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罪もない動物を撃ち殺して喜んでいるハンター(語弊があるかもしれませんが、世間一般の見解として)を得体が知れず恐ろしいと思っている人がいるかもしれませんが、猟銃は警察の許可が無いと持てません。
警察は猟銃の所持にあたり、ハンターの身元を調べます。
ハンターは決して反社会的な恐ろしい人々ではありません。
ハンターの中には法律を守らずに路上発砲をする方がいるかもしれませんが・・・(公道上の発砲は違法です。北海道では林道で流しの鹿猟をして車内から発砲する輩がまれにいるようです。)。
ハンターによる誤射は熊鈴やホイッスルで音を出して、蛍光色の服(または自然界では存在しない色合いの服)を着て目立つようにすれば誤射される事はほぼ無いでしょう。
基本的に狩猟犬は訓練されており、人を襲いません。
仮に狩猟犬から吠えられても逃げてはいけません。
動物の本能で背を向けて逃げるものを追う習性があります。
猟銃や狩猟犬が怖いからと茂みや立木に隠れると物音や茂みの動きに反応したハンターに誤射されてしまう恐れがあります。
鹿・猪・熊の狩猟は複数人で行う事が多く(巻き狩り猟)、四方から狩猟対象を追い込んで先にいる無線連絡を受けたハンターが仕留めます。
熊の場合は寝床(南斜面の木の抜けた穴等。今年は埼玉県の若御子山で穴を覗いたら熊がいて、一緒に崖から転落した男性がいました)の周辺で熊の行動を予想して仕留める方法もあるようです。
鹿・猪・熊は狩猟対象の動きが素早いので逃すまいと茂みの動きとガサガサという音に反応するハンターが多く、誤射が発生します。
狩猟対象を確認してからでは間に合わないとの判断をする方が多いのでしょう。
また、狩猟中のハンターは集中して視界が通常より狭くなります。
ハンターが狙いをつけているところに別のハンターが猟銃の射線を横切っての誤射もあります。
猟期中(通常は11月15日〜2月15日。地域によって違うので要確認)は熊鈴を装備して、狩猟犬を見たり銃声聞いたらホイッスルを鳴らしてハンターの注意をこちらに向けましょう。
ホイッスルはホームセンターやワークマンで200円〜300円ほどで売っています。
自分は人が多くない場所では熊鈴を装備して、先が見通せない曲がり角ではホイッスルを吹きます。
埼玉県の釜伏山(寄居町の風布)で巻き狩り猟をしているのを見た事があります。
近くに風布にじます釣り堀センターや寄居町日本の里があり、釜伏山や湧き水の日本水(やまとみず)に行く登山道があるのに日曜日に猟をしていて驚きました。
寄居町の風布に猪はいても熊はいないだろう・・・と思ったら寄居町の風布でも熊の目撃例があるとの事(寄居町ホームページより)。
寄居町でハイキング登山をする方は猟期以外でも熊鈴とホイッスルをお忘れなく。
農林水産:省野生鳥獣による被害防止マニュアル等
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/manual.html
トーヨーセフティ:ホイッスル
http://toyo-safety.co.jp/seihin/safetygoods_21_25.html
saitama-nの日記:ハンターにご注意(熊鈴を持とう)
http://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-107318
saitama-nの日記:ハンターにご注意(一年中鹿猟をしている地域があります)
http://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-131282
ヤマレコの日記にふさわしい良質な情報である。感謝する。
これはヤマノートに投稿しても良い記事だと思いますよ。
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