この先の岩場のほうが歩きにくかったです。
05十二曲り終点
標高1660mから十二曲りが始まります。1/12、2/12・・・というふうにカウントアップする指標があるので、気分的には楽に通過できました。この先の岩場のほうが歩きにくかったです。
標高1660mから十二曲りが始まります。1/12、2/12・・・というふうにカウントアップする指標があるので、気分的には楽に通過できました。この先の岩場のほうが歩きにくかったです。
06ハクサンオミナエシ
白山で発見されたオミナエシ科の植物なのでこの名が付きました。妙高山からの下りでも見かけましたが、数は少なかったです。
白山で発見されたオミナエシ科の植物なのでこの名が付きました。妙高山からの下りでも見かけましたが、数は少なかったです。
07コバノイチヤクソウ
イチヤクソウよりも葉が小さいです。もう一か所、数株群生しているところがありました。
イチヤクソウよりも葉が小さいです。もう一か所、数株群生しているところがありました。
09ゴゼンタチバナ
名は白山の最高峰の御前峰に由来しています。花弁に見えるのは苞で、中央に頭状花序には10〜25個の花が咲いています。
名は白山の最高峰の御前峰に由来しています。花弁に見えるのは苞で、中央に頭状花序には10〜25個の花が咲いています。
10アオジクスノキ
ヒメウスノキともいいます。花期は過ぎていましたが、きれいな実が熟していました。
ヒメウスノキともいいます。花期は過ぎていましたが、きれいな実が熟していました。
11シロバナクモマニガナ
雲がかかる高山に生える白い苦菜(ニガナ)というのが名前の由来です。
雲がかかる高山に生える白い苦菜(ニガナ)というのが名前の由来です。
12ミヤマホツツジ
ツツジの仲間でありながら、7〜9月にかけて枝先に房状の花を付けます。花柱は象の鼻のように弓状に曲がるのでホツツジと区別できます。
ツツジの仲間でありながら、7〜9月にかけて枝先に房状の花を付けます。花柱は象の鼻のように弓状に曲がるのでホツツジと区別できます。
13アキアカネ未熟♂
標高2,000m辺りからアキアカネが見られるようになりました。下界が暑かったのでしょう。
標高2,000m辺りからアキアカネが見られるようになりました。下界が暑かったのでしょう。
14富士見平
高谷池（左）と黒沢池（右）の分岐です。富士山は見えません。狭いので道端に一列に並んで休憩。
高谷池（左）と黒沢池（右）の分岐です。富士山は見えません。狭いので道端に一列に並んで休憩。
17クモマニガナ
葉が茎を抱くのでタカネニガナと区別できます。周辺はクモマニガナロードでした。
葉が茎を抱くのでタカネニガナと区別できます。周辺はクモマニガナロードでした。
18モミジカラマツ
花がカラマツの葉に似て、葉がモミジのように複雑に裂けたような形です。今回のルート上、いたるところでロードを形成。
花がカラマツの葉に似て、葉がモミジのように複雑に裂けたような形です。今回のルート上、いたるところでロードを形成。
19オオバミゾホオズキ
花期は6~8月で茎上部の葉腋から細い柄を出し、一見スミレの仲間かと思う様な花を咲かせます。
花期は6~8月で茎上部の葉腋から細い柄を出し、一見スミレの仲間かと思う様な花を咲かせます。
20火打山＆影火打＆焼山
黒沢岳の西側をトラバースする辺りから火打三山が見えるようになりました。動画も撮りました。
黒沢岳の西側をトラバースする辺りから火打三山が見えるようになりました。動画も撮りました。
21シナノオトギリ
花弁は黄色ですが、よく見るとやや紅色のぼかしが入っています。葉の縁に黒点があります。
花弁は黄色ですが、よく見るとやや紅色のぼかしが入っています。葉の縁に黒点があります。
22トリアシショウマユキノシタ科に属し、春の若芽の先が三叉に分かれているところが、鳥の足に似ていることから、この名が付きました。花穂を拡大してみると、さらに細かい枝分かれがあり、葉脈はヤマブキショウマほど整っていません。
22トリアシショウマ
ユキノシタ科に属し、春の若芽の先が三叉に分かれているところが、鳥の足に似ていることから、この名が付きました。花穂を拡大してみると、さらに細かい枝分かれがあり、葉脈はヤマブキショウマほど整っていません。
ユキノシタ科に属し、春の若芽の先が三叉に分かれているところが、鳥の足に似ていることから、この名が付きました。花穂を拡大してみると、さらに細かい枝分かれがあり、葉脈はヤマブキショウマほど整っていません。
23ミヤマコウゾリナ
低地に生えるコウゾリナによく似ていますが、その名の通り、高山植物です。花の直径は1cm少々です。
低地に生えるコウゾリナによく似ていますが、その名の通り、高山植物です。花の直径は1cm少々です。
24サンカヨウの実
ブルーベリーではありません。未熟な緑色のものもありましたが、熟して青紫色になったものもたくさん見られました。
ブルーベリーではありません。未熟な緑色のものもありましたが、熟して青紫色になったものもたくさん見られました。
25ヒカリゴケ
岩で囲まれた洞の中を覗くと、緑色に光り輝くコケが生育していました。
岩で囲まれた洞の中を覗くと、緑色に光り輝くコケが生育していました。
26オニシモツケ写っているのは、ヨコモンヒメハナカミキリでしょうか。オニシモツケは葉が5裂します。花はハナカミキリたちに大人気でした。動画にはニセフタオビヒメハナカミキリやマツシタヒメハナカミキリが映っています。
26オニシモツケ
写っているのは、ヨコモンヒメハナカミキリでしょうか。オニシモツケは葉が5裂します。花はハナカミキリたちに大人気でした。動画にはニセフタオビヒメハナカミキリやマツシタヒメハナカミキリが映っています。
写っているのは、ヨコモンヒメハナカミキリでしょうか。オニシモツケは葉が5裂します。花はハナカミキリたちに大人気でした。動画にはニセフタオビヒメハナカミキリやマツシタヒメハナカミキリが映っています。
28ジョウシュウオニアザミ
オニアザミとよく似ていますが、根生葉の切れ込みが深いのが特徴です。
オニアザミとよく似ていますが、根生葉の切れ込みが深いのが特徴です。
29ミヤマアキノキリンソウ花序全体の基部を包む苞が3列のものがミヤマアキノキリンソウ、4列のものがアキノキリンソウと区別しています。アキノキリンソウよりも花穂が短く、横に広がってかたまって咲きます。
29ミヤマアキノキリンソウ
花序全体の基部を包む苞が3列のものがミヤマアキノキリンソウ、4列のものがアキノキリンソウと区別しています。アキノキリンソウよりも花穂が短く、横に広がってかたまって咲きます。
