マジで死ぬかと思った!【ジャンダルム直登】日帰り

2015年10月07日(水) [日帰り]

• GPS: 09:42
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,015m
• 下り: 2,015m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:09
• 休憩: 1:29
• 合計: 9:38

0:05 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
0:27 0:28 明神館
0:31 0:32 徳本口(徳本峠分岐)
1:01 1:01 徳澤園
1:10 1:10 新村橋(パノラマ分岐)
1:39 1:43 横尾 (横尾山荘)
2:23 2:25 本谷橋
3:21 3:31 涸沢小屋
5:09 5:35 穂高岳山荘
6:02 6:13 穂高岳
6:44 7:09 ジャンダルム
7:37 7:42 天狗のコル
8:38 8:42 岳沢小屋
9:31 9:31 岳沢湿原・岳沢登山口
9:42 9:42 河童橋
9:43 9:43 上高地バスターミナル
9:43 ゴール地点

天候

晴れ　稜線はガス　

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

「行き」
高速バス　新宿〜松本　片道3,500円
アルピコ交通　松本駅→新島々駅→上高地　片道2,650円
電車・バスセットクーポンだと　片道2,450円

「帰り」
濃飛バス　上高地→平湯→高山　片道2,450円
JR特急ワイドビューひだ　高山駅→大阪駅

コース状況／危険箇所等

上高地から涸沢までのナイトハイクは道も判りやすく問題無いでしょう。
真っ暗のザイテングラードの歩行は迷いやすく注意が必要(誰か歩いてると安心ですね)
<<危険箇所>>
奥穂高→ジャンダルム→岳沢コースの区間。
馬の背・ロバの耳までは緊張する岩場で、そこを突破するとそれほど難しくない。
天狗のコルから岳沢ヒュッテまで、急なガレ場を降りることになるので足元に注意。
上部はかなり急坂です(上りより下りの方が歩き難い)
ザイテン・稜線・天狗のコルなど、濃霧に覆われると迷いやすくなるので、ペンキ印などに注意しながら歩く。
稜線は風が吹くとかなり寒いです。
凍った岩は危ない。
★ジャンダルムは巻き道から登頂できます。
直登ルートは補助具がなんにも無いので注意。

その他周辺情報

<<紅葉状況>>
岳沢周辺から上高地までの紅葉が見頃となってました。

<<今回の宿泊地>>
上高地　森のリゾート小梨 キャンプ場　(穂高のベースキャンプに良い)
テント一張り800円　日帰り入浴600円(12:00〜19:00まで)
食堂・売店あり。

写真

前日午後、最終バスで上高地入り。

河童橋。

まもなく夜の世界へ。

小梨平キャンプ場に到着。
食堂の受付は終わったので夕飯はカップ麺にした。
テント設営後は風呂に入ってきた。

酒に酔って早く寝るぞぉ〜!
あと五時間後の0時に出発やから!

ヘッデン点けて・・・いざ!　突撃や♪

小梨平から横尾まで林道歩きなので苦にならない。
まずは明神館。

徳沢。

そして横尾。

う〜寒い!!!!
体が冷えたので自販機で温かい飲み物を買った。

登山道もよく歩かれているので、ヘッデン点けても問題無し。

涸沢カールに到着しました。
涸沢小屋から真っ暗のキャンプ地を撮ってみました。
暗くても山頂付近は薄っすら見えるが、ガスに覆われ始めてるのにガックリ!!!

とりあえず寒いので小屋で休憩させていただきました。

今から真っ暗な道を登るのでルート確認。

さあ!　ザイテングラードへ。

少し上ると紅葉してますね♪
つい最近、kさんと来ましたからね。

雪渓の上部だってさ。
もう雪もなかったし・・・?

急になるとクサリ場が出現。
先が見えないので怖いよ〜!!!!

ペンキ印を確認しながら慎重に進む。
時々間違って引き返す。

これを見ると一安心。
小屋の発電機の音が聞こえてきました。

稜線はかなりの強風で寒いです。
一旦小屋に逃げ込みました。。

腹が減っては戦ができずです(笑)
ストーブで暖まり助かりました。
出発する人や朝食前だったので、玄関は賑やかでした。

明るくなったので奥穂へ出撃やぁ〜!!!
ガスに覆われて山頂は見えん!!!

稜線を流れる雲。
寒いっす!!!

最悪!!!

霜柱で岩が滑る。
これで滑落して死亡もありえるので怖すぎる!!!
マジで死ぬかと思った!!!!

