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2015年11月04日 15:29自転車・ラン全体に公開

いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -

 2015年11月1日、第一回富山マラソンの日を迎えた。
 地元で新たに行われるこの大会の開催を知ってフルマラソンに挑戦しようと思い立ったのは2年前、それまで登山と自転車はやっていたが、長距離のランニングは30歳そこそこで川崎市民マラソン20kmを走って以来25年以上まったくやっていなかったのだ。
 一応耐久スポーツはやっているのだから、ちょっと走り慣れればマラソンもそんなに大変ではないだろうと走り始めてみたが、10km、20km程度走るのと42.195kmのフルマラソンとでは奥深さが全然違うとだんだん解って来た。ランのトレーニングを十分にやって、自転車も山も続けるのは今の僕には無理、山は減らさないが自転車は一旦置き去りにして平日はラン中心にして来た。10km走るのは何てことなかったが、20km走る様になると膝の痛みが発生し、サポーターを使い、走る量を調整して克服し、30km以上を走れるようになって来た。
 
 2014年春、いよいよレースへの参戦を始めた。4月、神通川マラソン(ハーフ)でレース当日の流れに慣れ、5月、とやま清流マラソンで初フルマラソン挑戦だ。1周14kmを3周するコース、3周目は辛い、長いなと思い、最後は攣った足を引きずってゴール、3時間48分33秒だった。4時間を切れたのが嬉しかった。

 14年秋は参戦できるレースが見つからず、次の挑戦は今年になって、5月24日のカーター記念黒部名水マラソンに出た。景観に優れた良いコースで、記録向上を目指して走ったが、この日は暑く大汗をかき、後半水をがぶ飲みしながらペースダウン、3時間52分4秒だった。ともかくサブ4は維持できそうだと感じられた。

 マラソン挑戦を考えた時には、高を括ってサブ3なんかを夢見た。しかしトレーニングを始めて、それは夢のまた夢と悟って来た。30歳の時には普段の練習で10kmまでなら4分/kmのペースで走れ、川崎市民マラソン20kmでは1時間19分40秒の記録を作った。この時フルマラソンへと続けていたらサブ3も可能だったと思う。ところが50歳代後半になった今では、4分/kmはほとんど全力疾走状態、1km位しかもたない。こんなに差があるかと言う思いだがいたしかたない。サブ4は今の年齢ではまずまず満足すべき結果と考え、今後究極的な目標はサブ3.5になるか、それも簡単そうではない。

 富山マラソンの日が近づいてきた。春から秋にかけて週に3日程度以上は10km以上走り、月に1度は30〜40kmを走った。レース直前の週、木曜日にインターバルで10km走り、金曜日は6kmをゆっくりジョギング、土曜日は完全休養して体力を貯める。金曜日夕方には富山市総合体育館で受け付け、チップのついたナンバーカードを受け取る。ナンバーは13846。これは良い番号、「いざ走ろう」だ。

 レース当日、5時前から起きて6時に食べ終わる様に朝食。普段はトースト1枚なのが2枚とバナナ1本を食べた。6時過ぎに宿舎を出て自転車で富山駅へ、あいのかぜ富山鉄道でスタート地点の高岡へ向かう。車内は8割方ランナー、立ち放しだが20分ほど乗っているだけ。高岡駅からは歩いて15分ほどで、スタート会場の高岡工芸高校に着く。ウォームアップでジョギングしている人もいるがそれは少数派。フルマラソンではスタート前ストレッチだけで特に走らない人が多く、僕もそうする。

 問題はスタート時の服装。天気予報では最低気温8度、最高は16度、スタートの9時には多分10度位。上半身はメッシュにアンダーに半袖シャツとアームカバー、汗拭きタオルを兼ねた軍手。アームカバーが暑さ調節に良い。下半身をショートで済ますかロングにするかが悩みどころ。他のランナーを見渡して、今日はロングタイツかそれに準ずるレッグウォーマーとか、ハイソックスに膝上までのパンツの人が多数派とみて僕もロングにした。8時過ぎには富山に運ぶ荷物預けが締め切られ、スタートまで少し寒いのを我慢することになる。誰か応援の知り合いがいれば一枚羽織っておいてスタート直前に脱いで渡せばいいが、1人ではできない。ゴールがここに戻ってくるなら万一盗られても良い様なものを置き去りにしても良いが今日はもう高岡には戻ってこない。かなりのランナーが、透明で大きなポリ袋に穴をあけて、首と腕を通して被ってウインドブレーカーにしている。これは良い手だ。このまま走り出しても胸のナンバーが見えるので違反にならないし、暖かくなったら給水所でゴミ箱に捨てて行っても良い。今度真似してみよう。

