槍ヶ岳〜大キレット〜穂高岳山荘まで縦走(新穂高温泉から日帰り)
- GPS
- 17:07
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 3,020m
- 下り
- 3,008m
コースタイム
8:34槍ヶ岳山荘8:45-9:00槍ヶ岳山頂9:10-9:40槍ヶ岳山荘9:48-10:10大喰岳-10:32中岳-11:23南岳-
11:28南岳小屋11:51-14:02北穂高小屋14:17-14:20北穂高岳-15:43涸沢岳-15:48穂高岳山荘16:11-18:17白出沢出合-19:17新穂高P
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8割ほど埋まっていたが、なんとか一番奥に停められた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷出合の対岸は暗いと分かりにくいかも。 大キレット、北穂〜涸沢岳は思ったほど難しくなかった。 むしろ、白出沢からの長い下りでの膝の痛み、樹林帯に入ってから数回滑って肘を強打(ストックひん曲がり)、白出沢出合からの長い林道の方がはるかにきつかった。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今夏の最大目標であった槍穂日帰り縦走を決行。
天気は昼前後からガスの予想。天候・時刻・体調によっては、南岳から下りることも考えていた。
初めてヘッドライト点灯しての夜間歩行でとまどい、ペースは遅めとなった。
今回は高山病になりやすい体調に配慮し、最初の登りは意識してペースを抑えめにした結果、頭痛が少し出たが薬を飲んだらすぐに治り、再発もなかった。
槍ヶ岳山頂は聞いていたほど困難ではなかったが、下りの渋滞で時間がかかってしまった。
ガスが多めではあったが、頂上からの景色はまずまずだった。穂高方面はガスでほとんど展望なし。
南岳小屋に11:30頃到着。小屋で買ったカップヌードルと手持ちの食糧で昼食とし、大キレットを目指すか、下りるか検討する。
北穂山荘まで2時間、さらに穂高山荘まで1時間半と想定して穂高山荘着が15時半と予想し決行。
大キレットは思ったほどの危険や困難は感じられず、むしろアスレチック感覚で楽しかった。
下調べ不足で長谷川ピークや飛騨泣きがどこだったかわからず、まだ越えていないと思っていたら「北ホあと200m」の文字に拍子ぬけ。ただ、いささかの安ど感と達成感はあった。
大キレット上での展望は常念方面はときどき望めたが、穂高と槍方面、飛騨方面はほとんど展望がなく、残念であった。北穂小屋からの展望も楽しみにしていたが、真っ白で何も見えず。
大キレット、北穂〜涸沢岳では、ところどころで非常に危なっかしい人がいて足止めを余儀なくされた。
自分が足止めをくったからいうのではなく、ここに来ようと思ったなら、それなりの準備(経験や筋トレ)をしてくるべきだと思う。でないと大きな事故につながる。
穂高岳山荘に16時前に到着。明るいうちに林道まで下りたかったので、約2時間かかるとすると穂高岳山荘を16:30までには出発しなければならない。
奥穂高岳の頂上はガスでほとんど見えず、展望もないだろうと断念。
白出沢は昨年10月、奥穂日帰りピストンしたときに歩いているが、ガレ場の急坂で下りは特に歩きにくく膝に負担がかかる。
樹林帯は滑りやすく、数回滑って肘を強打し、ストックはひん曲がってしまった。
林道は少し走って約1時間。行きはそうでもなかったが、帰りはいい加減いやになる長さ。
何年か前に自転車禁止になったらしいが、なんでですかね。
行きは駐車場から槍平小屋まで、帰りは穂高岳山荘から駐車場まで一人も会わず、縦走路も盆休みが終わって人が比較的少なく、静かな山歩きができた。
ただ、展望はガスが予想されたとはいえがっかり。今度行く際には雑誌に掲載されているような展望を見たいものです。
こんばんは、南岳でお会いしました者です、槍からと聞いて凄いなと思いましたが、陸上競技者と知り納得しました。
下山が遅れて暗くなっても歩き易い様に槍平下山ルートとしました。
私も白出から新穂高までは足が痛くて辛かったです。
お疲れさまでした。コメントありがとうございます。
白出沢から新穂高までは静かでいいのですが、足、膝には厳しいですね。かといって、上高地からでは距離が長く時間に制約もあり、人が多いし…。
今度は逆回りしてみようかと考えています。
朝早くは北穂から大キレット、槍まで見渡せたのですね。
私はそれがぜひ見たかったのですが…。次の機会に取っておきます。
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