丹沢主稜縦走 丹沢のフルコースを堪能
- GPS
- 12:53
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,632m
- 下り
- 2,547m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:49
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:02
天候 | 両日ともに晴れ☀️ 3/30の夜から3/31は風が強めでした |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 中川バス停14:53 新松田駅行きのバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉→鍋割山→塔ノ岳→丹沢山 よく整備されているので危険なところはありません。 丹沢山→蛭ヶ岳 少し岩場っぽいところがありましたが、それ以外は木道、階段が中心でした。 蛭ヶ岳→檜洞丸 このコースの核心部。蛭ヶ岳から先はこれまでとは違って鎖場や痩せた道もあります。蛭ヶ岳からすぐの下りで鎖場がありましたが、足場はしっかりしているので、鎖には手を添える程度で十分でした。 檜洞丸→西丹沢ビジターセンター(つつじ新道) ゴーラ沢の出合までは急な下りが続きます。ゴーラ沢の出合は降水後は水位が上昇して渡るのに苦労するそうです。私が通ったのはまとまった降水があった2日後でしたが、特に濡れることなく渡れました。前日、つつじ新道を通った方の話では、膝くらいまで水があって、靴を脱がないと渡れなかったそうです。 |
その他周辺情報 | ぶなの湯 http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004453.html 西丹沢ビジターセンターから4.4km、歩いて1時間ほどでした。 食事処はありませんが、食べ物の持込みOKでした。 |
写真
感想
土日に泊まりで登山に行く許しがもらえたので、1泊2日で丹沢へ。
丹沢主稜という呼び名は諸説あって蛭ヶ岳から大室山までとか、もっと先の三国山までとする場合もあるみたいですが、今回は大倉から檜洞丸までを歩いてみました。丹沢の名だたる山々を歩くことができ、例えるなら丹沢のフルコースのような素晴らしい
直前の予約だったので山小屋は予約で埋まっているところが多く、泊まりは無理かなと諦めかけていましたが、月曜日に蛭ヶ岳山荘のホームページを見ると1、2名なら宿泊できる可能性ありということでダメもとで予約連絡してみると、OKという返事が。週末は天気も良さそうなので、これはラッキーでした。
丹沢を訪れるのは10年ぶり。前回は就職して上京して間もない5月にヤビツ峠から表尾根を縦走して塔ノ岳へと登り、大倉尾根を登りました。大倉尾根は通ったことがあるので、今回は未踏の鍋割山を経由して塔ノ岳へ行くことにしました。当初は西丹沢ビジターから大倉へ歩くつもりでしたが、前日にまとまった雨が降ったのでゴーラ沢の出合の渡渉は増水が心配だったので、逆コースで行くことにしました。
鍋割山や塔ノ岳はたくさんの人で賑わっていましたが、塔ノ岳から先は一気に人が少なくなります。アップダウンの繰り返しなのでなかなかキツいですが、ずっと富士山を見ながら素晴らしい稜線歩きを楽しめました。
宿泊は神奈川県最高峰、蛭ヶ岳山頂の蛭ヶ岳山荘で。名物のひるカレーはご飯がおかわり自由で、疲れ切った体を生き返らせてくれました。眺望も素晴らしく、沈む夕日と霞んで幻想的な山並み、関東平野の夜景、朝日と赤く染まった富士など、泊まらなければ見ることができないものを観させてもらいました。
夜から朝にかけては爆風で、風の音であまり眠れませんでした。風が強かったので檜洞丸へ行くのは断念しようかと思いましたが、行ってみてダメそうだったら引き返すつもりでひとまず行ってみることに。蛭ヶ岳から下り始めると時折やや強い風は吹きますが、比較的おだやかだったので予定通り檜洞丸まで行くことに。前日、逆ルートでこのコースを歩いて蛭ヶ岳山荘でご一緒した方々は、皆さん口を揃えて登り返しがキツくて心が折れたと言っていましたので、覚悟して歩きました。行ってみると確かに、『え⁉︎ こんなに下るの⁉︎』という感じに下されます。山小屋に泊まって元気なうちに通過しましたが、それでも檜洞丸への登り返しはきつかったです。逆コースで檜洞丸への急登のあとにこのアップダウンは確かに心が折れそう。逆コースで歩いた方々が言っていたのも納得です。
檜洞丸からの急坂を下り、渡渉のあるゴーラ沢の出合へ。前日歩いた方は靴を脱いで膝くらいまで冷たい水に浸かりながらあるいたとのことでしたが、この日は水位も落ち着き、靴を脱ぐこともなく難なく通過できました。
ゴーラ沢の出合を過ぎると、ミツマタが咲き乱れていました。檜洞丸といえばシロヤシオが有名ですが、この時期のミツマタもとても良かったです。
西丹沢ビジターセンターからのバスは出たばかりだったので、1時間ほど歩いてぶなの湯で汗を流し、中川バス停からバスに乗って帰りました。
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