唐辛子と白ワセリンで血行促進の塗り薬を作る

準備体操をほとんどしないでハイキングをしたところ、ふくらはぎの筋肉が凝り固まってしまいました。ロート製薬のラブを塗り込んだのですが、スースーして気持ちいいものの血行が良くなる気配がありません。
キンカン（効能：虫さされ、かゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫）の成分に唐辛子成分（トウガラシチンキ）が含まれていたのを思い出し、唐辛子で血行促進の塗り薬を作ろうと思い立ちました。

適正な分量が不明なので今回は唐辛子40gと白ワセリン80gを2時間ほど湯せんしました（容器をポリ袋に包んで電気ポットの中に入れておきます。）。
唐辛子の成分がワセリンに溶け出すはず。
温めたワセリンと唐辛子は扱いが大変で絞りが足らず仕上がりは30gほど。

肝心の効き目は・・・ふくらはぎはまぁまぁ。腰はかなり温かくなり効果抜群。効き目は塗りこむ部分の皮膚の柔らかさによって違う様子。風呂上りなら効き目が上がりそうです。

次回は唐辛子を無水エタノールか消毒用エタノール（イソプロパノールが添加されていないもの）に浸してトウガラシチンキを作り、湯せんした白ワセリンに混ぜて今回の物と比較してみようと思います。うまくいくといいなあ。


トウガラシチンキを使用した市販の軟膏
北都製薬株式会社：ネオパスタノーゲン（家畜用はパスタノーゲン「ホクト」）
http://www.info.pmda.go.jp/ogo/J0601006763_01_02
日本全薬工業：カンメルパスタ（家畜用）
http://www.zenoaq.jp/product/pd-636.html

※家畜用を使用して健康被害が出たときには、製薬会社が対応してくれないので自己責任になると思います。
でも家畜に効能があるのなら人間にもかなりの効果が期待できますよね・・・。