松竹梅の法則（山に関係ないです）

父が亡くなった翌日に葬儀社の方と葬儀の詳細を打ち合わせました。
母は自分に意見を求めるものの、全て却下でした。
「他人の意見を受け入れないのなら聞くなよ」と思いました（聞かれても後半は「好きにしなよ」でした）。

母としては下記の日記の内容と同じだったのかもしれません。
saitama-nの日記：どなたから大丈夫との心強い意見を聞きたい（または、自分の悩みを共感して欲しい）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-251232

母の決めあぐねている事に「自分もこれがいいと思う」と同意して、「やっぱりこれで大丈夫」との安心感を醸成するのが正解だったのでしょうね。
そんな事には気が付かない残念な子なのが日記を書いて分かりました。
聞かれると素直に自分の意見を言ってしまうのよね・・・。

それはさておき、家族葬なので見栄は張りません。
お花は一対で喪主の札のみ。
それでも、基本プランの最小構成よりもひとつ上のプランを母が選びました（もっと上、さらにもっと上も数多くありました）。

世の中には「松竹梅の法則」というものがあるそうで、「梅では何だから竹でお願いします」な方が多いそうです。
まんまと葬儀社の戦略に乗せられた気がしなくもないです。
ゴルディロックスの原理 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴルディロックスの原理

式場に入る前までは、お花は一対のみだと寂しいから棺の周りにお花を敷き詰めるプランが良かったかなあと少し後悔していました。
が、皆で棺を囲んで父の顔を眺めてわいわいできたので、これはこれで良し。
こじんまりとした家族葬向けの式場で飾り付けが少ないと寂しくて広すぎる・・・、かといって狭すぎる・・・でもなかったし。

父は派手な男ではなかったのでこれくらいが丁度よいと思いました。
気取らない父の等身大な葬儀だったと思います。
お寺の住職さんのよく通る読経が身に沁みました（今まで意識した事がなかった）。
送り出す当事者になると受け取りが変わるのね。

葬儀費用一式は香典返しを含めて120万円ちょっとになるそうです（お寺さんのお布施は含まないで）。
母にとって納得のいく満足な葬儀が出来たようで良かったです。
ありがとう葬儀社さん。

※追記：葬儀費用一式は本日の午後に到着した請求書を確認したら120万円ちょっとでなくて、102万円ちょっとでした。

saitama-nの日記：誰もが避けては通れないお葬式のお金の話（山に関係ないです）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-226222
saitama-nの日記：ドキュメントお葬式（山に関係ないです）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-283315