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熊倉山・大血川分岐から酉谷山へは小黒のピークにある黒い木の根でコンパスを南にセットして南の鞍部を目指せば道迷いしません。
以前は小黒のピークから東側に赤テープに導かれて道迷いをする方が多かったようです(今はトラロープが張ってあったと記憶していますが、最近は小黒のピークに行っていないので不確か。)。
問題は酉谷山から熊倉山・大血川分岐に向かう場合です。
小黒のピークから西に向かうのですが、知らず知らずのうちに北西〜北に向かって歩いて道迷いする人が多いようです。今は小黒のピークから北へ迷いこまないように強制的に西に向かわせるトラロープが張ってあります。
それでも小黒の西側は急斜面が幾重にも重なっていて急斜面を避けて緩やかな場所を歩いて視界の開けている方向に進むと知らずに北西〜北へ歩いてしまう場合があります(倒木を避けたり、尾根歩きしようとするとなおさら。尾根の幅が広く尾根が北と西に向かって行くのが原因。 )。更に登山者なのか鹿なのか不明な踏み跡がたくさんあります。
GPSや地図で現在地の確認と進行方向へのコンパスのセットを忘れないように。また、地形を覚えるくらい地図を読み込むのが重要です。地図を読み込んでおくと地形の違和感に気が付きます。
小黒周辺は自分の携帯電話(ドコモ)ではアンテナが立ちません。この地域に初めて足を踏み入れる方はお気をつけ下さい。
秩父の山域は火山の噴火でなく、海底が隆起して出来た地層で石灰岩を多く含みます(例:武甲山)。日が当たらず木々が根を張っていない場所は雨等の浸食被害を受けやすく急峻で崩れやすいです。また、下れると思っても先が崖になり進退窮まる状況になります。秩父の山域での道迷いでは絶対に下ってはいけません。
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