花序全体の基部を包む苞が3列のものがミヤマアキノキリンソウ、4列のものがアキノキリンソウと区別しています。アキノキリンソウよりも花穂が短く、横に広がってかたまって咲きます。
30アルプス展望台
木製のはしごの上です。午前10時30分頃の段階ではまだクリアな展望ではありませんでした。
木製のはしごの上です。午前10時30分頃の段階ではまだクリアな展望ではありませんでした。
31高谷池キャンプ場より火打山
10時半頃に高谷池ヒュッテにチェックインし、アタックザックで火打山をピストンすることにしました。高谷池キャンプ場からも火打山が見えました。
1
31高谷池キャンプ場より
火打山
10時半頃に高谷池ヒュッテにチェックインし、アタックザックで火打山をピストンすることにしました。高谷池キャンプ場からも火打山が見えました。
火打山
10時半頃に高谷池ヒュッテにチェックインし、アタックザックで火打山をピストンすることにしました。高谷池キャンプ場からも火打山が見えました。
32高谷池越しに火打山
火打山の柔和な山容に高谷池の池塘がマッチしています。
火打山の柔和な山容に高谷池の池塘がマッチしています。
33高谷池越しに黒沢岳
中央に見えている高谷池ヒュッテは増築中でした。お盆なのに作業しておられました。
中央に見えている高谷池ヒュッテは増築中でした。お盆なのに作業しておられました。
34イワイチョウ
湿原に咲く可愛らしい花です。秋になるとイチョウのように黄葉します。ここはロープで保護してありました。
湿原に咲く可愛らしい花です。秋になるとイチョウのように黄葉します。ここはロープで保護してありました。
35クチバシシオガマ花冠上唇の上側にくびれがあり、鳥のくちばしのように尖っています。ヨツバシオガマよりも白い部分が多いようです。別の場所ではヒメマルハナバチが来ていたので動画を撮りました。
35クチバシシオガマ
花冠上唇の上側にくびれがあり、鳥のくちばしのように尖っています。ヨツバシオガマよりも白い部分が多いようです。別の場所ではヒメマルハナバチが来ていたので動画を撮りました。
花冠上唇の上側にくびれがあり、鳥のくちばしのように尖っています。ヨツバシオガマよりも白い部分が多いようです。別の場所ではヒメマルハナバチが来ていたので動画を撮りました。
37雷菱
火打山東の標高2,276m峰です。地図上は無名峰ですが、かなり存在感のある山でした。
火打山東の標高2,276m峰です。地図上は無名峰ですが、かなり存在感のある山でした。
39ワタスゲ＆火打山＆影火打
この池塘にはワタスゲ＜写真40＞もたくさん生育していました。動画も撮りました。
この池塘にはワタスゲ＜写真40＞もたくさん生育していました。動画も撮りました。
40天狗の庭の池塘に映る
ワタスゲ
逆さワタスゲもかわいいです(*^^*)風に揺れるワタスゲを動画に撮りました。
ワタスゲ
逆さワタスゲもかわいいです(*^^*)風に揺れるワタスゲを動画に撮りました。
41天狗の庭越しに
逆さ火打山＆ワタスゲ
火打山と雲と青空のコントラストが絵に描いたような美しさです。
逆さ火打山＆ワタスゲ
火打山と雲と青空のコントラストが絵に描いたような美しさです。
42カンチコウゾリナ
平地に咲くコウゾリナとよく似ています。花の直径は2.5cm前後でミヤマコウゾリナ＜写真23＞よりも大きいです。
平地に咲くコウゾリナとよく似ています。花の直径は2.5cm前後でミヤマコウゾリナ＜写真23＞よりも大きいです。
43マルバダケブキ＆オドリバエの仲間
フキの葉のように丸い大きな葉で山地に生えることからマルバダケブキと名付けられましたが、フキの仲間ではなく、オタカラコウと同じキク科です。オドリバエの仲間を動画に撮りました。
43マルバダケブキ
＆オドリバエの仲間
フキの葉のように丸い大きな葉で山地に生えることからマルバダケブキと名付けられましたが、フキの仲間ではなく、オタカラコウと同じキク科です。オドリバエの仲間を動画に撮りました。
＆オドリバエの仲間
フキの葉のように丸い大きな葉で山地に生えることからマルバダケブキと名付けられましたが、フキの仲間ではなく、オタカラコウと同じキク科です。オドリバエの仲間を動画に撮りました。
44サラシナショウマ
花は開花後すぐに落ちてしまい、花には多数の白い雄しべが目立っています。そのため、花序はブラシ状に見えます。
花は開花後すぐに落ちてしまい、花には多数の白い雄しべが目立っています。そのため、花序はブラシ状に見えます。
45シロヨメナ
＆ヒラタアブの仲間
シロヨメナの花は直径2cm足らずで葉に毛がありません。標高が高い所にも生育します。
＆ヒラタアブの仲間
シロヨメナの花は直径2cm足らずで葉に毛がありません。標高が高い所にも生育します。
46キオン
葉はきれいに整った形をしています。高地＆湿地はキク科の植物の宝庫です。
葉はきれいに整った形をしています。高地＆湿地はキク科の植物の宝庫です。
48黒沢岳＆三田原山＆高妻山手前中央に天狗の庭、左奥に妙高山を遮る三田原山、その前に黒沢岳、右奥に戸隠連峰の高妻山が見えました。復路でこの少し北からミョウコウトリカブト越しに妙高山を動画に撮りました。
48黒沢岳＆三田原山＆高妻山
手前中央に天狗の庭、左奥に妙高山を遮る三田原山、その前に黒沢岳、右奥に戸隠連峰の高妻山が見えました。復路でこの少し北からミョウコウトリカブト越しに妙高山を動画に撮りました。
手前中央に天狗の庭、左奥に妙高山を遮る三田原山、その前に黒沢岳、右奥に戸隠連峰の高妻山が見えました。復路でこの少し北からミョウコウトリカブト越しに妙高山を動画に撮りました。
49ライチョウ平
残念ながらライチョウは見られませんでした。鳴き声すら聞こえませんでした。
残念ながらライチョウは見られませんでした。鳴き声すら聞こえませんでした。
50ハクサンコザクラ
文字通り白山で発見されたサクラソウ科の植物です。ここだけわずかに花が残っていました。
文字通り白山で発見されたサクラソウ科の植物です。ここだけわずかに花が残っていました。
51ミヤマキンバイ
シナノキンバイはキンポウゲ科ですが、ミヤマキンバイはバラ科で葉はイチゴのように三つに分かれています。
シナノキンバイはキンポウゲ科ですが、ミヤマキンバイはバラ科で葉はイチゴのように三つに分かれています。
53オノエイタドリ
イタドリの高山型で草丈が低く、富士山の代表的な花としてよく紹介されます。花が赤いものはメイゲツソウといいます。
