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現在は少人数で日帰りの場合はPrimus Express VF Spiderを使っています。特徴の一番は小型軽量なこと。チタン食器の中に入ります。おそらくボルドバーナーを除けばガソリンでは最小ではないでしょうか。
燃料を予熱皿に少量出したものに着火して予熱という、オーソドックスなやり方で点火します。煤はウィスパーライトより少ないです。プレヒート不要として販売されているスノーピークは、冬季にはそうはいかず、また予熱皿もないため、私はわざわざ燃料ホースをはずして、本体に燃料をふりかけて予熱しています。このために、ジェネレータの下側に不燃性の布を敷いています。
同じく予熱不要というピークワンも冬季はメタで予熱します。なお、予熱したピークワンは着火動作がおちついており、火柱をあげることはありません。対してスノーピークは制御が難しいので、山小屋やテントの中では歓迎されないでしょう。ウィスパーライトやノバ、Bulin、Express VF Spiderは予熱用の皿をもっており、着火での制御の容易性はその中間になります。
火力調節は分離型でストーブ本体に調節装置がないので得意ではありませんが、ウィスパーライトよりは効きます。最大火力はそれよりやや劣り、ピークワンの半分です。
価格は他のガソリンストーブに比べてかなり安めです。燃料ボトルは300mlのものが使えます。
良いことずくめのストーブなのですが、弱点はノズルのつまりが多い事、それを掃除するプリッカーが用意されないことです。そして、ノズル穴が他のストーブより小さいので、他のストーブのプリッカーを流用できない事です。分解自体は容易で山でも簡単でしょうから残念です。明日は、この解決法をアップいたします。
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