23日に日帰りで西沢渓谷からの周回ルートを歩いてきました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-725386.html
実は森林軌道がとっても面白くって、それを感想では書こうかな〜と思っていました。ところがもうすぐ天狗尾根登山口というところで、前から来た四駆の車が止まり、森林軌道は死者が何人も出て通行禁止になっているんだ、と怒られました。
森林軌道からはかなり離れているのですが、あの林道を歩いている事で通ってきた事は明白だと思ったのでしょう(どこから来たとも聞かずにいきなりでした)。
それで道の状況の所は恐めに書いています。
ただ正直な感想としては、森林軌道が通行禁止になっているのは非常に残念です。
これだけ歴史を感じさせ、尚且つ国師ヶ岳へのアプローチが楽で利用価値の高いルートはありません。今のままだと一般登山者の通行禁止はしかたない状況ではありますが、整備をすればもっと人が訪れ、人が増えれば地元も潤う気がするのですが。。。
帰りに立ち寄った笛吹きの湯で、周りの人が地元の様だったのでこの森林軌道の事を聞いてみたのですが、昔は木材の運搬に使われていた様です。馬で途中まで木材を運び、それから森林軌道の貨車に載せ替えた様です。遊歩道の終点から始まっているかと思っていましたが、ネトリ橋からの山ルートの遊歩道にも軌道のレールが有ったので、かなり長かったのでしょう。
西沢渓谷はかつては東沢沿いにも登山道があり、釜の沢の東俣から甲武信ヶ岳に登頂できた様です。そのルートも沢がとっても綺麗で今では沢屋さんしか歩かないのはもったいない事です。これら二つの登山道が有ったころは、もっと登山客が訪れたことでしょう。徳ちゃん新道の入り口にある西沢山荘も、そのころは営業していたのでしょう。これだけ素晴らしい西沢渓谷が、段々寂れていっている様で悲しいものがあります。
東沢と森林軌道の二ルートが復活すれば、少しは登山者が戻ると思うのですが、やっぱりコストがネックなのでしょうか。
Futaroさん はじめまして
コストというか整備する人が居るかどうかの問題では無いでしょうか?某国のプリンスがハイキングされる場合を除いて各県の予算には限界がありますからね。せいぜい資材提供が殆どかと思われます。残りは山小屋・地元山岳会などで行われてるものが多数だと思います。登山者にできる事は環境に対して少ないダメージで山を楽しむこととその山域で山小屋や地元で消費活動する事だと思います。ビジネスと成立しなければ小屋営業は継続できませんから。
ストレートな表現で言えば労力か金です
事故が増えれば規制する。整備するより規制するほうが管理する側は楽です
尚コメントに悪意はありません
yasuo12 さん、こんばんは。
確かに作るより維持するコストの方が大変なのでしょう。この二つも道としては既に有ったわけですから。。。継続的に維持するコストを考えると、行政頼りよりも自分たちでやらないといけないのでしょう。妙義山の鎖場なんか、本当に頭が下がるほど地元の山岳会が整備してくれていますから。
ゴトメキ〜黒金山の倒木帯ではjinzaemonさんの事を思い出し、自分もあの人の様に倒木を切れたらな〜と思いました。あの人はひょっとしたらそういう職業の人かもしれませんが、自分のそろそろ人が整備してくれる登山道を歩くだけではなく、道の維持のボランティアをやらなければとちょっと思いました。思っただけで実行しないと何の意味もありませんが。。。
ところで丹沢の沢がお好きな様ですね。自分も丹沢の沢は好きなのですが、あくまでも縦走のルートの一つとしてが主ですね。
そうですね。丹沢の沢がメインですが沢は大好きです。沢登っていて思うのが登山道の素晴らしさです。切り開いた人・維持してる人等。。。
自分もバリバリできなくなったら整備や山に対して恩返しができたらと思ってます
本題に戻ると、yasuo12 さんの言う様にコスト面を負担させる方法で考えて、有料にするという方法も有りそうです。
文化遺産としての失われた森林軌道を前面に出して、300円ほどで観光客も歩ける様に整備します。遊歩道側だけで徴収します。無人の投入箱を設置する方法が良いと思います。登山客にとっても、この道は国師ヶ岳への最短ルートになるので利用価値は高いですから。
でも東沢の登山道はこの方法は無理ですが。。。まあ森林軌道だけでもこれで復活できれば大きいです。
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