イタドリの高山型で草丈が低く、富士山の代表的な花としてよく紹介されます。花が赤いものはメイゲツソウといいます。
54タテヤマアザミ＆ミドリヒョウモン♀
タテヤマアザミは茎上部に長い柄を出し、やや下向きに紅紫色の頭花を1個付けます。葉は楕円形で鋸歯があります。ミドリヒョウモンを動画にも撮りました。
54タテヤマアザミ
＆ミドリヒョウモン♀
タテヤマアザミは茎上部に長い柄を出し、やや下向きに紅紫色の頭花を1個付けます。葉は楕円形で鋸歯があります。ミドリヒョウモンを動画にも撮りました。
＆ミドリヒョウモン♀
タテヤマアザミは茎上部に長い柄を出し、やや下向きに紅紫色の頭花を1個付けます。葉は楕円形で鋸歯があります。ミドリヒョウモンを動画にも撮りました。
55クロトウヒレン
アザミに似た花が咲きますが、葉は楕円形で、丸い感じで鋸歯があります。つぼみは真っ黒で目立ちます。
アザミに似た花が咲きますが、葉は楕円形で、丸い感じで鋸歯があります。つぼみは真っ黒で目立ちます。
56ウサギギク
名の由来は雪解け後に茎の根元につく2個の葉が立って伸び、それをうさぎの耳に見立てたという説が有力です。ここから増えてきました。
名の由来は雪解け後に茎の根元につく2個の葉が立って伸び、それをうさぎの耳に見立てたという説が有力です。ここから増えてきました。
59カンバヒラクチハバチ
触角がこん棒状です。火打山頂上でたくさん飛び回っていました。
触角がこん棒状です。火打山頂上でたくさん飛び回っていました。
60カメノコテントウ
日本で最も大きいテントウムシです。成虫、幼虫ともにクルミハムシというクルミにつく甲虫の幼虫を食べます。
日本で最も大きいテントウムシです。成虫、幼虫ともにクルミハムシというクルミにつく甲虫の幼虫を食べます。
61コガネオオハリバエ
日本最大のハエです。幼虫は節足動物に寄生して大きくなります。
日本最大のハエです。幼虫は節足動物に寄生して大きくなります。
62焼山山頂は溶岩ドームからなり、日本におけるライチョウの分布北限でもあります。昨年は火山活動により入山規制がありましたが、今年は登頂できるようです。ガスって神秘的だったので動画も撮りました。
62焼山
山頂は溶岩ドームからなり、日本におけるライチョウの分布北限でもあります。昨年は火山活動により入山規制がありましたが、今年は登頂できるようです。ガスって神秘的だったので動画も撮りました。
山頂は溶岩ドームからなり、日本におけるライチョウの分布北限でもあります。昨年は火山活動により入山規制がありましたが、今年は登頂できるようです。ガスって神秘的だったので動画も撮りました。
63タテヤマアザミ
＆キアゲハ夏型
キアゲハのお腹はクルマユリか何かの花粉まみれでした。食欲旺盛で必死に蜜を吸うさまを動画にも撮りました。
＆キアゲハ夏型
キアゲハのお腹はクルマユリか何かの花粉まみれでした。食欲旺盛で必死に蜜を吸うさまを動画にも撮りました。
64ミョウコウトリカブト
標高2,200m前後の森林限界に近い所で明るい草地にたくさん生えていました。おしべやめしべに毛があります。
標高2,200m前後の森林限界に近い所で明るい草地にたくさん生えていました。おしべやめしべに毛があります。
65火打山頂上より
高谷池＆高谷池ヒュッテ
ここから火打山まで登ってきたのだと思うと感慨深かったです。
高谷池＆高谷池ヒュッテ
ここから火打山まで登ってきたのだと思うと感慨深かったです。
66クルマユリ
高谷池から天狗の庭にかけての湿地にたくさん生育していました。
高谷池から天狗の庭にかけての湿地にたくさん生育していました。
67オタカラコウ
これも森林限界付近の湿地に自生する植物です。花穂は長く伸び、花弁は5枚以上あります。
これも森林限界付近の湿地に自生する植物です。花穂は長く伸び、花弁は5枚以上あります。
68天狗の庭＆妙高山
しばらく雲隠れしていた妙高山がようやく姿を現しました。
しばらく雲隠れしていた妙高山がようやく姿を現しました。
69ウスバスミレ
ツボスミレによく似ており、葉が薄く弱々しく見えます。8月になってもこの1株だけがまだ咲き残っていました。
ツボスミレによく似ており、葉が薄く弱々しく見えます。8月になってもこの1株だけがまだ咲き残っていました。
70コイワカガミ
イワカガミの高山性品種とされています。この1株だけでした。
イワカガミの高山性品種とされています。この1株だけでした。
71マルバダケブキ＆アサギマダラ
天狗の庭に下る途上でアサギマダラがたくさんいました。蜜を吸っているところを動画にも撮りました。少し下ると、登山道を舞っていたのでこれも動画で紹介。
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71マルバダケブキ
＆アサギマダラ
天狗の庭に下る途上でアサギマダラがたくさんいました。蜜を吸っているところを動画にも撮りました。少し下ると、登山道を舞っていたのでこれも動画で紹介。
＆アサギマダラ
天狗の庭に下る途上でアサギマダラがたくさんいました。蜜を吸っているところを動画にも撮りました。少し下ると、登山道を舞っていたのでこれも動画で紹介。
72クロトウヒレンつぼみ
＆ベニヒカゲ♂
クロトウヒレン＜写真55＞は黒いつぼみの状態で見つかることが多く、咲いているところを見るのが難しい花です。
＆ベニヒカゲ♂
クロトウヒレン＜写真55＞は黒いつぼみの状態で見つかることが多く、咲いているところを見るのが難しい花です。
73ヒメシャジン群生
火打山稜線の登山道沿いにたくさん咲いていました。萼が細く鋸歯があります。
火打山稜線の登山道沿いにたくさん咲いていました。萼が細く鋸歯があります。
74雪渓＆雷菱標高2,276mの雷菱は火打山の稜線の東に位置します。積雪期はこの山（雷菱）から黒菱山へのルートが設定できるようです。動画も撮りました。
74雪渓＆雷菱
標高2,276mの雷菱は火打山の稜線の東に位置します。積雪期はこの山（雷菱）から黒菱山へのルートが設定できるようです。動画も撮りました。
標高2,276mの雷菱は火打山の稜線の東に位置します。積雪期はこの山（雷菱）から黒菱山へのルートが設定できるようです。動画も撮りました。
75カオジロトンボ♂
文字通り顔が白いトンボです(*^^*)メスは胸部が黄色です。
文字通り顔が白いトンボです(*^^*)メスは胸部が黄色です。
76天狗の庭＆火打山
＆雷菱（2,276m峰）
ワタスゲ＜写真40＞や逆さ火打山なども見えます。動画も撮りました。
＆雷菱（2,276m峰）
ワタスゲ＜写真40＞や逆さ火打山なども見えます。動画も撮りました。
