記録ID: 935874
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
中央アルプス縦走(安平路山ルートでササヤブ地獄敗退)
2016年08月08日(月) 〜
2016年08月11日(木)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 17:29
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 3,082m
- 下り
- 1,762m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:35
距離 11.4km
登り 1,958m
下り 360m
17:09
2日目
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 10:44
距離 11.8km
登り 1,125m
下り 1,435m
3日目8月10日
5:45 摺鉢窪避難
6:10 南駒ヶ岳
9:10 越百山
13:20 奥念丈岳
16:00 袴腰山
松川乗越を目指すが急斜面の下りでルートを完全に見失う。戻る。
16:45 袴腰山 撤退 奥念丈岳方向に少し戻る
18:00 ササヤブを踏みつけてテント泊
4日目8月11日
5:10 奥念丈岳に向かう
6:20 遭難救助要請110番
8:20 急斜面を下る
9:20 出会い沢
10:30 沢を下る
12:02 ヘリにピックアップ
5:45 摺鉢窪避難
6:10 南駒ヶ岳
9:10 越百山
13:20 奥念丈岳
16:00 袴腰山
松川乗越を目指すが急斜面の下りでルートを完全に見失う。戻る。
16:45 袴腰山 撤退 奥念丈岳方向に少し戻る
18:00 ササヤブを踏みつけてテント泊
4日目8月11日
5:10 奥念丈岳に向かう
6:20 遭難救助要請110番
8:20 急斜面を下る
9:20 出会い沢
10:30 沢を下る
12:02 ヘリにピックアップ
天候 | 8/8晴れ、8/9晴れ後曇り後晴れ、8/10晴れ、8/11晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り:高速バス15:40木曽福島→新宿 GPSログは、スマホバッテリー切れのため、桂木場〜摺鉢窪避難小屋となっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
安平路山ルート:尾根を行く、踏み跡不明良、背丈が高く高密度のササヤブ、登り返しはササが下半身にからみつく |
その他周辺情報 | 日帰り天然温泉せせらぎの四季10:00〜21:00、700円、休:水 木曽福島駅からタクシー1500円10分、国道361号沿い |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
16:00袴腰山を過ぎた所
V字に切れ落ちた松川乗越と浦川山?が見えます。
この先急な下り、赤土で滑ります。少し行くとルートが全くわからなくなり、不安になり、登り返しましたが、登りはササササをかき分け分けなくてはならないのでたいへんです。
45分かけやっと戻りました。
スマホのバッテリーが少なく、電源off状態のため、ルートがつかめません。ここで、下まで行ったらほとんど戻れません。
更にザックのサイドポケットの500mlペットボトル2本を転んだ時に落としてしまいました。残りの水は200mlです。
撤退を決意しました。
少し戻り、平らな所でササササを踏みつける、テントをセットし、ビバークしました。18:00
V字に切れ落ちた松川乗越と浦川山?が見えます。
この先急な下り、赤土で滑ります。少し行くとルートが全くわからなくなり、不安になり、登り返しましたが、登りはササササをかき分け分けなくてはならないのでたいへんです。
45分かけやっと戻りました。
スマホのバッテリーが少なく、電源off状態のため、ルートがつかめません。ここで、下まで行ったらほとんど戻れません。
更にザックのサイドポケットの500mlペットボトル2本を転んだ時に落としてしまいました。残りの水は200mlです。
撤退を決意しました。
少し戻り、平らな所でササササを踏みつける、テントをセットし、ビバークしました。18:00
南西の尾根を目指し、背丈以上のササササササをかき分け、トラバースぎみに少しずつ下りました。
気がつくと右手に見える尾根より5mほど下がっている。ササササが下半身にからみいて真っ直ぐ上にいけない。必死にもがく(この時点で目の前の念丈岳を奥念丈岳と勘違いしている)。やっとのことで尾根らしき場所に出たが、急斜面なため身動きができなくなる。太い木にもたれ休む。スマホの残りのバッテリー25%で位置確認、木の下にいるせいかなかなか位置確認できなくい。バッテリーがだんだん少なくなる。正規のルートより20mも下にいる。ササササをかき分け登り返す気力もうすれ、のどもカラカラ。電波圏内。6:20 110番、「登山者、遭難、救助たのみます」あとは警察管の指示に従い受け答え。しかし、間違えた位置を伝えてしまい、GPS情報も通知できたないままバッテリー切れ。2時間待ったが、ヘリの音無し。
気がつくと右手に見える尾根より5mほど下がっている。ササササが下半身にからみいて真っ直ぐ上にいけない。必死にもがく(この時点で目の前の念丈岳を奥念丈岳と勘違いしている)。やっとのことで尾根らしき場所に出たが、急斜面なため身動きができなくなる。太い木にもたれ休む。スマホの残りのバッテリー25%で位置確認、木の下にいるせいかなかなか位置確認できなくい。バッテリーがだんだん少なくなる。正規のルートより20mも下にいる。ササササをかき分け登り返す気力もうすれ、のどもカラカラ。電波圏内。6:20 110番、「登山者、遭難、救助たのみます」あとは警察管の指示に従い受け答え。しかし、間違えた位置を伝えてしまい、GPS情報も通知できたないままバッテリー切れ。2時間待ったが、ヘリの音無し。
撮影機器:
装備
個人装備 |
65Lザック出発時13kg
テント泊装備
食糧4日分
500ml×2
Wストック
着替え
カッパ
|
---|
感想
今回の遭難で、捜査救助にあたってくれた、長野警察本部地域部航空隊及び木曽警察署の皆様、ほんとにありがとうございました。これを教訓に十分な装備のもとで、今後も登山を続けていこうと思います。
反省点
スマホの予備バッテリー容量3000mAhと少なく、位置確認が不十分だった。バッテリー切れで救助連絡も不十分に終わり、多く人に迷惑をかけた。
ザックのサイドポケットに入れいた、ペットボトル2本を転倒ヤブコギのさいに落とた。
安平路山ルートのヤブコギをあまくみた。背丈以上で高い密度のササヤブは初めての人には困難。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:9854人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
71番目の写真、奥にあるのは安平路山です。
手前は浦川山〜袴腰山〜奥念丈岳南西尾根と続いています。
私は早朝にタクシーで摺古木自然園休憩舎へ上がり、当日は越百小屋で泊まりました。
スズタケの猛烈なやぶでしたが、道形は途切れることなく続いていました。
出会い沢とは、松川?or与田切川?の源流でしょうか?
ありがとうございます。
奥念丈岳の真南に位置する、松川の源流です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する