槍ヶ岳 北鎌尾根 天気がよかったので西鎌もピストン
- GPS
- 114:09
- 距離
- 55.0km
- 登り
- 4,120m
- 下り
- 4,115m
コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:46
- 山行
- 10:53
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 11:08
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 9:30
- 合計
- 17:01
天候 | 晴れ 夕から夜にかけて時々小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
シルバーウィークは公共駐車場はすぐに一杯になるようです |
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルートだけあって ルートファインディングが難しいです |
写真
装備
個人装備 |
ロープ20m弱 カラビナ・スリングx2 エイト環 ヌンチャクx1 ハーネス ツエルト
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感想
ゴールデンウィークに涸沢に行った時にであったMさんに誘われ、あこがれの北鎌尾根をやることとなった。重量を押さえるため、食料は最小限、テントではなくツエルトを選択した。秋雨前線の影響でここ数週間の天気は悪かったが、シルバーウィークはうって変わって快晴となった。
一日目は心地よいハイキングと思いきや、水俣乗越からのガレ場の下りは想像以上に大変だった。また北鎌沢は多数のテントで、数えたところ最低40人は入っていた。
北アルプスでやる焚火は格別だったが、ウイスキーを忘れた事が悔やまれた。
いよいよ2日目、まずはコルを目指して登る。これが意外と長い。途中、いたるところにビバーク地点があった。多くの人が入っていたので、沢の分岐もクライマーズほいほいも引っかかる事無くコルへと到達した。ここからいよいよ尾根へと取り付く。
ピークを踏むたびに近づく穂先にわくわくしながら進む。独標の直登は自身が無かったのでトラバース道を選択。残置ロープがあるところで、怖さがあってアンザイレンしたが、高度に慣れてくると、たいした事ない場所だったと後から感じた。バリエーションルートとは思えない程の人の入り方だったので、殆ど道を誤る事なく進めたが、P12 13辺りで千丈側に明瞭なトラバース道があり、導かれてしまったが、本当は尾根をつめるのが正解だった。ルートファインディングの難しさを知った。
また岩は脆いところもあり、きちんとした3点指示が出来ないと危ない場所が多かった。槍の直下の2つ目のチムニーはスタンスの置き所に迷う面白いルートだった。水さえあれば北鎌平でビバークするのが最高だと思われた。山頂にたどり着くと、予想通り大渋滞。小屋からの登りは3時間かかったとの事。記念写真をとり小屋で休憩した後に、再度山頂へ登る事となった。殺生ヒュッテでのビバークは想像通り寒かった。
3日目。天気がいいので西鎌尾根を歩く事とした。三又蓮華や鷲羽山、笠が岳の眺めがとてもいい。北鎌尾根とちがって、周りを見ながら歩ける良い尾根だった。すれ違う人を含め、この日西鎌を通る人は昨日の北鎌よりも圧倒的に少なかった。
双六岳からの北鎌〜槍 穂高の稜線はやはり絵になると感じた。へろへろになって槍に戻ると硫黄尾根を包み込みながら千丈沢へと流れ落ちる様な雲海に圧倒された。
この日はツエルトに2人で寝た。昨日とは段違いに暖かかった。
4日目 朝から下山。いままでは夕方に下山する事が殆どだったので、なかなか新鮮だった。
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