2012年の山

2012年初めての日記。
そうですね。今年の山はどうなるのかなとつらつら考えてみる。
昨年の脳出血の病以降、少し弱気になっていると自分では思うのだが、思うように登山ができるかは、過ぎて見ないとわからない。
やりたいことは山ほどあるように思えるけど、体力より懐具合の方が影響するだろう。

今日東京に出かけた帰りに、電車の中で、登りたい山を書き出したら３５座ほどあって、さらに北海道を加えると50ほどになる。
北海道は、一挙に9座登るのはやめて、今年と来年に分けようと考えている。一つには大雪山からトムラウシまで縦走したいと思ったからだ。
ぜひ北海道を味わってみたいと思っている。

それと、槍ヶ岳から西穂高までの連続縦走、大キレットと西穂までの映像が撮りたいのだ。

北方稜線もある。長次郎谷もある。
一人でやるつもりでいる。人を当てにするのはよくない。所詮一人で、やるだけやって、だめなら素直に負けを認めればいい。
挑戦せずにぐずぐずしているのがよくない。

やることやったら、山はやめようかなと考えるのだが、やめられるかどうか自信はない。大きい山はやめようと思っている。何事も未練たらしくしているのがよくないだろう。

所詮山は自分のもので、競うものでもない。
自然の風景とに触れ合う人生を送り続けられるとしたら、四季折々に低山をめぐる楽しみはあっていいだろう。

ま、いろいろ工夫してあと数年頑張ろう。
足も遅くなったし、登りですぐつらくなるし、若い人たちにはついていけなくなるから、やはりマイペースを守るとすれば単独行が似合いになるということか。

ほんとは群れて歩くのは楽しいし、愉快だ。
2011年はそういう楽しい山もあったが、後半はさびしい思いをさせられた。
山での付き合いは難しい。
でも歳を取ると自分もわがままになる。だからあれこれというわけにもいかなくなる。幸いこのヤマレコは、記録を残せるのでいい。

そうですね、悪いことは忘れて、明日から先のことを考えよう。

最後は山に登れなくても、ヤマレコの愛読者で終わるのもいいだろう。それも山を愛してやまない生き方だ。
まだもうしばらく動ける間は悔いのないように過ごそうと思う。今年はそれを自覚しての、第４コーナーの最初の年だな。
ゴール目指して、それ頑張るか！

　　　　痩せ馬も走れるうちは走るだけ