77天狗の庭＆火打山
＆雷菱（2,276m峰）
天狗の庭は火打山を眺める絶好のビューポイントです。様々なアングルを楽しめます。動画も撮りました。
＆雷菱（2,276m峰）
天狗の庭は火打山を眺める絶好のビューポイントです。様々なアングルを楽しめます。動画も撮りました。
78茶臼山＆三田原山＆妙高山
ずっと雲隠れをしていた妙高山がこの日やっと見えました。明日のアタック時も晴れますように(^_^)
ずっと雲隠れをしていた妙高山がこの日やっと見えました。明日のアタック時も晴れますように(^_^)
79高谷池ヒュッテより高谷池＆火打山
高谷池ヒュッテに戻り、17時半からの夕食を待つ間に、デッキから高谷池越しに見える火打山を撮りました。夕焼けも見えており、翌日が楽しみでした。
79高谷池ヒュッテより
高谷池＆火打山
高谷池ヒュッテに戻り、17時半からの夕食を待つ間に、デッキから高谷池越しに見える火打山を撮りました。夕焼けも見えており、翌日が楽しみでした。
高谷池＆火打山
高谷池ヒュッテに戻り、17時半からの夕食を待つ間に、デッキから高谷池越しに見える火打山を撮りました。夕焼けも見えており、翌日が楽しみでした。
80高谷池ヒュッテより高谷池＆火打三山
翌朝、5時半からの朝食を待つ間に、デッキから高谷池越しに見える火打三山を撮りました。右手前から火打山、影火打、焼山です。
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80高谷池ヒュッテより
高谷池＆火打三山
翌朝、5時半からの朝食を待つ間に、デッキから高谷池越しに見える火打三山を撮りました。右手前から火打山、影火打、焼山です。
高谷池＆火打三山
翌朝、5時半からの朝食を待つ間に、デッキから高谷池越しに見える火打三山を撮りました。右手前から火打山、影火打、焼山です。
81高谷池ヒュッテより
北アルプス
前日は火打山頂上からは北アルプス方面はガスって見えませんでしたが、早朝はこのとおり、はっきり見えました。
北アルプス
前日は火打山頂上からは北アルプス方面はガスって見えませんでしたが、早朝はこのとおり、はっきり見えました。
82朝焼けの白馬岳ズーム北アルプスの名峰、標高2932.3mの白馬（しろうま）岳の山肌がはっきりと見えました。ヒュッテのデッキにはこの景色を撮ろうと、カメラを持った人々が入れ替わり立ち代わりしていました。
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82朝焼けの白馬岳ズーム
北アルプスの名峰、標高2932.3mの白馬（しろうま）岳の山肌がはっきりと見えました。ヒュッテのデッキにはこの景色を撮ろうと、カメラを持った人々が入れ替わり立ち代わりしていました。
北アルプスの名峰、標高2932.3mの白馬（しろうま）岳の山肌がはっきりと見えました。ヒュッテのデッキにはこの景色を撮ろうと、カメラを持った人々が入れ替わり立ち代わりしていました。
83朝焼けの焼山ズーム
糸魚川市と妙高市にまたがる頸城山塊の標高2,400 .3mの活火山です。
糸魚川市と妙高市にまたがる頸城山塊の標高2,400 .3mの活火山です。
84唐松岳＆白馬鑓ヶ岳ズーム北アルプスの白馬岳南稜線上にある標高2903.2mの白馬鑓ヶ岳（右）と標高2695.9mの唐松岳が雲の上に見えました。高谷池ヒュッテに泊まってよかったです。
84唐松岳＆白馬鑓ヶ岳ズーム
北アルプスの白馬岳南稜線上にある標高2903.2mの白馬鑓ヶ岳（右）と標高2695.9mの唐松岳が雲の上に見えました。高谷池ヒュッテに泊まってよかったです。
北アルプスの白馬岳南稜線上にある標高2903.2mの白馬鑓ヶ岳（右）と標高2695.9mの唐松岳が雲の上に見えました。高谷池ヒュッテに泊まってよかったです。
85キヌガサソウ
和名は放射状に並ぶ葉の様子を奈良時代の高貴な人にさしかけた衣笠に見立てたことに由来します。
和名は放射状に並ぶ葉の様子を奈良時代の高貴な人にさしかけた衣笠に見立てたことに由来します。
86茶臼山頂上展望は効きませんが、少し過ぎた所からパノラマ展望や道案内鳥ウソ（野鳥）を楽しめます。2年前は大倉乗越＜写真91〜95＞からの登りでシャリバテしていた連れが、道案内するように足元を飛び跳ねながらついてきたウソのメスのおかげで復活しました。
86茶臼山頂上
展望は効きませんが、少し過ぎた所からパノラマ展望や道案内鳥ウソ（野鳥）を楽しめます。2年前は大倉乗越＜写真91〜95＞からの登りでシャリバテしていた連れが、道案内するように足元を飛び跳ねながらついてきたウソのメスのおかげで復活しました。
展望は効きませんが、少し過ぎた所からパノラマ展望や道案内鳥ウソ（野鳥）を楽しめます。2年前は大倉乗越＜写真91〜95＞からの登りでシャリバテしていた連れが、道案内するように足元を飛び跳ねながらついてきたウソのメスのおかげで復活しました。
87三田原山＆妙高山
三田原山は妙高山の外輪山です。無積雪期は登山者はいませんが、山スキーの人気スポットです。
三田原山は妙高山の外輪山です。無積雪期は登山者はいませんが、山スキーの人気スポットです。
88黒沢岳＆神道山
茶臼山＜写真86＞を少し過ぎた所から南方面を望むと、手前に黒沢岳、その背後に神道山が見えました。動画も撮りました。
茶臼山＜写真86＞を少し過ぎた所から南方面を望むと、手前に黒沢岳、その背後に神道山が見えました。動画も撮りました。
89黒沢池＆三田原山
手前より黒沢池池塘、雪渓、黒沢池ヒュッテ、三田原山、飛行機雲のコラボが絵になっていました。動画も撮りました。
手前より黒沢池池塘、雪渓、黒沢池ヒュッテ、三田原山、飛行機雲のコラボが絵になっていました。動画も撮りました。
90ヤマナメクジ
体長10cmを越える大型種です。この個体は7cm程でした。ここ数日の猛暑で縮んだ？
体長10cmを越える大型種です。この個体は7cm程でした。ここ数日の猛暑で縮んだ？
91大倉乗越より妙高山
ここは妙高山の外輪山である三田原山の最北部に位置しています。妙高山を垣間見ることができました。パノラマ動画も撮りました。
ここは妙高山の外輪山である三田原山の最北部に位置しています。妙高山を垣間見ることができました。パノラマ動画も撮りました。
93大倉乗越より
妙高山頂上北西岩場
妙高山の頂上周辺をズームしてみました。山容が露わになるにつれ、ワクワクします。
妙高山頂上北西岩場
妙高山の頂上周辺をズームしてみました。山容が露わになるにつれ、ワクワクします。
