白根三山縦走(テント泊) 【北岳】・【間ノ岳】・農鳥岳
- GPS
- 16:31
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 3,133m
- 下り
- 3,805m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:17
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:29
天候 | 1日目/ガス 2日目/晴れ 3日目/晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
広河原まではバス1400円 平日と休日でダイヤがちょっと違う |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは様々。細尾根、渡渉は慎重に。 |
その他周辺情報 | 奈良田の里温泉 550円(女帝の湯) |
写真
装備
備考 | ダウンジャケットは持って行ってよかった。 ライターかマッチは必要だった。 |
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感想
テントを背負って縦走は初めてのチャレンジ。
初めてだけにできるだけ良い条件の日にと思っていて、天候の具合から何度も延期をして、やっとこの日にチャレンジできた。
ザックがとにかく重かった。煮炊き用の水も含めて18kgくらいか。山小屋の水を買えば、もう少し軽量化できるかもしれない。
初日は肩の小屋までで時間的に余裕はあるのでゆっくり登った。あいにくガスで眺望は望めなかったのでもくもくと登った。
広河原から一緒のタイミングで登り始めた大学生カップルと話しができて楽しいひと時だった。二人ともキラキラしててうらやましかった。
やっとの思いで肩の小屋に着いたがガスは晴れる見込みがなさそう。眺望は明日に期待して休むことにした。
季節は秋口で3000mの夜はとにかく冷える。持って行ったガスカートリッジは寒さで点火せず(寒冷地用ではなかった!)。おまけに普段一緒に用意しているマッチを置いてきてしまったことも判明。
テント場でお隣になった気さくなご夫婦に火をお借りできた。寒いところで温かいごはんを食べられて助かった。翌日朝もお世話になってしまい、ご夫婦には感謝しかない。合わせて自分の準備不足が初日から出てしまい反省しなければならない。ご主人の”お互いさま”という言葉が救いだった。
二日目は朝から晴れてて富士山が間近に見え感動した。日の出と富士山がきれいで印象的だった。楽しく歩けそうな気がした。
大門沢小屋まで行く予定なので早めにスタート。ほどなく北岳山頂につき、念願の山に登頂できたことに感激した。長丁場なので長居はせず先に進んだが、また来るときはピストンにして北岳山頂からの眺めをじっくり堪能したいと思った。
間ノ岳を過ぎるとほぼ一人歩き。農取小屋の名物オヤジにも会えた。ただ耳が遠いだけで悪い人ではない印象。どこまで行くか聞かれ、大門沢までと答えると時計をチラ見して「うん」。と。オヤジの許しが出たので大門沢小屋まで行けるようだ。
西農取岳への登りは短いものの傾斜がきつくなかなハードだった。農鳥岳へも登り降りがあるので脚に疲労感。まだまだトレーニングが足りないなと体力不足を実感。幸いヒザ周りのきんに君は最後まで持った。
大門沢小屋は、テント場が思ったより狭かったがちょうど正面に富士山が望める好位置。飲用水は無料だし、食事(麻婆豆腐だけだが)も19時まで可だし、沢のせせらぎが聞こえるし、なかなかよい小屋だと思った。
最終日は下るだけだが、何度か渡渉したりつり橋を渡ったり緊張が途切れることなく、最後まで飽きることなく歩き通せた。下って、温泉に浸かりながら3日の山旅の余韻に浸った。
3日通して天気に恵まれケガもなく無事歩き通せて記憶に残る最高の山旅だった。
北岳にはもう一度登りたい。
テント場でお世話になったご夫婦、おしゃべりさせてもらった大学生カップル、山小屋のスタッフ、道中スライドの際お話させていただいた方々、いろいろな方に出会えたことに感謝したい。
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