嫌や!!!

白くなってるし〜!!!
慎重に進む。

ジャンダルムちゃ〜ん!　まだなのぉ〜!!!

おっ!

ガスが取れてきたよ〜♪

ちょう〜サイコー(^^)/

ジャンさんも(^^)/

あっという間に山頂。

めっちゃ寒くて・・・マジで死ぬかと思いました♪

ホンマ俺は晴れ男♪

ありゃりゃ?

ありゃりゃりゃ!!!

おおおおお!!!!!

♪♪

♪♪♪

♪♪♪♪

どんなもんじゃい!!!

ブロッケン♪

サイコーですぅ〜♪

待っとけよぉ〜!　ジャンダルムちゃ〜ん(^^)/

恐怖の馬ノ背!!!

無事に通過しました。

落石させないようガレ場を慎重に下る。

滑落に注意。

クサリが出てきました。

上に巻き道が見えます。

恐怖のカニの横ばい。

カニの横ばい後、クライミング的な登りがある。

無事突破すると、お次はジャンダルムへ。

俺は直登ですぜぇ〜♪
マジで死ぬかと思ったでぇ〜!!!

ホンマ俺は晴れ男!　ワイルドだろぉ〜!　どんなもんじゃ〜い♪

ジャンダルムちゃ〜ん(^^)/

奥穂高と前穂高♪

槍ヶ岳の穂先が見えました。

コブの頭と、雲海の彼方に乗鞍岳と御嶽山♪

ジャンダルム山頂からロバの耳の鎖場

さあ!　天狗のコルへ下りを開始ですよ〜♪

ズリズリ滑る道もあって、足元に注意です。

またたま鎖場が・・!

眼下に岳沢ルートが見えました。

一気に下ります。

前方に天狗の頭。

おっ!　雷鳥ちゃん(^^)/

あっという間に天狗のコル。

コルに避難小屋跡がある。

初の岳沢コースを下ってみた。

急坂で凄いガレ場なんです。
下るのが難しいです。

上りもしんどそう。
ガスったら迷いそうな道ですね。

2500m地点でガレ場が終了して一安心。

草付の登山道を下ります。

岳沢周辺の紅葉が綺麗でした。

黄金色に染まる黄葉♪

小屋に到着しました。
噂通り綺麗に染まる紅葉でした。

うんうん♪♪♪

上高地へ下る道も紅葉してますね♪

風穴ですが、今の時期は涼しいとは感じない。

ありゃ?　穂高連峰はガスの中に。

観光客で賑わう自然探勝路に下山しました。

流れが穏やかで本当に清流です。

綺麗♪

私のボスです(笑)
全然人間を恐れないヤツでした。

河童橋でお疲れちゃ〜ん(^^)/

あっという間に撤収。

上高地から岐阜高山へ。

「ワイドビュー」ひだ

ゆったり景色を楽しみながら帰りました。

感想

tomuzoo

スリルと紅葉を求めて穂高へ。
今回は上高地を出発し、涸沢〜奥穂高〜ジャンダルム〜岳沢をグルリと周回するコースを日帰りで挑戦。
足の怪我から二ヶ月が経ち、自分の脚力・体力・怪我の具合がどんなものか知りたかった。
あと時間との勝負で、今日中に自宅へ帰らないといけない強行軍。
できるのかな?　っと思ってましたが、なんとか予定してた時間より早く下山することができた。
ホンマは焼岳まで行きたかったよ〜(泣)

怪我の具合の方は全然問題なく歩けました。
完全復帰とまでいかないですが、ほぼ怪我前の状態まで回復してました。
早い回復ぶりには驚くばかりです。

いや〜!　ジャンダルムへ行ったけど、何度挑戦しても怖く感じましたよ。
激寒だし岩が凍ったりで大変でした。
久しぶりジャンの直登に挑戦したけど、ホンマに怖かったです。
なんとか登頂しましたが、もし滑落でもしたら助かりませんから。
凄く緊張した数分間でした。
マジで死ぬかと思いました!!!!

初の岳沢コース。
ここは上りに使うもんだと思い知りました(笑)

岳沢の紅葉ですが、私的には涸沢カールよか綺麗でした。
岳沢・・・恐るべし♪

今回は、天気に恵まれたし、紅葉も見れたし、ハードな日帰りもできたし、楽しい北アルプス穂高岳登山でした。
さらに今の自分の力量も知ることができ大満足♪