94大倉乗越より長助池＆雲海
東方面を望むと、手前に長助池の池塘、背後に雲海の上に現れた新潟県と長野県境にある山々が見えました。
東方面を望むと、手前に長助池の池塘、背後に雲海の上に現れた新潟県と長野県境にある山々が見えました。
95大倉乗越より長助池ズーム
この池もワタスゲが多く、きれいです。今回、池塘がたくさん見られました。自然が造り出した美に何度も感動しました。
この池もワタスゲが多く、きれいです。今回、池塘がたくさん見られました。自然が造り出した美に何度も感動しました。
96ヤマホタルブクロホタルブクロとは違い、萼にめくれ上がった部分がありません。雄しべが開花前に成熟し、花粉を花柱に託して早くに枯れます。ハチが訪れることのない開花前に葯から花粉を全て放出するのは、雨や風の心配がない花冠の形状だからこそできます。
96ヤマホタルブクロ
ホタルブクロとは違い、萼にめくれ上がった部分がありません。雄しべが開花前に成熟し、花粉を花柱に託して早くに枯れます。ハチが訪れることのない開花前に葯から花粉を全て放出するのは、雨や風の心配がない花冠の形状だからこそできます。
ホタルブクロとは違い、萼にめくれ上がった部分がありません。雄しべが開花前に成熟し、花粉を花柱に託して早くに枯れます。ハチが訪れることのない開花前に葯から花粉を全て放出するのは、雨や風の心配がない花冠の形状だからこそできます。
97妙高山北峰ピーク直下岩場
妙高山の頂上には神が宿っているのでしょうか？期待が高まります(*^^*)
妙高山の頂上には神が宿っているのでしょうか？期待が高まります(*^^*)
98妙高大神の祠
祠の中は立ち入り禁止ですが、ヒカリゴケは健在でした。妙高大神様に無事に帰宅できるようお願いしておいてよかったです。
祠の中は立ち入り禁止ですが、ヒカリゴケは健在でした。妙高大神様に無事に帰宅できるようお願いしておいてよかったです。
99妙高山北峰頂上標高2445.8mの三角点が設置されています。日陰はありませんが、開けているのでゆっくり休憩できます。パノラマ動画も撮りました。
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99妙高山北峰頂上
標高2445.8mの三角点が設置されています。日陰はありませんが、開けているのでゆっくり休憩できます。パノラマ動画も撮りました。
標高2445.8mの三角点が設置されています。日陰はありませんが、開けているのでゆっくり休憩できます。パノラマ動画も撮りました。
100妙高山北峰より南峰展望
南方にさらに高い南峰＜写真114〜118＞がそびえています。
南方にさらに高い南峰＜写真114〜118＞がそびえています。
101妙高山北峰より
北アルプス展望
雲と雪渓で優美に映る白馬山系が美しいです。
北アルプス展望
雲と雪渓で優美に映る白馬山系が美しいです。
102妙高山北峰より
火打三山展望
今まで辿ってきたルートを振り返るのは感慨深いです。動画も撮りました。
火打三山展望
今まで辿ってきたルートを振り返るのは感慨深いです。動画も撮りました。
103妙高山北峰頂上大岩
頂上周辺はこのような大岩がいくつもあります。これは北に見える大岩です。
頂上周辺はこのような大岩がいくつもあります。これは北に見える大岩です。
104ヤマハハコ
＆ナミハナアブ♂
ヤマハハコは白い花弁に見えるところはつぼみを包んでいた葉の部分で、黄色の部分が花にあたります。動画も撮りました。
＆ナミハナアブ♂
ヤマハハコは白い花弁に見えるところはつぼみを包んでいた葉の部分で、黄色の部分が花にあたります。動画も撮りました。
105日本岩＆キオン＆ミョウコウトリカブト
ミョウコウトリカブト＜写真64＞を取り囲むようにキオン＜写真46＞が咲き、その背後に日本岩、まさに和の風流なシーンです。
105日本岩＆キオン
＆ミョウコウトリカブト
ミョウコウトリカブト＜写真64＞を取り囲むようにキオン＜写真46＞が咲き、その背後に日本岩、まさに和の風流なシーンです。
＆ミョウコウトリカブト
ミョウコウトリカブト＜写真64＞を取り囲むようにキオン＜写真46＞が咲き、その背後に日本岩、まさに和の風流なシーンです。
106日本岩向かい大岩周辺を取り囲むように日本岩＜写真105,107＞をはじめとする大岩がありました。頂上にこれだけ大岩が連なるのはとても神秘的です。大岩群を動画にも撮りました。
106日本岩向かい大岩
周辺を取り囲むように日本岩＜写真105,107＞をはじめとする大岩がありました。頂上にこれだけ大岩が連なるのはとても神秘的です。大岩群を動画にも撮りました。
周辺を取り囲むように日本岩＜写真105,107＞をはじめとする大岩がありました。頂上にこれだけ大岩が連なるのはとても神秘的です。大岩群を動画にも撮りました。
107日本岩なぜ、この岩だけ“日本岩”という固有名詞がついているのか？想像を掻き立てられます。ライオンの横顔に見えなくもありませんが、獅子岩ではないのですね。
107日本岩
なぜ、この岩だけ“日本岩”という固有名詞がついているのか？想像を掻き立てられます。ライオンの横顔に見えなくもありませんが、獅子岩ではないのですね。
なぜ、この岩だけ“日本岩”という固有名詞がついているのか？想像を掻き立てられます。ライオンの横顔に見えなくもありませんが、獅子岩ではないのですね。
108大岩の間より
北アルプス展望
二つの大岩と北アルプスと空のコントラスト。絶景でした。
北アルプス展望
二つの大岩と北アルプスと空のコントラスト。絶景でした。
110大岩バランス！
＜写真109＞を引きで撮ってみました。この洞を通り抜けると、別世界に行ってしまいそうです(*_*;
＜写真109＞を引きで撮ってみました。この洞を通り抜けると、別世界に行ってしまいそうです(*_*;
111恵信尼公と小黒女房の慰霊碑岩
親鸞の妻である恵信尼（えしんに）の死後、下男の藤四郎が、彼女を弔うため、彼女が毎日仰いでいた妙高山に行くことを思いつき、彼女の娘で先に亡くなっていた小黒女房（おぐろのにょうぼう）の位牌を持って行ったそうです。
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111恵信尼公と
小黒女房の慰霊碑岩
親鸞の妻である恵信尼（えしんに）の死後、下男の藤四郎が、彼女を弔うため、彼女が毎日仰いでいた妙高山に行くことを思いつき、彼女の娘で先に亡くなっていた小黒女房（おぐろのにょうぼう）の位牌を持って行ったそうです。