 スタート前整列場所はブロックで分けられていて、僕はCブロック、高岡市役所の真ん前だった。AからFまでのブロックがあってAから順にスタートラインを越える。エリアの大きさからみてAブロックは500人、Bは1000人、Cが1500人くらいと見た。時々ストレッチしながら約1時間そこでスタートを待つ。8時40分、スタートセレモニーがあり、50分には車いす部門のスタート、そして9時丁度、競技委員長の石井富山県知事の号砲で一万人のランナーが動き出す。

 スタートラインまでに何分かかるのかと思っていたが、その前から割とスムーズに集団は加速し、90秒ほどで越えられた。ラインを越えると正面は高岡古城公園、その前で左に折れる。前後左右のランナーとの間隔を気にしながらも、沿道で応援する人の多さ、高岡御車山展示の絢爛さに目を見張る。ここで言うに言われぬ喜びの感情が湧き上がって来た。2年間目標にして、待ち焦がれた場に今居るのだと言う感情、これまでのマラソンでも、自転車レースでも感じたことのないものだった。しかしその感情のままずっと走り続けられるわけではない。

 次第にランナーの間隔が開き、足並みも揃って来て自分のペースを守れるようになる。この大会では指名されたペースランナーがいて、緑のユニフォームと頭の後ろに付けた風船で目立つようにしている。4時間のペースランナーはCブロックの最前線から走り出したようで、僕は早い時期に彼らをゆっくりと抜いて行った。3.5時間ランナーは当初から見つけることはなかった。後はペースを自己管理、GPSウォッチで1km毎のペースは知ることが出来る。今回は1km5分を切ると僕には早すぎ、抑えて抑えて、という感じ。

 高岡市内のコースは右に左にと折れ曲がりが多い。高岡駅前から在来線の陸橋を越え、新幹線の新高岡駅に向かって行くが、新幹線の高架に達する前にUターン、ここで5km。また陸橋を越えて県道44号、富山高岡線に出る。小杉を通り、富山大学前に通じる道だ。庄川を渡る橋の手前が三女子、「さんよし」と読むちょっと不思議な地名だ。ここで左に折れて庄川の左岸を延々と7km程、曲がらずに進む。高岡の市内は僕は殆ど地理感がないのだが、この道は自転車トレーニングルートなので知ってる道筋になる。でっかいパチンコ屋が見えてくるともう一息で河口だなぁ、とか。この辺は落ち着いて、苦しくもなく、淡々と走っていた。

 庄川沿いに出ると先ず右手に、剱岳を盟主とする立山連峰を見ながら走る様になる。そしてしばらく行くと、右手前方に見えてくるのが、中盤の難所、新湊大橋だ。だんだん近づいてくると、うわー大きいな、あんなところを登るのかという気になってくる。第4給水所を過ぎると直線区間は終わり、庄川の一番河口寄りの橋を渡って15km地点、新湊大橋を正面に見てそこに近づいていく。

 第5給水所が新湊漁港、僕は最初の給食。白エビ天むすが一口大に可愛く作ってあって、美味しく頂きました。そしていよいよ大橋が迫る。大橋の奥には剱岳と毛勝三山。大橋の西の登り口はループ道路になっていて、そこを回る間に剱岳と大橋の左右の位置関係が切り替わって行く。大橋の頂点の海抜47mまでを0mから、アプローチ1350mで登る、難所でも名所でもあるのだが、僕はここの通過は基本的に楽しく、辛さはあまり感じなかった。普段歩行者としては入れない特別な空間、特別な景観として剱岳がその中心にいる。だからここでのペースを難しく考えずに、気分のままで自然に走っていた。その結果5分10秒台のペースはキープしていたし、後から心拍の記録を見ると、それまで135泊/分で来てたのが150まで上げていたので、少し頑張って走っていたことになる。

