鈴鹿縦走(一度繋いでみたかった鈴鹿セブンマウンテン!)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 43.2km
- 登り
- 4,288m
- 下り
- 4,332m
コースタイム
2日目:根の平峠(4:50)-中峠-金山-ハト峰-(8:30)釈迦ヶ岳-三池岳-(12:13)竜ヶ岳-(13:58)治田峠-(15:39)藤原岳-(17:23)大貝戸登山口
天候 | 二日ともに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰り:電車 三岐鉄道 西藤原駅 → 近鉄富田駅(520円) 電車 近鉄 富田駅 → 近鉄四日市駅(210円) バス 三重交通 近鉄四日市駅 → 椿大神社(800円) ※椿大神社より駐車場所まで徒歩約5分 ※近鉄四日市駅から椿大神社行きのバスの本数は少なく約2時間おき 最終便 20時21分発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆水場 2リットル携帯 ・御在所岳山頂レストランアゼリアで水を満タンに補給 ・根の平峠の沢で給水後、煮沸し補給 |
その他周辺情報 | ◆日帰り温泉 片岡温泉 アクアイグニス(営業時間:6:00〜24:00) https://aquaignis.jp/spa.php 温泉内の夜の照明もオシャレ。雰囲気がありリラックス感大 モンベルクラブ会員カード提示で特典あり ・通常600円→500円 & タオルレンタル無料 |
写真
感想
ひょんなことから、家族から2日間のフリータイムを貰うことにしました。
このGWは、今年高校1年になる息子の部活フォローもしなければならず、
親二人揃って、家をあけることができません。
でもお天気が良さそうなGW前半。ダメもとで山へ泊まりで行きたいと申し出たら、
仕事も少しあるからということで、だんなさんが”渋々と”留守番役を
引き受けてくれてくれました。
なにはともあれ感謝。では、有難く山へ行かせていただきます。
鈴鹿縦走。以前に senrakuyaさんや、dolceさんから直々にお話を
伺ったことがあり、いつか自分も歩いてみたいと前々から計画を温めていました。
今なら山ビルの心配が少ないし、季節的にもベストタイミング。
ただしキツイとお聞きしていたので、厳しいことは覚悟して臨みました。
鈴鹿セブンマウンテンをめぐるコースとし、入道ヶ岳スタート、
藤原岳ゴールにしました。心配なのは鎌尾根と藤原岳山頂直下の急坂。
自分は、下りのほうが苦手なので、難儀しそうなポイントが登りに
なるようにしました。
それぞれの山の感想は下記のとおりです。
入道ヶ岳:山頂は相変わらず風強し。山頂付近のアセビのトンネルも良かったです。イワクラ尾根にはイワカガミが咲いていました。
鎌ヶ岳:鎌尾根は他の登山道よりも注意が必要で、やや慎重になりました。
アカヤシオ、ミツバツツジがかろうじてまだ残っており、噂通りの花尾根でした。
御在所岳:小さなお子さん連れでファミリー登山している方々も多かったです。
やはり鈴鹿一番人気の山。アカヤシオの花も見頃でした。
雨乞岳:笹原の山頂は厳かな雰囲気でした。紅葉の時期にまた訪れようと思っています。
釈迦ヶ岳:存在感のある山です。登るのになかなか時間がかかりました。
釈迦ヶ岳から先、八風峠まではなだらかで歩きやすい登山道で、トレランの方も多かったです。私的にはこの区間は穴場ルートだと思いました。
竜ヶ岳:大人気の山。山の上で休憩されている登山者の数多し。
シロヤシオはまだまだ咲いていませんでしたが、今年もシーズン到来したら
再訪したいです。
藤原岳:藤原岳の山頂著可へアクセスする道は、一部倒木で登山道が崩壊しており、一番慎重になりました。最後の山頂直下の急な登りでヘロヘロになりましたが
山頂付近に咲き乱れている春の花々に癒されました。
今回、縦走で一番悩んだのは宿泊地です。
一日目と二日目の中間地点だと思われる根の平峠を目標にしていましたが
日没ギリギリに到着できました。
もし独りだったら怖いな、、、とビクビクでしたが、到着してみると
すでにテントが1張、とても感じの良いカップルの方々で、ホッとしました。
雨は降らないと見込んで、テントよりも軽いシュラフを持って行きました。
初めて設営したツェルトは、設営方法が悪いのか、時間がたつとヨレヨレに。
夜中まあまあの風が吹きましたが、なんとか朝まで倒れずもちました。
水場としては、近くの小さな沢から汲んだ水を煮沸して利用。
また根の平峠からは、意外にも木々の間から下界の夜景が眺められました。
二日目は一日目の疲れも重なり、朝はなかなかペースが上がりませんでした。
このままでは日没までにゴールできないかもと思い始め、自分に鞭打ってスピードアップ。
縦走中、テント泊者何人かとすれ違いました。
どこまで行かれるのか興味深々で声をかけたいけれど、時間に余裕のない自分でした。
一泊二日を歩くためには、何しろ黙々とストイックに歩かなければなりません。
この縦走コースを歩く場合、もし日程がとれるなら二泊三日が断然おすすめです!
時計を見るともう16時前。
ゴールの藤原岳山頂手前は、思った以上に急登でかなり苦しかったです。
稜線に出て藤原岳山頂が見えた時、嬉し泣きしそうになりました。
少し後に山頂に到着された方がもう一名。
お疲れ様の言葉をお互いに掛け合いました。
その後、登山口まで一気に下山。とにかく疲れました。
遅い時間でしたが、帰りは温泉にも立ち寄ってのんびりし、
途中高速道路で仮眠をとりながら帰宅。
約束の二日間で家に帰ることができてよかったです。
(さもなければ、家族からのブーイングの嵐になることは間違いありませんでした(冷汗))
こうして、GWプチ山行を無事終えたのでした。
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