小黒女房の慰霊碑岩
親鸞の妻である恵信尼（えしんに）の死後、下男の藤四郎が、彼女を弔うため、彼女が毎日仰いでいた妙高山に行くことを思いつき、彼女の娘で先に亡くなっていた小黒女房（おぐろのにょうぼう）の位牌を持って行ったそうです。
112ミョウコウトリカブト越しに赤倉温泉
ミョウコウトリカブト＜写真64＞越しに100年の歴史を誇る赤倉温泉が見えました。赤倉温泉への下山コースもあります。
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112ミョウコウトリカブト
越しに赤倉温泉
ミョウコウトリカブト＜写真64＞越しに100年の歴史を誇る赤倉温泉が見えました。赤倉温泉への下山コースもあります。
越しに赤倉温泉
ミョウコウトリカブト＜写真64＞越しに100年の歴史を誇る赤倉温泉が見えました。赤倉温泉への下山コースもあります。
113ミョウコウトリカブト
越しに岩場
ミョウコウトリカブト＜写真64＞が岩場で生育しているのがとても新鮮でした。
越しに岩場
ミョウコウトリカブト＜写真64＞が岩場で生育しているのがとても新鮮でした。
114妙高山南峰頂上妙高大神ここが妙高山の最高点2,454mです。1990年までは三角点が設置された北峰＜写真99〜104＞が妙高山の標高とされていました。パノラマ動画も撮りました。
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114妙高山南峰頂上妙高大神
ここが妙高山の最高点2,454mです。1990年までは三角点が設置された北峰＜写真99〜104＞が妙高山の標高とされていました。パノラマ動画も撮りました。
ここが妙高山の最高点2,454mです。1990年までは三角点が設置された北峰＜写真99〜104＞が妙高山の標高とされていました。パノラマ動画も撮りました。
115妙高山南峰より北峰展望
大岩越しに北峰＜写真99〜104＞が小さく見えています。
大岩越しに北峰＜写真99〜104＞が小さく見えています。
116妙高山南峰岩群
越しに北峰
＜写真115＞を引きで撮ってみました。大岩だらけの山頂です。
越しに北峰
＜写真115＞を引きで撮ってみました。大岩だらけの山頂です。
119九合目鎖場上部この少し前でトラロープをくぐってこの鎖場に出ました。足場がしっかりとしているので、安全に下りることができます。ここから鎖を握って崩壊部分をトラバース、メインの鎖場の上部に出ました。メインの鎖場は岩盤が階段状に削ってあり、前向きでも下れます。
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119九合目鎖場上部
この少し前でトラロープをくぐってこの鎖場に出ました。足場がしっかりとしているので、安全に下りることができます。ここから鎖を握って崩壊部分をトラバース、メインの鎖場の上部に出ました。メインの鎖場は岩盤が階段状に削ってあり、前向きでも下れます。
この少し前でトラロープをくぐってこの鎖場に出ました。足場がしっかりとしているので、安全に下りることができます。ここから鎖を握って崩壊部分をトラバース、メインの鎖場の上部に出ました。メインの鎖場は岩盤が階段状に削ってあり、前向きでも下れます。
122光善寺池妙高山の西側は外輪山が形を残しているのに対し 、東側は大きくえぐれたように崩落していて、外輪山はほとんど面影をとどめていません。 この東側の外輪山が明確でない部分の中央火口丘の付け根にあたる位置に光善寺池があります。
122光善寺池
妙高山の西側は外輪山が形を残しているのに対し 、東側は大きくえぐれたように崩落していて、外輪山はほとんど面影をとどめていません。 この東側の外輪山が明確でない部分の中央火口丘の付け根にあたる位置に光善寺池があります。
妙高山の西側は外輪山が形を残しているのに対し 、東側は大きくえぐれたように崩落していて、外輪山はほとんど面影をとどめていません。 この東側の外輪山が明確でない部分の中央火口丘の付け根にあたる位置に光善寺池があります。
124北地獄谷最上部と妙高山
やはり妙高山はどのアングルから見ても神っています。
やはり妙高山はどのアングルから見ても神っています。
125胸突き八丁八丁（約872メートル）のけわしい道を指すのでしょうか？登ってきた人はここがヤマ場なのでしょう。標高1,720mの胸突き八丁入口を過ぎると歩きやすくなりました。
125胸突き八丁
八丁（約872メートル）のけわしい道を指すのでしょうか？登ってきた人はここがヤマ場なのでしょう。標高1,720mの胸突き八丁入口を過ぎると歩きやすくなりました。
八丁（約872メートル）のけわしい道を指すのでしょうか？登ってきた人はここがヤマ場なのでしょう。標高1,720mの胸突き八丁入口を過ぎると歩きやすくなりました。
126エゾアジサイ
西日本のヤマアジサイよりも葉も花も大きいです。北地獄谷沿いにたくさん咲いていました。他の場所では見られませんでした。
西日本のヤマアジサイよりも葉も花も大きいです。北地獄谷沿いにたくさん咲いていました。他の場所では見られませんでした。
127タマガワホトトギスタマガワホトトギスの黄色をヤマブキの色に見立て、ヤマブキの名所であった京都の玉川の名を借りて、その名としたといわれています。これもここだけでした。
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127タマガワホトトギス
タマガワホトトギスの黄色をヤマブキの色に見立て、ヤマブキの名所であった京都の玉川の名を借りて、その名としたといわれています。これもここだけでした。
タマガワホトトギスの黄色をヤマブキの色に見立て、ヤマブキの名所であった京都の玉川の名を借りて、その名としたといわれています。これもここだけでした。
128北地獄谷その1
赤倉温泉はこの北地獄谷に自噴している天然温泉を引湯しています。白い流れを動画にも撮りました。
赤倉温泉はこの北地獄谷に自噴している天然温泉を引湯しています。白い流れを動画にも撮りました。
129ノリウツギ
花序は円錐形になります。水の色も花の色も白色が多く、このエリアだけ異色でした。
花序は円錐形になります。水の色も花の色も白色が多く、このエリアだけ異色でした。
130北地獄谷その2動画にも撮りました。意外と水は冷たかったです。温泉なので飲むのは避けました。ちなみに、赤倉温泉源湯にはコップがあり、温泉水を飲むことができます。
130北地獄谷その2
