せっかく作成したショートスキーだけど、山スキー用靴でのみ使うのは、目的の半分しか達成できていない。まったく底がまがらない山スキー用靴で固い路面で歩くと、あっというまに足裏の皮膚が剥けてしまうのがシスン山でわかった。
登山靴で残雪期にガンガン滑ることができると、使える局面が広がりそうだ。でも、登山靴の足首はグラグラでよほどの達人でないとスキーの操作は無理だ。
写真1の素の状態から、皮のテレマークブーツの足首固定のためのテープ(ピンク色、秀岳荘製品)を付けたのが写真2。これで左右へのエッジはかなり効く。この状態で1週間前に桂沢スキー場で滑ってみたけど、前後の安定性は乏しいので、下半分の緩斜面はともかく、30度の斜面では、雪は固くなかったのに、ちょっと無理な感じだった。緩斜面でも、足を閉じたパラレルより、開いた逆テレマークのほうがしっくりくるぐらいだ。
そこで、 http://unpo.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-682f.html
あたりを参考にして、写真3のように、スノーボードのビンディング用のハイバックを荷造りテープ(青色)で縛り付けてみた。下方には針金をはって、土踏まずでまたぐようにして、上方への脱落を防いでいる。これで、だいぶん後方からの支えができて安定するように思える。昔、既製品で同じようなのが売り出されていたけど、バックル固定でかなり重かったと思う。こいつなら軽いし、かさばってもザックの外側に縛り付けて運べば、実質的な荷物にはならない。ベルクロ付のテープだから、縛着も簡単だ。
土曜日が当直、日曜日に裏山と桂沢スキー場でテストしてみよう。
で、この登山靴は、ワンダーフォーゲル部の顧問やっていたときに、部室のゴミ箱にあったもの、卒業した部員が捨てていったものらしい。顧問料として無料でいただいてきた。ちょっと緩めなんだけど、靴下に工夫して便利に使っている。これについては後ほど紹介する。
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