 大橋を下りて20km、新湊を離れ、射水市の田園地帯を富山市に向って行く。ここが変化に乏しく、退屈してくる。剱岳、時には薬師岳等が見え隠れするのが僕には救い。辛抱、辛抱、ベースを守ろうと、走っていた。28kmの第8給水所にはますの寿司、2個取って食べた。32.2kmの第10給水所では紫いもアンパンを取った。パンは少しぱさぱさして食べにくかったが、餡は美味しかった。

 だんだん足が重くなって来てはいて、30kmくらいから5分10秒のペースが切れなくなった。34から36kmが呉羽丘陵の峠茶屋を越える後半の難所。標高差は40m足らずだが、新湊大橋より苦しいと多くのランナーが感じるだろう。僕のペースは5分30秒まで落ちた。ここで発生したのが足の攣り、左太ももの後ろからだ。だましだまし走る。峠茶屋からの下り坂は5分10秒台のペースを回復し、富山大学前までやってくる。ここで大学正門前にDちゃん、喜んで手を振った。この一瞬は足の痛みを忘れたが、まもなくまたしんどくなってくる。

 37.2kmの第12給水所では立ち止まり、ここで必要のはこれと、オレンジを取った。一度立ち止まり少しの間ゆっくり歩くと、多少攣りが治まり、また走れるようになる。しかし富山大橋を越える時、剱岳を正面に見て頑張っていたが、遂に右足も攣り、たまらず止まってストレッチ。もうこれを何回やろうとも、這ってでもゴールするぞとまた走り出す。

 さぁこれから富山の中心市街地だ。コースに並行して路面電車が走り、電車内からの応援も。富山城のある丸の内を左に曲がり、富山駅に向かって行く。40.0kmに最後の第13給水所。もう水は要らない感じだが、立ち止まる名目としてコップを取って飲んだ。富山駅の手前、皆で飲みに行く新富町の交差点で左折、神通町の交差点で右折してゴールの環水公園を向いて走ることになる。新幹線の高架をくぐり、富山北大橋の道路を迂回路でくぐり、いよいよ環水公園が見えてくる。しかしゴールは運河の対岸にありぐるっと回って行かなくてはならず、残りあと1kmが長い。足はびくびくしているが何とか走れている。運河の橋を渡ると後は一本道、残り500m、200mとコールがかかる。そしてゴール、邪魔にならないところまでは進んで、立ち止まったらしばらくは歩けなかった。

 ゴールランナーのその後のルートは長々と設定されていて、先ずはスポーツドリンクを1本貰う。ナンバーカードにくっ付いていたチップを返すとタイムの入った完走証が即時発行され、僕は3時間43分22秒と、タイム更新したことが確認できた。ドリンクを飲みながら座ってしばらくストレッチ、これで痙攣せずにゆっくり歩けるようになった。ゴール記念のタオルを肩に掛けてもらい、記念メダルを首にかけてもらう。バナナを1本貰い、それを食べたら体育館の地下に入って預けた荷物を返してもらう。それから男女別の着替え室があり、解放される。そうそう、ゴール後、招待選手の野尻あずささんが待ち構えてくれていて、握手してもらった。本人もフルを走って女子の優勝、それからみんなと握手、大変だなぁ、有難うございました。黒部名水マラソンでも彼女に握手してもらったが、とても華奢な手で強く握ると潰してしまいそうに思った感覚は同じだった。有森裕子さんは随所で応援してた筈だが、僕はタイミングが合わず、スタート地点で見られただけだった。

 僕は着替え室前でもう一度しばらくストレッチ、歩いて富山駅の南側の駐輪場へ、自転車で宿舎に戻るが、その途中でランナーは本日200円也の銭湯に立ち寄った。帰り道富山駅前電車通りはマラソンコース、スタートから5時間過ぎた所でランナーの列は途切れずにいた。頑張れよー、もう少しだぞ。

 足の攣りは去年の清流マラソンでも起きた。これの克服が課題だが、改善できれば3時間40分が可能になるだろう。サブ3.5はと言うと、練習で今より10秒/km以上速いペースを楽にこなせるようにならないといけないだろうなぁ。

