一つはカートリッジを上に乗せる台座。原材料は越中鱒の寿司の丸い蓋なのだ。元々中身を食べた後の蓋をそのまま使っていたが、下の地面がでこぼこだとがたつくし、水平でないとカートリッジが滑って落ちる。
接地を安定させるには、カメラの三脚と同じで3点支持が良いので、そうなるように取っ手の木を切り落とした。
カートリッジの滑り止めには割りばしを2cmに切って貼り付けストッパーとした。4個使って大小のカートリッジどちらでも3点で底を囲むようにした。
二つ目はアルミ板のパワーブースター。夏用カートリッジの中身のノルマルブタンは沸点-0.5℃で冬は気化しなくなる。沸点-11.7℃のイソブタンが入った冬用「ハイパワー」でも零下では火力が弱まり、ガスの消費により気化熱でカートリッジの温度が外気温からさらに下がって行くので、どんどん弱くなっていく。対策はカートリッジを暖めれば良いので、バーナーの火の熱をカートリッジに伝えるのがこのブースター。火に触れる先端はアルミのままでは熔けるので、銅パイプを切って割りを入れ、アルミ板を挟んで潰して圧着してある。
今のところどちらも使用具合好調。ブースターはBCスキーでのランチタイムの湯沸かし、調理に活躍している。中身の液化ガスの残りが少ないと、伝熱面積が減って能力が悪くなる。ガスが冷えきって一旦火力が弱ってしまうと回復しないので、カートリッジをお湯に浸けるなど、別の手段を講じる必要がある。
👍 ブースター 良いですね〜😊 店に 買おうと意気込んで行っても… 金額の前に打ち砕かれる…なんて事が 何度かありましたが。自作するっていう手がありましたね✨
ブースターの費用はホームセンターで買った0.5mm厚のアルミ板数百円だけです。あとはありあわせの物。道具は金切りばさみとペンチ。アルミ缶でも作れはするけど厚みの点で能力は低いような気がします。
ブースターはアイデアものですね!全て銅板で作るのもよいかなと思いましたがどうでしょうか。自作ならバーナーの形状に合わせてどんなバーナーにも対応できそうですね。
バーナーの敷物はEPIから出ているものには、カートリッジに合わせた溝が彫ってあり、滑らなくて便利そうに見えます。
http://www.epigas.com/product/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%82%99%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC/
より熱伝導の良い銅板の方が若干能力上がるでしょうね。660℃で溶けるアルミは火に当たる部分を別金属にする必要がありましたが、銅なら多分大丈夫。薄板を強熱すると融点1000℃の銅でも溶けることがあるかもしれませんが。
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