動画にも撮りました。意外と水は冷たかったです。温泉なので飲むのは避けました。ちなみに、赤倉温泉源湯にはコップがあり、温泉水を飲むことができます。
動画にも撮りました。意外と水は冷たかったです。温泉なので飲むのは避けました。ちなみに、赤倉温泉源湯にはコップがあり、温泉水を飲むことができます。
131北地獄谷その3
どこまで白い流れが続くのでしょうか⁉この先にはすばらしい滝が(^^♪
どこまで白い流れが続くのでしょうか⁉この先にはすばらしい滝が(^^♪
132ソバナ群生萼はツリガネニンジンよりも幅広です。下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる花を出し、淡い紫色をした鐘形の花をまばらにつけています。
132ソバナ群生
萼はツリガネニンジンよりも幅広です。下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる花を出し、淡い紫色をした鐘形の花をまばらにつけています。
萼はツリガネニンジンよりも幅広です。下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる花を出し、淡い紫色をした鐘形の花をまばらにつけています。
134ツルニンジン
花の色と模様からは想像できませんが、キキョウの仲間です。つぼみがたくさんありました。
花の色と模様からは想像できませんが、キキョウの仲間です。つぼみがたくさんありました。
135称名滝渡渉して対岸の道を西に戻ると見られますが、連れは渡渉を怖がって見に行きませんでした。北地獄谷の標高1,500m辺りにある滝です。岩盤まで白くなっていました。動画も撮りました。
135称名滝
渡渉して対岸の道を西に戻ると見られますが、連れは渡渉を怖がって見に行きませんでした。北地獄谷の標高1,500m辺りにある滝です。岩盤まで白くなっていました。動画も撮りました。
渡渉して対岸の道を西に戻ると見られますが、連れは渡渉を怖がって見に行きませんでした。北地獄谷の標高1,500m辺りにある滝です。岩盤まで白くなっていました。動画も撮りました。
137光明滝上部
称名滝から光明滝につながるところです。足元から動画を撮りました。
称名滝から光明滝につながるところです。足元から動画を撮りました。
138光明滝
コンクリート道から見えました。このコースのクライマックスです。称名滝＜写真135,136＞と光明滝を動画にも撮りました。
コンクリート道から見えました。このコースのクライマックスです。称名滝＜写真135,136＞と光明滝を動画にも撮りました。
140餌をくわえたホオジロ♀ヒナに餌を運ぶ途中でしょうか。コースの最後に癒しのシーンが見られました。動画に撮っていると、しばらくきょろきょろしていましたが、やがて飛び去りました。
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140餌をくわえたホオジロ♀
ヒナに餌を運ぶ途中でしょうか。コースの最後に癒しのシーンが見られました。動画に撮っていると、しばらくきょろきょろしていましたが、やがて飛び去りました。
ヒナに餌を運ぶ途中でしょうか。コースの最後に癒しのシーンが見られました。動画に撮っていると、しばらくきょろきょろしていましたが、やがて飛び去りました。
141黄金の湯ズーム正式ルートはこの無料露天風呂の脇を通ります。スマホのバッテリーランプが赤く点滅していたので、ウルトラマンの気分で小走りしているうちにうっかり道を1本間違えました(-_-;)この下にある燕温泉街でゴールです。ホテル花文の足湯のお客さんにお帰りなさいと声をかけていただき、いい気分でゴールできました。
141黄金の湯ズーム
正式ルートはこの無料露天風呂の脇を通ります。スマホのバッテリーランプが赤く点滅していたので、ウルトラマンの気分で小走りしているうちにうっかり道を1本間違えました(-_-;)この下にある燕温泉街でゴールです。ホテル花文の足湯のお客さんにお帰りなさいと声をかけていただき、いい気分でゴールできました。
正式ルートはこの無料露天風呂の脇を通ります。スマホのバッテリーランプが赤く点滅していたので、ウルトラマンの気分で小走りしているうちにうっかり道を1本間違えました(-_-;)この下にある燕温泉街でゴールです。ホテル花文の足湯のお客さんにお帰りなさいと声をかけていただき、いい気分でゴールできました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
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感想
☆「天空の楽園」コース概要★
【8月12日】
笹ヶ峰➝高谷池➝天狗の庭➝火打山➝高谷池ヒュッテ＜宿泊＞
【8月13日】
高谷池ヒュッテ➝黒沢池➝妙高山➝称明滝➝燕温泉＜下山＞
（➝杉野沢までバス➝笹ヶ峰までタクシー）
◇“二度あることは三度あるVS三度目の正直!(^^)!”◆
実は今回三度目の火打山・妙高山への夏山挑戦でした。
3年前は燕温泉を起点とし、妙高山から火打山を巡るコース設定でした。山行中ずっとガスに被われ、景色を一度も楽しむことなく、火打山のピストンもあきらめ、高谷池ヒュッテからの下山中に、全国的な長雨でかなり増水しており流されると助かる見込みのない恐怖の丸太1本の大倉沢渡渉を経て、燕温泉に下山しました。
昨年は笹ヶ峰登山口からのアプローチを試みましたが、火打山も妙高山も雷雨警報レベル4に達していたので、山行をあきらめました。
そして、今回三度目の挑戦です。1日目の午前中は火打山、午後は妙高山の頂上付近に雲がかかっていましたが、今回は太陽と山の神様が微笑んでくれました!(^^)!「論より証拠（映像）」詳細は写真や動画で紹介しています。
◇“さすが百名山、天空の楽園ここにあり”◆
火打山も妙高山も日本百名山の一座に数えられる名峰です。大半の方は笹ヶ峰からアプローチをします。この日は盆休み＆好天とあって、笹ヶ峰はたいへん賑わっていました。200台程ある駐車場は午前6時半頃には満車で、路駐も50台以上ありました。
火打山が近づくにつれ、その人気の秘密がわかってきました。森林限界は低く、標高2,100m辺りからは高い木もなく、常に火打山とその周囲の山々の景観を望みながら、湿地やお花畑を通り過ぎていく様は、まるで『天空の楽園』を歩いているようでした。
妙高山はこれに神秘的な要素が加わり、植生も火打山と異なり、この二つの名峰を巡っている間は至福の時でした。