 添付の写真は、一つは記念のタオル。絵柄は新湊大橋と並ぶ剱岳と毛勝三山。僕自身一番感動した景色を採用してくれて嬉しい。これを見れば今後も感慨が蘇ると思う。もう一つは今回ではなく、一昨年2月に僕が撮った同じ景色。
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コメント

RE: いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -
今は金沢ですが高岡生まれの高岡育ち。ルートが目に浮かび楽しく読ませてもらいました。
完走おめでとうございます!
2015/11/4 18:26
RE: いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -
敬服いたします。

50台後半でフルマラソン・・・とてもまねはできません。
それでも、文章を読ませていただきながら走りたい気分になってきました。

>透明で大きなポリ袋に穴をあけて・・・
その作戦、高校時代の70kmマラソンでやりました。
秋の夜10時スタートで大菩薩の横をかすめて走るので寒いんですよ。
お腹に新聞紙入れて走るってのもやりました。
何事も工夫ですね。

サブ3.5、応援しています。
2015/11/4 19:43
RE: いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -
完走おめでとうございます。

お疲れ様でした。先日の笈の時も練習の話を聞いてやはりフルを走るには月に200kmは走らないといけないなとわかりました。今の自分は走り、自転車、泳ぎ、山と広くやっているのでなかなかまとまった距離が走れないので今冬は心肺機能を鍛えるトレーニングをすることにしました。何かを1つを極めるときは何かをやめないと十分練習できませんね。僕もフルを走りたい気持ちはありますが今の状態では無理そうです。とりあえず来年はトライアスロンに挑戦してその後フルに挑戦したいですね。

いろいろと参考になりました。
2015/11/4 19:47
RE: いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -
Nishidenさんの、富山マラソン42.195キロ計画、2年間からスタートしていたのですね。

当日、田園地帯直線道路の30キロ地点で応援していました。
Nishidenさんと目が合ったように感じ、声かけようか迷っている間に行ってしまったー早い…(笑)
何しろ沢山の人!!知人が10人くらいランナーで出ていたのですが、半分は気が付けなくて、逆に声を掛けてもらう始末…(^_^;)

大会2日前、天気予報が雨から晴れに好転し、立山連峰が一望できる最高の日になりましたね。
県民だけでなく、県外からのランナーにも富山の良さを分かってもらえる日に ♪
新港大橋を通行止めにして、走れるのはワクワクしたことと思います。

サブ4で満足せずサブ3.5!?流石!!チャレンジ続けるのが若さの秘訣でしょうか。

私はお祭りみたいに応援楽しませてもらいました。お疲れ様でした!
2015/11/4 23:10
RE: いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -
あれmierinさん、応援の中にいたんですか。
残念、mierinさんを見つけていればもっと元気が出て3分くらいは早くなったのに...きっと(笑)
本当に、天気予報の変わり方は今回だけは嬉しいものでした。この先は毎回晴れと言うわけにはいかないでしょうが、記念すべき第1回大会が富山の最高の景色を見せつけるものになって何にしても良かったと思います。
2015/11/5 11:22
RE: いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -
サブ4、早いですねぇ。僕より2時間も早い
どう頑張っても 5分/kmは無理だなぁ、6分/kmで5kmがいいとこかも。
練習では7〜7.5分/kmで走っていたのですが、初マラソンなので完走目標で当日はGPSウォッチ見ながら8〜9分/kmをキープしてました。
給水所では歩きながら飲み食いしたり、ストレッチをしたりもしましたが一応走りとおしてのサブ6を達成できたので、次回(いつ?)は5.5、あわよくばサブ5を目標に今後も走ろうかと思います。(せっかくこの2か月で走る癖をつけたので)
それにしても81歳でサブ5を達成した方(♂)がいて驚きました。いくつになってもやればできるんですねぇ。
2015/11/4 23:39
RE: いざ走ろう - 第一回富山マラソン参戦記 -
redsさん、初マラソンで完走おめでとうございます。
余裕のペースでの完走だったようなので、次はサブ5が行けるんじゃないですか、7分/kmが守れれば良いので。
2015/11/5 11:49
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