妙高山をピストンし、笹ヶ峰に下りる選択肢もあったのですが、火打山にはない魅力を味わうためには、燕温泉へ下りる必要がありました。
◇“世界も認める池塘の美”◆
高谷池（Kouya Pond）はアメリカの大手ニュース放送局CNNが選んだ「日本でもっとも美しい場所34選（Japan’s 34 most beautiful places）」の一つに選ばれた場所です。高谷池ヒュッテから池塘越しに火打山を望むシーンがその対象となりました。
今回は高谷池ヒュッテの事前予約を早めにとっていたおかげで、その風景を望むことができるもっとも近い位置に寝床を確保できました。
美しい池塘は高谷池ヒュッテ前だけではありません。天狗の庭、黒沢池、長助池でも同様の美しい池塘が見られました。特に天狗の庭の池塘に映る火打山（逆さ火打山）とワタスゲは絶景でした。
◇“捨てる神あれば拾う神あり(´・ω・`)”◆
笹ヶ峰を出発点とし、燕温泉を終点としたために、当然のことながら、自動車を停めている笹ヶ峰に戻らなくてはなりません。
最初に地元の高原タクシーに電話をすると、事前の予約等でタクシーが全て出払っているとのことで、断られました。一瞬、本日の宿泊先（金沢）まで辿り着けないのではという不安がよぎりました。そこで、燕温泉から妙高高原駅までバスで出て、そこから笹ヶ峰までバスを乗り継ぐことも検討しましたが、午後2時には笹ヶ峰行きのすべてのバスは運転を終了していました(-_-;)
途方に暮れていると、燕温泉ホテル花文の前に1台の市営バスが来ました。この妙高山麓周遊バスの関・燕温泉線の運転手さんにダメもとで伺ってみると、貴重な休憩時間を割いて方々に無線で問い合わせてくださいました。
このバスで休暇村妙高まで行き、同バスの妙高山麓線に乗り換えると、杉野沢温泉（苗名の湯）までは可能だとのことでした。
そこから先はこの時間はもう公共交通手段がありません。周辺の旅館にお願いして送っていただくか、ヒッチハイクか。歩こうかとも考えましたが、
「こんな時間ならクマに食べられちゃいます。もしよければなんですが、仕事が終わるまで待っててもらえれば、僕が個人的に送っていくことも可能です。」
「ダメです、そんなの！」
というわけで、とりあえずバスを乗り継いで杉野沢温泉に向かい、そこから先は自力でなんとかすることになりました。
腹をくくり最後部座席で出発を待っていると、
「確実に乗せてくれないと困るんです！今日中に金沢まで行くんですから！」
妙高山麓線の運転手さんに必ず我々を乗せるよう圧力をかけておられました(-_-;)タクシー以外の手段を考えていなかったので自業自得です。ここまでしてくださるとは思いませんでした。
休暇村妙高で降車し、1時間程の待ち時間の間、杉野沢観光協会に電話すると、高原タクシーの駐車場に2台程停まっているのが見えるので、利用できるはずだと言われました。再度、電話し、午後4時に杉野沢温泉（苗名の湯）から笹ヶ峰に行ってほしいと伝えると、あっさりOKが！もう安心。
午後3時30分頃、妙高山麓線のバスに乗車。客は我々二人だけでした。道中、去年見に行った不動滝を窓からのぞき込んでいると、路線バスなのに、運転手さんはわざわざ停車してガイドしてくださいました。他にも日帰り温泉などの観光スポットを紹介してくださったり、杉野沢温泉バス停（苗名の湯駐車場）まで楽しいひとときを過ごせました。
そして、無事、高原タクシーに乗車し、やはり会話を楽しみながら、自動車が停めてある笹ヶ峰まで行き着くことができました。
道中、笹ヶ峰から下りてくる最終バスとすれ違いました。笹ヶ峰に上るよりも下りるほうが遅くまで便があるので、自動車を下山口の燕温泉に停めておき、タクシーで笹ヶ峰登山口に行ったほうがよかったようです。盆休み、紅葉シーズン、スキーシーズンは我々のような目に遭う客がいるとのことでした。
一度は我々を捨てながら、拾ってくださった高原タクシーに感謝し、自家用車で再度、杉野沢温泉（苗名の湯）まで戻り、温泉で2日間の汗を流し、体をほぐしました。
捨てる神はおらず拾う神（人）ばかりだったので、「人情の綱渡り」を繰り返し結果オーライとなりました。最後に人情という素敵なおまけをいただき、忘れられない山行となりました。皆様、本当にありがとうございました。
これからは、出発点と終点が異なる場合は、終点に自動車を停め、そこからタクシーやバスなどの交通手段を利用して出発点まで行くことを検討し、ご迷惑をかけないようにしたいと思います。
◇“遅れてやってきた筋肉痛(>_<)”◆
今回のコースでは初日は火打山まで高度差約1,100mの登り、2日目は妙高山から燕温泉まで高度差約1,300mの下り、しかも、その間に300mから400mほどのアップダウンがあるなど、当初より足腰への多大な負担を想定していました。そのため、1週間前と2週間前にトレーニングを兼ねて山行をしました。さらに、当日は膝サポーターとサポーターソックスを身に着け、万全を期してハードな山行に臨みました。
初日山行後は特に足腰に痛みを感じず、翌朝も平気でした。初日よりハードな2日目の山行も下山直後に痛みを感じず、「苗名の湯」で温泉浴＆水マッサージまで行いました。そして、上越市内で焼肉食べ放題の「すたみな太郎」でタンパク質補給(^^♪ここまでは足腰の痛みもなく、無事山行を終えたものと思っていました。
ところが、その翌日になってまともに歩けないほどの筋肉痛が襲ってきました。
火打山や妙高山は傾斜が厳しいところは階段状に道が整備されたり、ホールド（足を置くところ）がしっかりと設けられています。これは歩きやすくなるので、楽になるように感じますが、逆に足腰への負担が重くのしかかります。特に下りは2倍ぐらいの負担がかかっている可能性があります。事前の訓練では足腰の負担軽減のため、すり足歩行をしていましたが、この階段状の道が結果的にはボディーブローのように効いてきて、3日後に痛みが爆発してしまいました(-_-;)膝はサポータのおかげで大丈夫でしたが、太もも（筋肉）が壊滅状態でした。
下山後から翌日までは疲労と筋肉回復のために暴飲暴食を繰り返し、下山直後はEXILE並みだったはずの体脂肪率も10.6％までリバウンドしましたが、筋肉量は左右の脚約3�圓困珍�えていました(*_*;結果的には、この痛みが筋肉が修復されている証だと考えることで、痛みが喜びに変わっていきました(*^^*)
今は・・・聞かないでください(-_-;)
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